校長ブログ
跳びまくる昼休み! ~PTA作製のジャンピングボードが大活躍~
3学期の体力づくりといえば、縄跳びです。各学年のホールでは、PTA保体部が作製してくださったジャンピングボードが大活躍です。このボードを使えば、とても調子よく、高くジャンプできるので、二重跳びや三重跳びの練習にはもってこいです。
下学年では、やはり二重跳びの練習が中心で、みんなでルールを守って、順番に仲良く練習しています。友だち同士技を見せ合ったり、どちらが長く跳べるか二人で競争したり、工夫しながら縄跳びを楽しんでいます。低学年のホールへ行くと、必ず子どもたちが「校長先生、見て見て!二重跳びできるようになってん!」と声をかけてくれます。私はその子どもたちの得意そうな顔が大好きです。
高学年になると跳ぶ高さも半端ないです。これだけ跳べれば三重跳びも楽勝です!
6年生は、ちょっと他の学年と違いました。集団8の字跳びを楽しんでいます。男女分け隔てなく楽しめるのが6年生の良いところの一つ、みんなで声をかけあいながら協力して「一定時間に跳んだ人数」を増やしていきます。どうやら、何年か前の6年生が600回以上の大記録を打ち立てたことを覚えていて、「その記録を抜きたい!」と練習を始めているようです。小学校最後の学期、思う存分「仲間との時間」を楽しむと同時に、自分たちの「プライド」をかけて「頂点」をめざしているところがまた6年生のいいところです。
昨年同様、1月下旬から縄跳びの記録会である「ハイスピード縄跳び大会」や「学級対抗大縄大会」も開催されます。自分自身、そして各学級の目標をしっかりもって楽しみながら頑張ってほしいと思います。
輝く竜西っ子!~蒲生郡小学校書写優秀作品巡回展覧会~
毎年秋に、蒲生郡内小学校の書写作品を集めた審査会があり、その審査会で優秀作品として選ばれた作品が仮巻(雲母紙)に貼られて、郡内の小学校で順に展示される「蒲生郡書写優秀作品巡回展」が今本校にきています。1月23日(月)まで、玄関入って左の陳列ケース前に展示しています。
今年度の竜西っ子の頑張りは素晴らしく最上位賞である「最優秀」に選ばれた5年生小林七菜さんをはじめ9名の竜西っ子の作品が選ばれています。選ばれた全作品数48作品のうち、9つの作品が選ばれているのは、郡内小学校で最多受賞校ということになります。力作ぞろいですので是非ご覧になっていただきたいと思います。
心と体を整えて、そして目標に向かって!
気持ちよく3学期をスタートさせるには、まずは心と体の状態を整えなければなりません。
2年生教室を覗いてみると、子どもたちが「りゅうたろうちゃんチェック」に取り組んでいます。(写真左)
これは、「食事」「睡眠」「運動」「心」「体」の5つの領域で、質問に答え、今の自分の「心と体」の状態をチェックするためのものです。例えば、「食事」のところでは、「朝ごはんを食べますか?」「好き嫌いはありますか?」「お菓子をよく食べますか?」という質問が用意されています。また「心」の領域では、「いらいらすることがありますか?」「自分のことは好きですか?」「毎日楽しいですか?」と言う具合に…。それぞれの質問に対する回答を点数化し、「今、自分が『整ってない』ところ」を確認します。もちろん担任の先生もしっかりと結果を看取って、子どもたち一人ひとりに対するサポートを考えます。毎日元気に学校に通えるように、まずは「心と体」を整えることから3学期を始めましょう。
3学期は、年の初めの「スタート」であり、学年のまとめをする「ゴール」でもあります。自信を持って次の学年(学校)を迎えられるように、しっかりと「目標」をもって努力できる3学期にしてほしいと思います。4年生教室を見に行くと、子どもたちが「3学期のめあて」を考えていました。(写真右)「学習のめあて」「運動のめあて」「生活のめあて」の3つをじっくり考えてプリントに書き込みました。Yさんのプリントには、「自分から自主学をする。先生の話をしっかりと聞いて学習に取り組む。」と書かれています。実に具体的と言うか、「2学期までの自分」をきちんと振り返って、課題意識をもって書いているなと思いました。「一年の計は元旦(元日)にあり」と昔から言いますが、年の初めに立てた目標を大切に、日々小さな努力を積み上げていける子どもたちであってほしいと願います。
