校長ブログ

間違いなく滋賀県1位です! ~大縄にかける2年生の挑戦!~

 3学期に入ってから取り組んだ「滋賀県チャレンジランキング」。個人の「ハイスピード縄跳び」と、学級で挑戦する「大縄8の字跳び」に全校で取り組みましたが、その結果が県から届きました。

 実は、竜王西小学校は、どの種目でも、結構いい成績を収めています。その詳細については、また後日紹介しますが、実は「大縄8の字跳び」で、2年2組が「185回/3分間」の記録で、見事、県準優勝を勝ち取ったのですが…。優勝したのは彦根の鳥居本小2年生で、その記録は「207回/3分間」。その記録を聞いて、2年生の「悔しさ」に火が付きました。「207回やったら、ぼくらももっと練習したら超えられるんちゃうん?」とみんなで再び練習することに決めました。

 2年2組は毎日練習に取り組み、日に日に記録を伸ばしていきました。数日前には、ついに「200回」越えを果たし、昨日までのベスト記録は「214回」。担任の伊藤先生に「校長先生、15日の4校時に最後の記録会をするので、子どもたちの頑張りを見届けに来てください!」と頼まれ、今日しっかりと子どもたちの挑戦を見届けました。

 最初に、僭越ながら私の方で音頭を取らせてもらって、「やれば~~、できるっ!!」と気合を入れた後、正式に記録を取りました。得意な子たちはより速く、そして苦手な子たちには仲間がしっかりサポートしながら、「一人残らず全員」が連続で跳んでいきます。

 2分半過ぎに「200回」をクリアし、ラストスパートをかけて、最終的に記録は「240回/3分間」という自己ベスト記録達成!鳥居本小の記録を大きく上回りました。子どもたちは、大喜びです。跳び上がって喜び合います。

 2年生ながらに「本気」でがんばる姿は本当にかっこよかったです。2年2組は、「県優勝記録」に挑戦することを通して、1年間の学級づくり、仲間づくりのまとめにしました。

 「悔しさ」をエネルギーにかえて自分たちの目標を持つこと。挑戦する心を大切に、みんなで粘り強くやり抜くこと。みんなで支え合いながら、一つの目標を追いかけることの大切さと、そこから得られる達成感と満足感。…実に多くのことを学びました。

 そしてこの「学び」と実感した「楽しさ」を原動力に、3年生でさらに力をつけていきます。2年2組のみんな、新記録達成おめでとう!

 

卒業式まであと2日 ~手前味噌ですが、ほんとに素晴らしい子どもたちです~

 今日の3校時、3年生から6年生が一堂に会し、卒業式の全体練習を行いました。3年生と4年生は、卒業式に初めて参加することになります。卒業式の雰囲気もよく分かっていないはずですが、目の前に「凛としている6年生の姿」があるので、自然と背筋が伸び、いい意味の緊張感を保っています。5年生の目線の先にも6年生の姿があります。真っ直ぐに6年生の一挙手一投足を見つめます。そしてその姿に、来年度の自分たちの目標の姿を見据えます。

 式の流れを確認しながら、今日は歌を中心に練習しました。「国歌」「校歌」そして「ビリーブ」の3曲。「国歌」は厳かに、「校歌」は明るく元気よく、そして「ビリーブ」は、「ありがとう。さようなら。いつまでも忘れない…。」いろんな思いを込めて、心を一つにして歌声を響き合わせます。

 手前味噌になり恐縮ですが、本校の子どもたちの歌声は素晴らしいです。心に染み入ってきます。ずっと聴いていたくなります。

 6年生の退場は、5年生の合奏「威風堂々」で見送ります。6年生の本気に5年生も負けていません。一発でビシッと演奏を決めてくれました。「これからは私たちが最高学年。学校のリーダーなんです。」という5年生の気概というかプライドを感じました。

 式全体を通じて、本校の子どもたちの集中力や姿勢のよさは素晴らしいです。多分どこの学校にも負けません。

 最高学年である6年生が範を示し、「かっこいい6年生」でいること。そして、下級生がその姿に「あこがれ」を抱き、6年生に習って頑張っていくことで、学校全体が高まっていく…今の竜王西小学校はそんな学校です。こうして学校文化(校風)「竜西プライド」が受け継がれていきます。

 こんな子どもたちが「本気」で創り上げる卒業式…想像している以上に感動的な卒業式になると確信しています。卒業式まであと2日。いよいよ6年生とのお別れが近づいてきました。

 

「でっかい賞」たくさんとりました! ~読書感想文&図工関係表彰式~

 今日は読書感想文コンクールと図工作品のコンクールの表彰を行いました。しかしながら、よくもまあ、次から次へと、こんなに「でっかい賞」を受賞するなんて、ほんとにすごいぞ「竜西っこ」!

 では、紹介しましょう。

 まずは、ひと際大きな賞状を掲げているのは、青少年読書感想文コンクールで、見事「県優良賞」に輝いたのは、5年生の村惠結人さんです。毎日新聞社から、高級感溢れる「賞メダル」を副賞に授与されました。村惠さんの作品は優秀読書感想文集「がもうの」に掲載されます。

 続いては、県教育美術展 平面の部で「入選」を勝ち取ったのは、1年生 辻本 朔さん、3年生 橋口芽生さん、4年生 横田 彪悟さんの3人です。この「県入選」は市町や郡ごとに選ばれるのではなく、県の一斉審査で、大量の作品から選ばれるものなので、実はなかなか取れない賞なのです。本校でも毎年1~2人しか選ばれません。「入選」といえども、なかなかもらえない「すごい賞」です。

