校長ブログ

学年末 それぞれの場面 ~修了式の前日~

 いよいよ明日は修了式。子どもたちは、その学年1年間の学習をすべて修めたという証として、赤くて四角い「校長印」が押してある「修了証」を受け取ります。今まで3年間はコロナ対策のため、すべて「ビデオ放送」による修了式(終業式)でしたが、明日は3年ぶりに体育館に全校が集まって行います。卒業した6年生こそいませんが、1~5年生全員が体育館に集まるなんて、1~3年生は初めて体験することになります。めいっぱい「値打ちのある」修了式にしたいと思います。

 3年生は、1年間お世話になった自分の机と椅子を徹底的にそうじしていました。尖がったものを使って、すき間に入り込んだ埃(ほこり)も残さずきれいに…。机椅子をひっくり返して一生懸命、丁寧に掃除している子どもたちの姿がとても素敵で、大きな成長を感じる場面でした。

2年生教室では、子どもたちが内緒で用意した「担任の先生への感謝の気持ちを綴ったメッセージカード」を先生にプレゼントしていました。子どもたちのサプライズに、担任の先生も涙ポロリ…となるほど感動していました。

 他の学年でも、1か月以上かけて、担任の先生に内緒で、先生への感謝サプライズを計画し、実行した学級もありました。ただの「ノリ」ではなく、代表の子たちが、校長室に「サプライズ計画書」と「校長先生へのお願い」の手紙をもってきて、きちんと説明と依頼をしてくれました。こういうふうに「段取り」をきちんと踏んで、物事が進められる子どもたち…本当に素晴らしいです!担任の先生に内緒で、子どもたちといろんな準備を進めていくのがとても楽しかったです。代表として何回も校長室に相談にきてくれたTYさんとMTさん…本当にご苦労様でした。二人の頑張りがとてもとても嬉しかったです。

 5年生では、「春休みのくらし」について、一つずつ丁寧に確認していました。2週間ほどの休みですが、まずは「安全」に過ごしてほしいこと、そして「生活リズムを崩さない」ように気をつけてほしいこと…この2つが一番の願いです。休み前でも「浮つく」ことなく、落ち着いて学んでいる姿勢がとてもよかったです。

 1年生や4年生は、最後の「なかまタイム」を楽しんでいました。

 1年生は、みんな元気で、みんな仲良し。毎朝、一番元気に挨拶してくれるのも1年生。この1年間、1年生の元気でかわいい笑顔に、本当に元気をもらい、癒されました。

 いつも仲間に対しての「あたたかさ」を感じさせてくれる4年生。この仲間(メンバー)と楽しめる時間もあと少し…大事に大事に過ごしました。

 

 学年末のそれぞれの場面…子どもたちの1年間の成長を振り返りながら、ただ子どもたちを見ているだけで、なんか胸が熱くなりました…。明日で1年が終わります…。

本日、竜王西小学校における「桜 開花宣言」発令です!~1年生 桜開花調査隊~

 今日の朝は本当にひどい(深い)霧で、校門で子どもたちを待っていると、白い霧の中から、ぼわ~っと子どもたちが突然浮かび出てくるような、なんとも不思議な光景が見られました。

「真っ白な景色の中から、突然みんなが出てくるからびっくりしたわ。」と子どもたちに言うと、

「いやいや、今日は校長先生がいーひんと思ったら、突然見えたから、こっちこそびっくりしたわ。」と返してくれました。お互い「突然現れる!」…考えてみれば、その通り。当たり前ですね。

 さて、そんな霧が深い朝の日は、めっちゃお天気がよくて、暖かくなるもので、「今日あたり、桜が開花するかな…。」とちょっとわくわくしていました。

 朝のごみ拾いの時に、校庭の桜や通学路(山田川沿い)の桜を、くまなく見て回りましたが、まだ花弁は開いていませんでした。

 昨年の夏に毛虫が大量発生し、葉っぱを食い尽くされ、開花抑制ホルモンが分泌されず、秋に「狂い咲き」をした山田川沿いの桜が、今春ちゃんと咲くのか心配でもあったので、よく見て回ったのですが、校庭の桜に比べて、明らかにつぼみが小さかったり、つぼみの数が少なかったりしました。全く咲かないということはなさそうですが、満開の時の「桜の花のボリューム」がどうなるのか…やはり心配です。