こんなところにも大きな成長 ~1年生 学校だよりを読んでます~
3学期の始業式(校内放送)が終わって、それぞれの学級で学級活動(学活)が始まりました。
1年生を覗いてみると、担任の先生が「学校だより1月号」を使って子どもたちに話しています。
「マラソン大会、みんな頑張ったね…。でも負けて悔しかった人もいたね。でもそれでいいんだね。その悔しさが次のエネルギーになるって…校長先生もそう言ってやるで。」
「竜西小が『文部科学大臣賞』ってすごい賞もらったんやで。みんな『校庭自然遊び』をしたね。地域のたくさんの人に手伝ってもらって、すごく楽しかったね。竜西小は地域の人たちと協力して、みんなのためのとても楽しい学習を創り上げてるところが『ずごい!』って賞をもらったんだよ。」
担任の吉村先生が丁寧に分かるように子どもたちに話してくれます。ふり仮名もふっていない難しい「学校だより」だけど、子どもたちは一生懸命見ながら、そしてうなずきながら先生の話を聞いています。こんなところにも1年生の大きな成長を感じています。
明けましておめでとうございます ~3学期のスタートです~
新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
「ぽえむ」の読み聞かせや学校運営協議会(コミスク)でお世話になっている大橋裕子さんが、校舎玄関にお正月用に立派なお花を生けてくださいました。「お正月らしい、すがすがしい雰囲気を子どもたちに感じて欲しい…。」そんなことを話しながら生けてくださいました。一瞬で学校の玄関が華やかになり、それでいて、どこか凛としたすがすがしさを感じる空間になりました。まさに、「さあ、新しい一年が始まるぞ。」という雰囲気を醸し出しています。大橋さんの生け花はいつ見ても惚れ惚れしてしまいます。
入学式や卒業式、そしてお正月など…節目になる大切な日には、必ず大橋さんが学校に来て、お花を生けてくださっています。「いつもいつも申し訳ないな…」と恐縮しながらも、やはり生けて飾っていただくのが楽しみで…ずっと甘えっぱなしになっています…。大橋さん、本当にいつもいつもありがとうございます。
朝、7時45分。久しぶりの子どもたちの登校です。一番に来るのは、鏡や松陽台。朝早く出発して、3kmほどの長い距離を歩いてきます。「毎日、長い距離をお疲れ様…」といつも心から労いたくなります。写真は、いつもきちんと2列で登校してくる七里です。(鵜川もいつもきちんと並んでいます)「2列できちんと歩くことを、班長さん中心に代々受け継いでいてくれるんだな…」いつも心で感心しています。それから班長さんはじめ、全員が元気な声であいさつができる須惠…いつもその笑顔に元気をもらっています。
それぞれの登校班には、いろいろと特徴があって、その中には班長さんたちの苦労とか、1年生の成長とか、上級生の優しさとか…いろんな人間模様が見えてきます。1年間でいろんな子どもたちの成長や苦労、悩みなんかも見えてきます。
今日からまた、子どもたちを校門で迎えます。3学期は登校日が52日です。6年生には48日しかありません。学級閉鎖や学年閉鎖がなく、最後まで子どもたちを迎えられますように…さあ、3学期の始まりです。
楽しい冬休みを!そしてよいお年を ~2学期終業~
今日で無事に2学期を終業することができました。相変わらずのコロナ禍ではありましたが、予定していた学校行事や校外学習等がほぼ予定通り実施できたことが何よりだったと思っています。保護者の皆様には、あらゆる面でご理解とご協力を賜り、本当にありがとうございます。改めて深く感謝申しあげます。
さて、終業式の方は今学期も校内放送方式になりました。私(校長)の話と、今学期でお別れ(転校)しなければならないお友達の挨拶をビデオ放送し、その後は各学級で2学期の振り返りをしたり、冬休みの生活について確認したりしました。
私は1年生教室を覗きに行きました。「2学期を振り返って、一番うれしかったことや頑張ったこと」を一人ひとりが発表していました。初めてのりゅうせいピックやりゅうせいフェアで頑張ったことや、校外学習が楽しかったこと、マラソン大会で負けて悔しかったけどタイムが早くなって嬉しかったこと等を発表してくれました。中には、「ななみ先生(教育実習生)と勉強したのが楽しかった。」と言ってくれる子もいて、教育実習生の権並さんが聞いたら泣いて喜ぶだろうな…思ってしまいました。
