校長ブログ

学期の締めの表彰① ~校内読書チャンピオン表彰~

 毎学期末の恒例表彰となっている「読書チャンピオンの表彰式を行いました。各学級で一番多く図書室の本を読んだ人に贈られます。図書室の本を借りて読むのだけが読書ではないですし、読んだ本の冊数だけがすべてではありませんが、一つの「読書推進」の目標(基準)として、「読書チャンピオン」を設定し、子どもたちの頑張りを後押ししています。
 それでは、今学期の「読書チャンピオン」を発表します。

1年1組 佐橋慶太朗さん
2年1組 吉川友里巴さん
2年2組 田中 玲花さん
3年1組 伴 奈乃羽さん
3年2組 西澤 花暖さん
4年1組 藤﨑 夕綺さん
4年2組 川崎 優菜さん
5年1組 村惠 結人さん
5年2組 米田 明加さん
6年1組 北村 紗彩さん
6年2組 柴田 千聖さん

 以上、11名の皆さんでした。中でも圧倒的に読書量が多かったのは、3年2組の西澤花暖さんで読んだ本の数220冊でした。皆さん、おめでとうございました。3学期の読書チャンピオンも楽しみです!

冬休み2日前の風景 ~4年生の「激熱脳トレ」に感動~

 毎朝のごみ拾いから帰ってくる頃、昇降口横2階教室から、本当に元気な気持ちのいい声が響いてきます。今朝は偶然4-1と4-2の音読が掛け合いのように聴こえてきて、その迫力に身震いさえ覚えました。担任の先生の「熱量」と子どもたちの「やる気」が呼応しあい、ボリュームとテンポがどんどんアップしていきます。本当にすごい勢いです。
 子どもたちの表情が見たくて、雨合羽を着たまま4年生教室へ…。その時には、さっきとは真逆の静寂の空間になっています。鉛筆の走る音だけが聞こえる緊張感のある静けさ…全集中モードです。
 子どもたちは「100割(余りなし)」に取り組んでいます。「100ます計算」は、足し算だろうと引き算だろうと、そしてかけ算・割り算だろうと2分以内にやり切るのが最終目標です。それぞれの子どもたちがその最終目標に向けて、自分の目標を立て、日々の少しずつの進歩を実感しながら、「積小為大」精神で頑張っています。
黒板を見ると「13」という数字が書かれています。担任の先生に聞くと、「これは、2分以内をクリアする人数の学級目標です。」とのこと。なるほどなるほど、自分自身の目標だけでなく、「学級の目標」も掲げることで、子どもたちのモチベーションを高め、さらに集中力をアップさせる取組だなと思いました。「自分のためだけでなく、みんなのためにも頑張る!」と言う気持ちをエネルギーに換えているんだろうな…。
しかし何より、こんな集中力見満ちた教室の風景が、冬休み2日前でも変わりなく見られるなんてなんて…。竜西っこの力は「本物」です。本当に誇らしい「竜西プライド」です。