校長ブログ

卒業式まであと4日 ~卒業生と在校生の想いがひとつになりますように~

 いよいよ今週の金曜日に卒業式を迎えます。この時期になってもまだインフルエンザの流行が収まってないのが何よりも心配ですが、どうか48名揃って卒業式が迎えられることを願うばかりです。

 朝から、体育館では6年生が卒業式の練習に励んでいます。呼びかけや歌だけでなく、入退場やお礼の仕方まで、一切手を抜かない6年生の「本気の想い」には、いつもいつも感心させられます。おまけに、どれだけ「集中して緊張しなければならない場面」であっても、「楽しむ気持ち」を持ち合わせているところが、本当にすごい子どもたちだなと感じています。

「卒業式は、入場から退場までのすべてが君たちの見せ場です。」と激励の言葉をかけて、6年生の練習を見守っていました。

 3,4校時は、5年生が式場設営をやってくれました。重いシートを何枚も敷き、大量のパイプ椅子を並べ、卒業式の会場を作っていきます。「これからは自分たちがリーダーで、何事も率先して動かなければならない。」ということを日に日に実感してきている5年生。これから卒業式、そして入学式等の仕事や役割を経験するたびに、その動きも少しずつ本当のリーダーに近づいていくと思っています。これからの5年生の成長が本当に楽しみです。

 午後は、初めての在校生練習をしました。在校生の呼びかけと歌の練習です。はじめに驚かせてくれたのは、5年生の呼びかけの大きな堂々とした声です。6年生を送る会の練習の時から、「中途半端で終わらない!」と強く決心し、日に日に「本気度」を高めてきた5年生。在校生最年長として、範を示す立派な呼びかけです。

 次に驚かせてくれたのが、3年生の歌声でした。呼びかけではほとんど出番のない3年生ですが、その分歌にかける思いと、その練習量は半端ないです。歌声が単に「大きい」ということではなく、歌声が「明るい」のが、3年生の素晴らしいところです。ここにきて、ふわふわと浮ついている感じがなく、しっかりと落ち着いて、集中して取り組めるようになってきたなと実感しています。3年生の大きな成長がとても嬉しいです。

 反対に、「今日はどうしたの?」と少し不安にさせたのが4年生でした。呼びかけも歌もどこか「中途半端」で、あのパワフルで「爆発力」のある4年生はどこに行ったの?…という感じでした。もちろん個人的には「ピカイチ」の声を出す子もたくさんいますが…全体で声を出す時のバラバラ感というか、思い切りの悪さというか…あまり「らしくないな」って感じでした。おそらく5年生や3年生に比べて、今日までの練習量が少なかったのかもしれません。

 しかし、ここでしょげている場合ではありません。早速4年生は、居残り練習に励んでいました。4年生の実力はこんなもんではないことはよく分かっています。明日の練習では、びしっといいところを見せてほしいと願っています。

明日が楽しみです。