11時45分、最後の集団下校。外に出る前に2年生のMさんがやってきて、「校長先生、2学期もお世話になりありがとうございました。3学期もよろしくお願いします。」ときちんとした言葉であいさつしてくれたのには驚きました。きっとおうちで、「こういうふうにちゃんと挨拶するんやで。」と教えられてきたんだろうなと思いながらとても嬉しい気分になりました。外に出ると今度は同じく2年生のZさんが、「校長先生、これ…」と恥ずかしそうに手紙をもってきてくれました。「いつも寒いのに、ずっとみんなの班が来るまで待っていてくれてありがとうございます。…もうすぐ冬休みだから、校長先生と会えないからさみしいです。…」…なんという校長泣かせのフレーズ…。本当に子どもたちに元気をもらっている毎日です。
今日はたくさんの子どもたちが、「さようなら」に「よいお年を」のひと言を添えて帰っていきました。例年よりちょっとだけ長い冬休み、楽しく元気にすごしてほしいです。皆さん、よいお年を。
最後に、今日の終業式の私(校長)の話を載せて、今年の「校長ブログ」を閉じたいと思います。今年一年本当にありがとうございました。
<終業式 校長の話>
全校の皆さん、おはようございます。
一年の中で一番長い2学期が終わろうとしています。この2学期、皆さんにとってはどんな学期になりましたか。強く心に残ったことはありましたか。自分の成長を感じることはたくさんありましたか。
校長先生は、この2学期、まだまだコロナの状況が厳しい中、すべての学校行事や学年の行事がほぼ予定通りに実施できたことが何よりも一番良かったと思っています。りゅうせいピックや修学旅行、各学年の校外学習や、マラソン大会、あと4年生の鏡山ウォークラリーも無事にすることができましたね。
さて、この2学期を振り返って、思い出して、自分にとっての一番の思い出を、1枚だけ写真に撮るとしたら、皆さんは、どんな時のどんな場面を「想い出の1枚」に残しますか?
校長先生も考えました。りゅうせいピックやりゅうせいフェアでのみんなが頑張った場面とか、6年生の修学旅行で朝5時47分に太平洋の水平線を登ってくる朝日(日の出)の美しさに感動した場面とか…いっぱいありすぎて、なかなか1枚に決められませんが、校長先生は最終的にこの1枚を選びました。
それは、これです。
みなさんは「えっ?それ?」と思っているかもしれませんが、校長先生にとっては竜西小の自慢の1枚です。ほとんどの靴がこのように、「下駄箱の端」と「靴の後ろ(かかと)」がピタッと揃うように入れられています。本当にきれいな素敵な風景だと思っています。
この2学期もたくさんの「お客さん」が学校にいらっしゃいましたが、ほとんどの人が、「下駄箱の靴がきれいに揃ってますね。子どもたちが落ち着いている証拠ですね。」とおっしゃいます。
どうしてこんなにきれいに揃っているのでしょうか?
それは、一人ひとりが、「心を整える力」を身につけているからだと思います。
「心を整える力」…もう少し分かりやすく言うと、「いったん心をとめて、気持ちを落ち着かせる力」と言ってもいいでしょうか。毎朝、一旦気持ちを落ち着けて、下駄箱の端に靴の後ろを揃える…ちょっとしたことかもしれませんが、これが毎日、どんな時も、きちんとできることが意外とすごいことで、そして大切なことだと思っています。
「朝の脳トレが始まった…よし、集中しなきゃ…」とか、「チャイムが鳴った…もう少し遊びたいけど、やっぱり早くそうじにいかなきゃ…」とか、「めっちゃ腹立つし、たたきたいけど、あかん、それはやったらあかん…」とか、心が整えられる人は、きちんと「切り替える」ことができたり、「自分の感情をコントロールする」ことができたりします。
「靴がいつもきちんと揃えられる」ということは、「心を整える」ための第一歩だと考えています。
残念ながら、今はまだすべての学年学級の靴が写真のようにきれいに揃っているわけではありません。