 予想通りお天気が良くなり、気温もかなり高くなり、昼休みには半そでになった子どもたちが元気に外で遊んでいます。「この暖かさなら、桜の花は開花したかも…」と玄関に出ると、元気な1年生が何人かいたので、「よし、桜が咲いたか見に行くぞ!」と声をかけて、観察に出かけました。(老眼かつ、大近眼の私より、1年生の「目」のが確かですから…)

 

      

 校庭の桜を、順番に見ていくと、「あった~!」と子どもたちが次々と見つけてくれます。

 明らかに10輪以上開花していたので、本日を「桜 開花日」とし、ここに「開花前言」をさせていただきます。

 ちなみに昨年の「開花宣言」は3月29日だったので、今年は1週間も早く桜が咲いたことになります。

 これから、どんどん花が開き、満開の桜で校庭が彩られるのはとても楽しみですが、少し早すぎて、入学式までもたない可能性が高く、それを考えると「もっと遅く、ゆっくりでいいのに…」と正直思ってしまいます。

 しかし、本校の桜の美しさは「絶景」ですから、桜が満開になったら、早々と「竜王西小学校 入学式」の立て看板を外に出して、「記念撮影場所」を設置し、新入生とご家族が「記念撮影(前撮り)」できるようにしようと思っています。

学期末恒例!読書チャンピオン&花丸ノート名人発表!

 さぁて、この学期末(学年末)も、恒例の読書チャンピオンと花丸ノート名人さんの表彰式を行いました。

 まずは、1~3年生の読書チャンピオンから紹介です! 

 1年1組 北川結菜さん  

 2年1組 吉川友里巴さん  

 2年2組 田中玲花さん

 3年1組 伴 奈乃羽さん 

 3年2組 佐橋 里輝斗さん

 

 続いて、花丸ノート名人さん

 1年1組 井口 杏さん  

 2年1組 越智桐珠さん(残念ながら今日はお休み)

 2年2組 米田奈央さん

 3年1組 西岡茉琴さん

 3年2組 北川祐太さん

  先日お休みで表彰できなかった、京都新聞主催の「お話を絵にするコンクール」で見事「佳作」に選ばれた3年生小倉芽衣さんと「滋賀県子どもの版画コンクール」で「佳作」に入賞した2年生林 愛琉さんも、一緒に表彰しました。

 

 続きまして、4~6年生の部です。

読書チャンピオンは次のとおりです。 

 4年1組 松﨑有紗さん

 4年2組 川崎優菜さん

 5年1組 村惠結人さん

 5年2組 市來乙葉さん

 6年1組 北村紗彩さん

 6年2組 橋口悠芽さん

 

花丸ノート名人は、 

 4年1組 松﨑有紗さん

 4年2組 中村 碧さん

 5年1組 伊藤優里さん

 6年1組 古株すぴ夏さん

 6年2組 岡村匠真さん でした。

 4年1組 松﨑有紗さんは読書チャンピオン&花丸ノート名人のW受賞でした。お見事!みんな、いい顔してます! 受賞おめでとう!

48名が竜王西小学校を巣立ちました ~令和4年度卒業証書授与式~

 少し肌寒い日になりましたが、本日無事に48名の卒業生が本校を巣立ちました。

 今日の晴れの日を迎えるために、卒業生自身はもちろん、在校生の子どもたちや保護者の皆様、また地域の皆様、たくさんの人たちが卒業を祝福し、できる限りいい卒業式になるよう、それぞれに力を尽くしてくださいました。

 保護者の皆様は、今日の日が無事に迎えられるよう子どもたちの健康管理に気を配っていてくださったことと思います。地域の方々も、スクールガードさんをはじめ、子どもたちの安全確保に努めていただき、「おはよう」「おかえり」などの声かけをしながら、子どもたちを温かく見守っていただきました。

 学校内でも、先生たちだけでなく、例えば用務員さんは、式場を華やかにしてあげたいという思いで、卒業式に間に合うように、パンジーの花を大切に育ててくださいました。おかげでたくさんの色とりどりのパンジーのプランターで式場を飾ることができました。卒業式に合わせて、玄関や会議室にお花を生けてくださった地域の方もおられます。たくさんの人たちの愛情や気持ちに支えられて、48名の6年生は立派な卒業式を整えてもらって、今日無事に卒業することができました。

