校長ブログ

2,000人に1人の超でっかい賞受賞! ~第46回滋賀県青少年書展~

 今日も校長室で「でっかい賞」を受賞した竜西っこを表彰することができました。

 今回の賞は「第46回滋賀県青少年書展」という書写のコンクールです。おそらく県内では最も出品作品数が多い展覧会だと思われます。出品数は小中学校合わせて、なんと102,608点。

 そこから、まず「特選(特別賞)」が56点のみ選ばれます。「特選」に選ばれる確率は、なんと0,05%!2,000人に1人の確率という超狭き門です。

 ところが今回、その「特別賞」=「滋賀県書道協会賞」を受賞した竜西っこがいます!

6年生の圖司結月さんです。実は、もうすでに正式な表彰式は終わっているのですが、あまりに「でっかい賞」なので、改めて学校で表彰することにしました。めったなことではもらえない本当にすごい賞です!

 そして、輝く竜西っこは他にもたくさんです。この展覧会で見事「金賞」を勝ち取ったの人が6名もいます。「金賞」の受賞確率は約2%、50人に1人しかもらえません。そんな金賞を受賞したのは、

 1年生 北川結菜さん、3年生 本庄絢太さん、橋口芽生さん、5年生 小倉野々花さん、宮本英治さん、そして6年生 紀伊里咲さんの6名です。

 7名の受賞に大きな拍手です!本当におめでとうございました。

2年生も“熱く”燃えてます! ~全校大縄大会に向けて~

 体育の時間や休み時間になると、いろんなところで大縄の練習をしている学級を見かけます。今日は、2年生の練習を見させてもらっていました。「ハイスピード縄跳び大会」の時にもお伝えしましたが、2年生は縄跳びが得意な子が本当にたくさんいます。大縄の8の字跳びでも、多くの子が「間」をあけずに次々と縄に入って跳んでいきます。「縄の回し手が先生で、跳びやすい態勢を作ってくれる」ということを差し引いても、とにかく2年生の縄跳び・大縄の力はかなりすごいです!

 もちろん、苦手な子もいます。苦手な子がうまく跳べるように、周りのみんながサポートします。写真をよく見てください。「前の子の背中にそっと置いたやさしい手」が分かるでしょうか。背中を軽く押してあげることで、縄に入るタイミングを教えてあげているのです。縄に引っかかった子がいても、「おしい!」「どんまい!」…そんな声も聞こえてきます。

 今まで「自分が…」「自分のために…」ばかりで動いていた子どもたちが、1本の縄を一緒に跳ぶことで、「みんなで…」「みんなのために…」という意識に少しずつ変わっていきます。「みんなが楽しい!」という学校目標の実現のために、この大縄大会はとても大きな意味を持ちます。

 3分間で、のべ何人が跳べるか勝負です。「みんな(学級)」の目標をめざして「みんな」の気持ちを一つにして、「みんな」が喜べたり、満足できたりする大縄大会になるように、私も応援します。

 ちなみに、1年生は学級を二つに分けて、2チームでエントリーします。やっぱり競争相手がいないと気持ちが燃えませんからね。「みんな(学級)」で団結して、「勝つ」ために、「目標達成」のために一生懸命努力して…、たとえ気持ちが折れそうになっても、そんな時こそ、「みんな(学級)」の「絆」で何とか乗り切って…、「勝利(達成)」が手に入ったら、「みんな」でめいっぱい喜んで…、たとえ「敗北(未達成)」に打ちのめされても、人のせいにしないで、ふてくされないで、「みんな」で「負け」を受け入れて、その悔しさを「みんな」で次への「エネルギー」にかえていく…。そんなやさしくてたくましい「竜西っこ」でいてほしいと願います。

全校大縄大会は、2月15日(水)。乞うご期待。

版画作品が続々と完成! ~校内版画展に向けて仕上げに入ってます~

 2月13日(月)からの「校内版画展」に向けて、どの学年も版画の仕上げに入っています。今日は、この前からちょくちょく見に行っている1年生の版画づくりを紹介します。

 1年生が取り組んでいるのは、「スチレン版画」と呼ばれるもので、スチレン板(発泡スチロールより少し硬く、表面が滑らかな板)にへらで絵を描いたり、スタンプ的なものを使って表面を凹ませたり、模様をつけたりして、それを版に写すというものです。

今回は、赤・青・緑・黄色の4色のインクを使って刷り上げました。シンプルに1色で刷ったり、何種類かの色を使ってカラフルに刷ったりしました。

 1年生にとって難しいのは、版と紙がずれないように、端と端を合わせるように、紙をまっすぐに乗せることです。ここは友達と協力し合って、息を合わせて慎重に作業します。

 うまく紙の着地が決まれば、今度は丁寧に紙を版に押し付けて(撫でて)、刷り上げていきます。「どんなふうに刷れているかなあ…。」と、ゆっくり版から紙をはがす時のわくわく感がたまりません。

 インクまみれになりながら、版画作品を仕上げた1年生。とてもきれいで楽しい版画に仕上がりました。

 