 続いて、京都新聞主催の「お話を絵にするコンクール」で見事「佳作」に選ばれたのは、1年生 髙田 凛さん、西岡篤希さん、3年生 河村椛々羽さん、小倉芽衣さんの4名です。このコンクールは先日「滋賀県町村会長賞」という特別賞に輝いた1年生 川嶋紗綾さんを紹介しましたが、「佳作」の賞状がようやく届いたので今日表彰することができました。

 最後は、3年ぶりに開催された「滋賀県子どもの版画コンクール」表彰です。このコンクールでなんと最上位の「特選」を受賞した竜西っこが2人もいました。1年生 西岡篤希さんと6年生 古株すぴ夏さんです。これは文句なしのすごすぎる賞です!1年生 西岡篤希さんは今回W受賞です。そして、「佳作」に輝いた人も4人います。2年生 圖司美愛結さん、林 愛琉さん、4年生 谷口 愛翔さん、6年生 橋口悠芽さんです。

 残念ながら、林 愛琉さんと小倉芽衣さんは欠席でしたが、図工関係だけでこんなにたくさん「でっかい賞」を受賞できて、本当に喜ばしいことです。受賞した13人の皆さん、本当におめでとうございました。

卒業式まであと3日 ~卒業生と在校生の想いがひとつになりますように~

 今日も2校時は6年生の卒練でした。仙波先生の指導を受けながら、歌の仕上げに入っています。6年生だけには、最後は思い切り気持ちよく歌わせてあげたくて、体育の授業並みの間隔をあけて、マスクなしで歌えるように会場設定を工夫しました。やはり表情が見えると、歌っている6年生の気持ちまでがしっかりと心に届きます。6年間のまとめにふさわしい心に染み入るような歌声に仕上がってきました。

 歌声だけでなく、立ち姿や移動する時の動きもすべて「6年間の成長」を見てもらう見せ場です。そのすべてが卒業式です。

 3校時は、在校生練習でした。昨日、なんとなく「中途半端感」が見えた4年生が、今日はやっぱり見せてくれました。最初から「気合い」が違いました。呼びかけの声も、ビリーブの歌声も、「やっぱり4年生は、こうでなくっちゃ!」と思わせてくれる仕上がりでした。

 5年生の立ち姿も立派なものです。ドンと構えて、堂々と立って呼びかけをしたり、歌ったりしている姿に早くも頼もしさを感じています。

 3年生の明るく元気な声は、卒業式に温かさを創り出してくれます。ただ4,5年生が、姿勢よくびしっと動かないままなので、3年生の「足をぶらぶら」、「周りをキョロキョロ」がどうしても目立ってしまいます。3年生にはなかなか「酷な1時間」かもしれませんが、卒業生のために、なんとか頑張ってほしいところです。

  明日はいよいよ、全校練習。卒業生と在校生が対面して練習をします。卒業式ムードが一段と高まります。

卒業式まであと4日 ~卒業生と在校生の想いがひとつになりますように~

 いよいよ今週の金曜日に卒業式を迎えます。この時期になってもまだインフルエンザの流行が収まってないのが何よりも心配ですが、どうか48名揃って卒業式が迎えられることを願うばかりです。

 朝から、体育館では6年生が卒業式の練習に励んでいます。呼びかけや歌だけでなく、入退場やお礼の仕方まで、一切手を抜かない6年生の「本気の想い」には、いつもいつも感心させられます。おまけに、どれだけ「集中して緊張しなければならない場面」であっても、「楽しむ気持ち」を持ち合わせているところが、本当にすごい子どもたちだなと感じています。

「卒業式は、入場から退場までのすべてが君たちの見せ場です。」と激励の言葉をかけて、6年生の練習を見守っていました。

 3,4校時は、5年生が式場設営をやってくれました。重いシートを何枚も敷き、大量のパイプ椅子を並べ、卒業式の会場を作っていきます。「これからは自分たちがリーダーで、何事も率先して動かなければならない。」ということを日に日に実感してきている5年生。これから卒業式、そして入学式等の仕事や役割を経験するたびに、その動きも少しずつ本当のリーダーに近づいていくと思っています。これからの5年生の成長が本当に楽しみです。

 午後は、初めての在校生練習をしました。在校生の呼びかけと歌の練習です。はじめに驚かせてくれたのは、5年生の呼びかけの大きな堂々とした声です。6年生を送る会の練習の時から、「中途半端で終わらない!」と強く決心し、日に日に「本気度」を高めてきた5年生。在校生最年長として、範を示す立派な呼びかけです。

 次に驚かせてくれたのが、3年生の歌声でした。呼びかけではほとんど出番のない3年生ですが、その分歌にかける思いと、その練習量は半端ないです。歌声が単に「大きい」ということではなく、歌声が「明るい」のが、3年生の素晴らしいところです。ここにきて、ふわふわと浮ついている感じがなく、しっかりと落ち着いて、集中して取り組めるようになってきたなと実感しています。3年生の大きな成長がとても嬉しいです。

 反対に、「今日はどうしたの?」と少し不安にさせたのが4年生でした。呼びかけも歌もどこか「中途半端」で、あのパワフルで「爆発力」のある4年生はどこに行ったの?…という感じでした。もちろん個人的には「ピカイチ」の声を出す子もたくさんいますが…全体で声を出す時のバラバラ感というか、思い切りの悪さというか…あまり「らしくないな」って感じでした。おそらく5年生や3年生に比べて、今日までの練習量が少なかったのかもしれません。

 しかし、ここでしょげている場合ではありません。早速4年生は、居残り練習に励んでいました。4年生の実力はこんなもんではないことはよく分かっています。明日の練習では、びしっといいところを見せてほしいと願っています。

明日が楽しみです。