 

 卒業式は、正式には「卒業証書授与式」ですから、一番大切なのは「卒業証書」を受け取ることだと私(校長)は思っています。だから、本校では多少時間がかかっても、代表授与等ではなく、一人ひとりの「名前」を呼んで、一人ひとりにきちんと「卒業証書」を手渡すことにこだわっています。

 担任の先生に呼名をされて、「はい。」と返事し、赤じゅうたんの花道を、胸を張って堂々と歩き、しっかりと私(校長)と目を合わせて、「6年間の学びと成長の証」を受け取る…。呼名から証書を受け取る、ほんの数秒の間に、「大きく成長した自分」を示すことが、卒業式で一番大切な場面だと思っています。

 そういう意味において、今年度の卒業生は本当に「立派な姿」を見せてくれました。一人残らず全員が、「はい。」の返事に6年間の自分の成長のすべてを込め、堂々とした姿で卒業証書を受け取りました。私はそれがとてもとても嬉しかったです。

 式辞を聴く姿も、思い出や感謝の気持ちを綴る呼びかけも、そしてこの仲間で歌う最後の歌「大切なもの」「旅立ちの朝に」の歌声も…それらすべてがこの竜王西小学校の最高学年の「頂点」の姿でした。在校生はその姿をしっかりと心に焼き付けてくれたと思います。

 1時間20分の式の間、在校生の姿勢も崩れません。3年生の声はどこまでも明るく温かく…、4年生の呼びかけはどこまでもパワフルで熱い思いがこもっていて…、そして5年生の見送り演奏はどこまでも一生懸命で、思いの詰まった丁寧さを感じます…。それぞれの学年の「よさ」が重なり合って、すばらしい卒業式になりました。竜西小らしく、ビシッと引き締まっていて、そしてここ一番の「全力パワフルパワー」…このメリハリのきいた校風が本校の誇りです。全校で歌う「ビリーブ」の歌声の響きは、子どもたちの心が一つになった瞬間でもありました。

 

 48名のこれからの未来に、幸多きことを願うばかりです。

 最後になりましたが、卒業式にご臨席賜りました西田町長様、澤井副議長様、今井教育長職務代理者様、小磯学校教育課参事様、櫻井学校運営協議会長様、西村PTA会長様に改めて感謝申しあげます。本当にありがとうございました。

 以下、私の式辞を改めて載せて今日のブログを閉じたいと思います。

 

 式  辞

 

 桜のつぼみも大きく膨らみ、風のにおいや陽だまりの温かさに、春の訪れを間近に感じる今日の佳き日、竜王町長 西田秀治様をはじめ、ご来賓の皆様、並びに保護者の皆様のご臨席を賜り、令和4年度卒業証書授与式を挙行できますこと、教職員を代表いたしまして厚くお礼申しあげます。誠にありがとうございます。 

 48名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。 今皆さん一人ひとりが手にした卒業証書には、6年間の皆さん自身の頑張りとともに、ご家族の深い愛情、そして地域の方々の温かなまなざしのすべてが込められています。皆さんの大きな成長は、学校生活だけでなく、家族の愛情や地域の方々の支えがあってこその成長です。このことへの感謝の気持ちを、いつまでも大切にしてほしいと思います。

 

 さて、私は、卒業生の皆さんにありがとうと言いたいことがたくさんあります。まだまだコロナ禍で、制限を強いられる学校生活ではありましたが、皆さんはこの竜王西小学校のリーダーとして力を発揮し、胸を張って自慢できる学校文化、「竜西プライド」をたくさん創り上げてくれました。

 挨拶がしっかりできる学校、下駄箱の靴がきれいに揃う学校、やるべき時は全集中、遊ぶ時は思い切り楽しめるメリハリのある学校、そんな誇るべき学校文化を創ってくれたのは皆さんです。

 全校の心を一つに、全力尽くして熱く燃え上がったりゅうせいピックも、思わず「幸せ!」と叫んでしまうほど、この上ないの楽しさを満喫した修学旅行も、それらは誰かが与えてくれた「楽しさ」なのではなく、すべて皆さん自身の力で創り上げた「楽しさ」なのです。

 