竜王西小学校の歴史 ~3年生社会 町の様子とくらしの移り変わり~

 今日の2時間目、3年生の社会科「町の様子とくらしの移り変わり」の学習に、地域学校協働本部の関川先生がゲストティーチャーとして来てくださいました。先日の「七輪体験」でもお世話になったところですから、子どもたちもすっかり「顔なじみ」になり、「関川先生!」って気軽に声をかけさせてもらっています。関川先生は「竜王町の自然と歴史」について、本当に詳しく知っておられ、本当なら「子どもたち」より前に、我々「先生たち」が竜王町のことについて、しっかりと学ばないといけないところです。

 さて、今日の学習のメインは、「竜王西小学校の歴史」でした。この際、このブログをご覧の皆さんも一緒に勉強しましょう。

①もともと竜王町には「鏡山村」と「苗村」のふたつの村があり、

②明治10年(今から146年前)には、竜王町に7つの学校がありました。

③明治19年(137年前)に、鏡山村には「鏡小」「鵜川小」「岡屋小」の3校、苗村には「山之上小」「川守小」「林小」の3校、合計6校に統合されます。その後「林小」が統合され、合計5校となります。

④明治42年(114年前)、「鏡小」「鵜川小」「岡屋小」の3校が統合され「鏡山小学校」に、そして「山之上小」「川守小」の2校が統合され「苗村小学校」になり、町内2校体制の時代が昭和まで続きます。

 次に、大きな転機が訪れます。

⑤昭和30年(68年前)、「鏡山小学校」は「鵜川校舎」を本校、「鏡校舎」「岡屋校舎」を分校とする「竜王西小学校」となります。そして「苗村小学校」は、「山之上校舎」を本校、「川守校舎」を分校とする「竜王東小学校」になります。歴史上初めて「竜王西小学校」という学校が登場しますが、これは現在の「竜王西小学校」とは全く別物です。校区も今と違って、「小口」や「岡屋」「山中」も西小校区になっています。ちなみに、1~4年生は「分校」通い、高学年になると「本校」に通ったそうです。 

 続いての転機は、町内1校体制になる時です。

⑥昭和45年(53年前)…竜王西小学校と竜王東小学校が統合され、「竜王小学校」になります。校舎は5校舎ありましたが、翌年、新校舎が建てられ(現在の竜王小学校)、竜王町の子どもたちは「みんな」竜王小学校に通うことになったのです。そしていよいよ、現在の「竜王西小学校」が生まれる方向に歴史は動きます。

 写真の町並みがどこか分かりますか?昭和60年頃の「美松台」の風景です。この時は、まだ家もまばらですが、その後一気に家が建ち並ぶことになります。当然「子どもたち」の数も増え、「竜王小学校」の全校児童数は1,000人を越える事態になり、新たな「小学校」の必要性が出てきました。そしていよいよ…

⑦昭和63年(今から35年前)、現在の「竜王西小学校」が開校する運びとなったわけです。

 開校当時の「竜王西小学校」の写真です。現在はあるのに当時はまだなかったものがたくさんあります。「コスモス保育園」はもちろん、「旧西幼稚園」もまだ建っていません。それから、よく見ると分かるのですが、現在の「2,6年教室棟」も「ウサギ小屋」も実は、最初はなかったのです。前庭の「ケヤキ」の幹がまだ細く弱弱しいこと…今や本当に「太く大きく」育ちました。35年の歴史の積み重ねを感じます。 

 今日は改めて、「竜王町の小学校」「竜王西小学校」の歴史を振り返ることができてよかったです。関川先生、ありがとうございました。

 

 

 

TVカメラの前でハッスル!ハッスル!~下学年 ハイスピード縄跳び大会~

 今日の昼休みは、1~3年生のチャレンジランキング「ハイスピード縄跳び大会」でした。1分間に何回跳べるか、全力で頑張ります。今日は近江八幡のケーブルテレビZTV が取材に来てくださったこともあって、かっこいいところを見てもらわなければなりません。どの子もハッスル!ハッスル!一生懸命跳びました。

 学年関係なしに、得意な子は高学年並みに180回~210回くらい跳びます。特に2年生は、150回を超えてくる子が多くてびっくりしました。

 さらにびっくりするのが1年生の頑張りです。1年生というと、たいていは「ちょんちょん跳び」(ゆっくりリズムを取りながら跳ぶために、縄を1回転させる間にちょんちょんと2回跳ぶ跳び方)の子が何人もいるのですが、今年は誰もいません。みんな、ちゃんと1回転1ジャンプの両足跳びがきれいにできています。大きく腕全体を回して跳ぶのではなく、だんだんと脇がしまってきて、腰の横で、手首で縄を回せる子が多いのにびっくりです。本当に感心しました。

 何人かの子どもたちは、ZTVさんにインタビューも受けました。どんなことを聞かれて、どんなふうに答えたのかわかりませんが、遠目で見ていると、みんな元気よく受け応えできているようでした。

 今日の模様は、ZTVで2月16日~23日の間、「はちすま」という番組で、一日に何回も放送されるようです。視聴環境が許せばぜひ見てあげてください。