校長ブログ
気合いと集中力とリズム、そして絆 ~4年生 大縄記録会~
今日の昼休み、4年生の「大縄記録会」がありました。本当なら、2月15日の日に全校で「大縄大会」をする予定でしたが、インフルエンザの感染拡大の状況がひどかったため、大会を取りやめ、各学年のコンディションのいい日に「記録」を測定する「学年別の大縄記録会」に変更になりました。
最近は、私の出張等の用事が多く、なかなか各学年の「大縄記録会」を見ることが難しかったのですが、今日は4年生の記録会にしっかり参加することができました。3分間で合計何回(のべ何人)跳べるか勝負です!
私の役目は、子どもたちに「気合い」を注入することです。松岡修造さんにも、アニマル浜口さんにも負けない勢いと大きな声で、4年生の子どもたちを鼓舞します。
「ええか~!大事なんは気合いと集中力や~!気合い入れて行け~!」、
「リズムが大事やで!テンポ!テンポ!…ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!…そうや!そうや!その調子!」
「引っかかってもドンマイドンマイ!すぐ立て直せ~!」
4年生の子どもたちのキャラはよくよく分かってますから、私がこうやって真剣に気合いを入れると、子どもたちもしっかりと返してくれると期待していました。子どもたちは、練習の時よりもはるかに強い気持ちと高い集中力で跳び続けます。元気のいい声を出し続けます。ここ一番のパワフルさと仲間同士の支え合いが4年生の持ち味です。
練習中どうしても183回から記録が伸びなかった4年1組は、今日227回跳びました。自己最高記録が131回だった4年2組が、今日は151回跳べました。やはり「本番」の空気の中での「本気」は、予想以上の力を発揮します。両クラスとも、最高の結果が残せたいい記録会になりました。「本気でやれば、まだまだできる自分たち!」を実感してくれたと思います。
でも私は正直やはり「全校大縄大会」がやりたかったです。それは、自分たちより上の学年の「挑戦」の姿が臨場感をもって見られるからです。6年生は「大縄記録会」で、578回(6-2)や431回(6-1)の大記録を打ち立てています。他の学年を圧倒する記録です。こんな大記録を打ち出せる6年生が、どんな「気合い」で、どんな「集中力」や「テンポ」で、そしてどんな「仲間との絆の力」で3分間を戦ったのか…その一挙手一投足を、下学年に見てほしかったと思います。(私も見たかったです…実は見られてないのです…)
下学年に対して、「頂点(いただき)」を示して、「あこがれ」を抱いてもらう…それが最高学年の役割であり、その姿こそ本校が誇る「竜西プライド」だと思っています。「全校大縄大会」もそのための大切な機会だったと強く思っています。