求められるのは「論理的思考」と「説明する力」~5年算数学びの基礎チャレンジ過去問練習

 5校時、5年生が算数の学習で「学びの基礎チャレンジ」の過去問に挑戦していました。「学びの基礎チャレンジ」とは、小学4~6年生対象に、国語と算数の2教科における1年間の学習習熟度を確認するための滋賀県独自のテストです。「学びの基礎」ですから内容自体は、基礎的な問題なのですが…。

 今、子どもたちに求められている学力は、単に「正解を出す力」だけではありません。算数の場合なら、問題の意味を読み解き、「筋道を立てながら考え(論理的思考)」、それを言葉や式で「説明する力」が求められます。つまりは、探究力や分析力、問題解決力が求められるわけです。最近よく、自分で「式と答え」を書く問題ではなく、「Aさんが解答した式と答え」を見て、「Aさんの考えを説明しなさい。」という問題が出されています。

 今年度の「学びの基礎チャレンジ」、4,6年生は実は今日が本番でした。そして明日、5年生が挑戦することになっています。この「学びの基礎チャレンジ」をすることによって、自分の「課題」を明確にさせて、この3学期にしっかりと「復習」し、自信を持って6年生に進級してほしいと思います。