校長ブログ

チャレンジランキング ~ハイスピード縄跳び大会4~6年~

 今日の昼休みは、昨日実施するはずだった4~6年生の「ハイスピード縄跳び大会」が行われました。スポレク委員会の運営のもと、一人ひとりが「1分間に何回跳べるか」にチャレンジしました。

 上学年の子どもたちですから、得意な子たちは1分間に200回以上跳びます。今日の最高記録は232回だったと思われます。今日の子どもたちの記録は、県の方にも送られて、滋賀県内の小学校の中でランキングを競っていくことになります。

 この後は「ハイスピード縄跳び1~3年生」と学級対抗の「大縄大会」へと続いていきます。冬の体力づくりの一環ですが、「目標を掲げて、精いっぱい努力する」「学級で力を合わせて、学級の絆を高める」というところに大きな価値があると考えています。これからの子どもたちの頑張りが楽しみです。

 大会を運営してくれたスポレク委員会の皆さん、ご苦労様でした!

「旅」をテーマにブックトーク

 今日は、町立図書館の西川館長さんが来てくださって、6年生を対象にブックトークをしていただきました。今日のブックトークのテーマは「旅」です。一度は旅をして見て見たい「世界の絶景」についての本や、「トラブル旅行社」「見習い職人フラピッチの旅」などのいかにも楽しそうなお話本。タイムトラベル的に、ある「街」の1万年前から現在に至るまでの歴史がたどれる本、それから変わりどころでは「家を背負って旅する本」などなど、「旅」をテーマにいろんな本を紹介してもらいました。ブックトークは、「読み聞かせ」ではないので、本の中がすべてわかるわけではなく、本のテーマや、ちょっとしたあらすじや、冒頭部分の話なんかを紹介してもらいながら、その本の「魅力」について教えてくださるものです。西川さんのブックトークを聴いていると、「その本、最初から最後まで読みたい!見たい!」という気持ちになります。

 今日は「旅」をテーマにした本の紹介だったのですが、そもそも「本」「読書」自体が「旅」のようなものだと思いました。実際に「旅」に行けなくても、本の世界の中で「旅」をした気分になれますし、「時間旅行」や「主人公になったつもりの物語旅行」…本はいろんな世界に私たちを連れて行ってくれる不思議な力をもったものだと思います。

風の子雪の子元気の子 ~子どもの笑顔と大人の憂鬱~

 いやはや、ほんとに雪がたくさん降りました。昨日はいつもより早めに18時半ごろに帰宅したのですが、一日で自宅の雪の状態がえらいことになっていました。帰ってきても家の敷地内には30cm以上の雪が積もっていて、車が入りませんでした。とにかく雪どけをしないとどうにもこうにもで、結局夜11時くらいまで雪どけに費やし、へとへとになりました。きっとどこのお家でも苦労されたと思います。

 さて、今日は「平常授業」。子どもたちが安全に登校できるように、学校内、学校周辺、そして歩道橋まで、朝早くから先生たちが来てくれて、子どもたちのために雪かきをしてくれました。早い先生は、道路の渋滞を予想し、朝5時に家を出てくれたようです。気温が-8℃くらいだったので、あちこちが凍っていて危ないので、危険箇所には先生たちが立って、注意を促してくれました。

 そんな中、二日ぶりに子どもたちが登校してきました。明らかにいつもより「にこやか」です。今日は、「よし、学校に行くぞ!」という表情ではなく、「学校でたくさんの雪が、ぼくたち(私たち)を待っている!」…そんな興奮した気持ちのように感じました。

 そんな子どもたちの勢いに押されてか、いくつかの学級は1時間の初めに、運動場で雪に戯れる時間をとったようです。

 間違いなく、「雪」は子どもたちの最高の遊び道具です。雪にダイブしたり、雪玉あてをしたり、雪だるまを作ったりし始めます。ただ今回の雪は、超低温のさらさら雪なので、なかなか「かたまらない」ので子どもたちも苦労しているようでした。それでもやっぱり、子どもたちの表情は「会心の笑顔」で友達と一緒に、真っ白な世界の中で戯れ合っているのがとても幸せそうでした。大人にとっては「憂鬱」でしかない雪ですが、子どもたちにとっては無条件に「笑顔」になる自然のプレゼントなんですね。