まずはここからです。全校のみんな靴が毎日きれいに揃う時、それは大きな「竜西プライド」の一つとなり、この学校が目標としている「そうじがきちんとできるかっこいい学校」「みんなが楽しい竜王西小学校」に一歩ずつ近づける気がしています。
今年一年を締めくくるために、この2学期をしっかり振り返って、一生の思い出になるような楽しかった場面や、自分が成長できた、精いっぱい頑張れたと思える場面を思い起こしてください。自分の「2学期一番の写真」…みんなはどんな写真を選びますか?どんな場面を選びますか?この後学級で話し合ってみてくださいね。
これで校長先生の話を終わります。最後までしっかり聞いてくれて、ありがとうございました。
学期の締めの表彰② ~校内ノート名人表彰~
「読書チャンピオン」とともに恒例になっているのは、「ノート名人賞」の表彰です。丁寧で分かりやすいノートづくりに努めたり、積極的に自主学習に取り組んだりした人たちに贈られます。特に高学年では、独自の工夫を加えながら、これから先中学高校でも通用するノートづくりに努めた人たちが表彰されます。では、各学級の「ノート名人」の発表です。
1年1組 木村 理桜さん
2年1組 髙島 來輝さん
2年2組 國岡 大翔さん
3年1組 勝見 蒼介さん
3年2組 橋口 芽生さん
4年1組 鵜川 永義さん
4年2組 谷口 愛翔さん
5年1組 若井 聖奈さん
5年2組 田中 柚衣さん
6年1組 林 莉子さん
6年2組 北川 柚葉さん
以上、11名の子どもたちでした。2学期最後のいいご褒美になりましたね。受賞した子どもたちの日々の努力に拍手です!おめでとうございました。
学期の締めの表彰① ~校内読書チャンピオン表彰~
毎学期末の恒例表彰となっている「読書チャンピオンの表彰式を行いました。各学級で一番多く図書室の本を読んだ人に贈られます。図書室の本を借りて読むのだけが読書ではないですし、読んだ本の冊数だけがすべてではありませんが、一つの「読書推進」の目標(基準)として、「読書チャンピオン」を設定し、子どもたちの頑張りを後押ししています。
それでは、今学期の「読書チャンピオン」を発表します。
1年1組 佐橋慶太朗さん
2年1組 吉川友里巴さん
2年2組 田中 玲花さん
3年1組 伴 奈乃羽さん
3年2組 西澤 花暖さん
4年1組 藤﨑 夕綺さん
4年2組 川崎 優菜さん
5年1組 村惠 結人さん
5年2組 米田 明加さん
6年1組 北村 紗彩さん
6年2組 柴田 千聖さん
以上、11名の皆さんでした。中でも圧倒的に読書量が多かったのは、3年2組の西澤花暖さんで読んだ本の数220冊でした。皆さん、おめでとうございました。3学期の読書チャンピオンも楽しみです!
冬休み2日前の風景 ~4年生の「激熱脳トレ」に感動~
毎朝のごみ拾いから帰ってくる頃、昇降口横2階教室から、本当に元気な気持ちのいい声が響いてきます。今朝は偶然4-1と4-2の音読が掛け合いのように聴こえてきて、その迫力に身震いさえ覚えました。担任の先生の「熱量」と子どもたちの「やる気」が呼応しあい、ボリュームとテンポがどんどんアップしていきます。本当にすごい勢いです。
子どもたちの表情が見たくて、雨合羽を着たまま4年生教室へ…。その時には、さっきとは真逆の静寂の空間になっています。鉛筆の走る音だけが聞こえる緊張感のある静けさ…全集中モードです。
子どもたちは「100割(余りなし)」に取り組んでいます。「100ます計算」は、足し算だろうと引き算だろうと、そしてかけ算・割り算だろうと2分以内にやり切るのが最終目標です。それぞれの子どもたちがその最終目標に向けて、自分の目標を立て、日々の少しずつの進歩を実感しながら、「積小為大」精神で頑張っています。
黒板を見ると「13」という数字が書かれています。担任の先生に聞くと、「これは、2分以内をクリアする人数の学級目標です。」とのこと。なるほどなるほど、自分自身の目標だけでなく、「学級の目標」も掲げることで、子どもたちのモチベーションを高め、さらに集中力をアップさせる取組だなと思いました。「自分のためだけでなく、みんなのためにも頑張る!」と言う気持ちをエネルギーに換えているんだろうな…。
しかし何より、こんな集中力見満ちた教室の風景が、冬休み2日前でも変わりなく見られるなんてなんて…。竜西っこの力は「本物」です。本当に誇らしい「竜西プライド」です。