やっぱり小学校が基本です! ~滋賀県公立高校入試から~

 昨日は、県立高校の一般入試でした。竜中生は、十分力を発揮できたでしょうか。志望校合格を心より祈っております。

 さて、毎年恒例(?)になってきた感がありますが、「今回の高校入試、国語の漢字の問題を小学生が解けるか?」の検証です。

 今回の問題は「書き問題」が5問、「読み問題」が5問の計10問でした。では順に見ていきます。

1.

①木造ケンチク → 建築(建→小4 築→小5)

②トドく → 届く(届→小6)

③ショクム → 職務(職→小5 務→小5)

④イトナム → 営む(小5)

⑤メイロ → 迷路(迷→小5 路→小3)

 

2.

①賃貸 → チンタイ(賃→小6 貸→小5)

②賄う → マカナ(う)(賄→中学)

③旺盛 → オウセイ(旺→中学 盛→小6)

④麓 → フモト(麓→中学)

⑤熟れた → ウ(れた)(熟→小6) 

 結果はご覧の通りです。全15字の漢字のうち、小学校で習う漢字は全部で12字もありました。逆に中学で習う漢字は「賄う」「麓」「旺」のたった3字だけでした。やっぱり小学校で習う漢字を熟語も含めて「きちんと習得できている」ことがどれだけ大事なのかが分かります。

 ちなみに本校の6年生の「小学校全漢字習得率」は9割を超えています。「朝の脳トレ」の積み上げの成果であり、これも自慢できる「竜西プライド」です。