 一方、時を同じくして竜中生が、中学校に登校しようとする姿が見えました。今日は、道路状況に鑑みて、中学校の始業時刻は1時間遅らせています。何とか、自転車で登校しようと果敢に立ち向かう中学生たちでしたが、さすがにこの雪の中、自転車を安全に乗るのは無理なようでした。自転車通学は断念して、とりあえず自転車は西小で預かることにしました。「大丈夫です!歩いていきます!」というパワフルな男子7人組。無事にたどり着いてくれたでしょうか…。

臨時休業日 ~明日に備えて~

  寒波による大雪や路面の凍結、子どもたちの登下校時の安全確保等、いろんな状況に鑑み、今日は「臨時休校」にすることになりました。保護者の皆様には、急な連絡となり大変ご迷惑をおかけしました。

「10年に一度の大雪」と言われているように、学校にこれだけの雪が積もることはここ数年なかった気がします。

 今日子どもたちは来ませんが、明日の子どもたちの登校を考えて、朝8時から先生たちで雪かきをしてもらいました。駐車場から職員出入口まで、正門から昇降口前、正門までの道も、2列で歩けるように、しっかり雪をどけてもらいました。凍結が心配される歩道橋も、桐畑・宮居・木本の若モントリオがどけてくれました。 

 この「第1期雪かき」をしておくと、明日の朝の「第2期雪かき」がずっと楽になるので、今日の作業はとても重要です。

 明日の朝は、通常通り子どもたちの登校が迎えられますように・・・。先生方、雪かきありがとうございました。

 

鬼かけ隊 入隊試験 ~2年生 九九を「道具」として使えるまで鍛える!~

 2年生の学習は、いよいよ「学年のまとめ」に入っていますが、特に「九九を使いこなせる」ように頑張っています。「鬼かけ隊 入隊試験」と書かれたプリントをもち、「九九の呼吸を習得し、全集中できるようになれ!」というミッション達成のために、「上がり九九」や「バラバラ九九」を鍛え直し、それぞれがマスター(クリア)できたら、いよいよ「最終の修行の場」である「校長室」で「スピード九九テスト」を受けるのであります。

 「スピード九九テスト」は、10個の「バラバラ九九」を20秒以内で答えるというテストです。最初にA,B,Cの問題から一つ選び、「20秒」にセットされたタイマーのもとで、私が示す九九の答えを次々と言っていくのです。20秒で10問ですから、1問2秒で答えていかなければなりません。1問でも「えっと・・・」と詰まってしまうと、ほぼアウトになります。おまけにただでさえ緊張する校長室、容赦なく減っていくタイマーの数字、このプレッシャーに打ち勝ってミッションをクリアしなければなりません。

 今日は「スピード九九テスト」の初日、早速校長室廊下には長蛇の列ができました。「失敗してもいいから、まずはチャレンジすることだ!」という子どもたちの前向きな気持ちが素晴らしかったです。

 今日は13人の合格者が出ました。合格すると、「若い時の校長先生?」のイラストの入った「スペシャル合格証」がもらえます。もちろん「ミッションクリア」とならなかった子どもたちもたくさんいます。でも、どんまいどんまいです。まだまだチャンスの日はあるのですから、何度でもチャレンジしてほしいと願っています。大切なのは人に勝つこと、人より早く合格することではありません。「合格するまで決してあきらめない自分でいる」ことです。3年生になるまでにきちんとやり遂げて、「九九を道具として使える力」をつけてほしいと願っています。2年生の皆さん、応援していますから、毎日こつこつ頑張りましょう!