 そして今この瞬間も、背筋を伸ばし、真っ直ぐなまなざしで、私の話を聴いている皆さんの姿は、ここにいる在校生がめざすべき目標の姿であります。まさに竜王西小学校の最高学年としての「頂点」の姿を今、後に続く下級生たちに示していてくれるのです。素晴らしいです。そんな皆さんを、私は心から誇りに思います。皆さん自身が最大の「竜西プライド」だと思っています。今まで本当にありがとう。

 

 卒業する皆さんに、私からのはなむけとして、これからの未来に向けて大切にしてほしい、三つの『い』のつく言葉を贈ります。 

 まず一つめは、『命』です。今まで何回か助産師の斉藤智孝先生に来ていただき「命の学習」をしてきました。自分が生まれたこと自体が奇跡であることや、自分は生きる力もって生まれてきたということ、そして家族をはじめ、友達や周りの人たちの愛情と優しさに支えられているからこそ、今「生きていられる」ということを何度もかみしめてきました。かけがえのない自分の命に自信と誇り、そして責任を持ち、自分らしく生き抜いてほしいと思います。齊藤先生の言葉を借りるなら、「しぶとく しぶとく」生き抜いていってほしいと願います。 

 二つめは、『意志』です。大きな夢を持ち、その夢に向かって、強い意志で挑戦し続け、自分の願いを実現させてほしいと思います。今、大リーグで大活躍している大谷翔平選手は、大リーグに移籍する前にこう言ったそうです。「成功するとか失敗するとかぼくには関係ない。それをやってみることが大事だから。」と。「できそう」だから挑戦するのではなく、「やりたい」と思うなら挑戦するのみ…そういう強い意志を持てということだと思います。 

 最後、三つ目は、『今』です。過ぎ去った失敗にくよくよしていてもどうにもなりません。また、これから先の失敗を恐れて不安がっていても仕方がありません。大切なのは、今、この時です。今、この時を真剣に一生懸命生きること、今できることを精一杯前向きな気持ちで実行していくことが大切です。どうか、一日一日を大切に、自分を磨いていってほしいと思います。 

 保護者の皆様、お子様のご卒業おめでとうございます。お子様が立派に成長し巣立っていく今日の姿を見られて、喜びもひとしおのことと存じます。学校として至らない点も多々あったと思いますが、今日まで本校の教育活動にご理解とご支援を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 結びになりましたが、ご来賓の皆様方の卒業生に対するご厚情と、本校への温かいご支援に感謝申しあげるとともに、48名の卒業生の前途に、幸多きことを心より祈念し、式辞といたします。

 

 令和5年3月17日     

   竜王町立竜王西小学校長  武久 雅則

 

いよいよ明日 卒業式です。

 今日は卒業式前日リハーサルをしました。リハーサルと言っても、6年生の呼びかけや歌は、本番まで在校生には伏せたままでいます。式全体の流れを確認しながら、全校で歌う「国歌」「校歌」「ビリーブ」のおさらい練習をしました。

 卒業する6年生の姿は日に日に、凛々しさを増し、もうほとんど「非の打ち所がない」という具合で、もはや「美しさ」さえ感じます。

 そんな卒業生の立派な姿に、在校生の気持ちも引き締まり、厳かな中にも温かさがあふれる素晴らしい卒業式になりそうです。

 午後からは5年生が、会場準備や校舎内の掃除と飾りつけをしてくれました。たくさんの仕事を一手に引き受けながら、最高学年への気持ちを高めていきます。気持ちよく仕事をしてくれる5年生の素直さと一生懸命さをとても嬉しく感じています。

 いよいよ明日。卒業生にとっても在校生にとっても心に残る卒業式になりますように…。

 

チャレンジランキング結果発表&表彰!

 

 昨日のブログでお知らせしていた県教委主催「チャレンジランキング~縄跳び記録会~」の結果を発表いたします。

 まずは、学級8の字跳び(3分間で合計何人跳べるか)の結果からです。順位は滋賀県全体での順位です。

1年生 第5位 1年1組青チーム 80回

2年生 第2位 2年2組 185回

    第4位 2年1組 155回

3年生 第6位 3年2組 185回

4年生 第6位 4年1組 223回

5年生 第2位 5年1組 261回

6年生 第4位 6年2組 578回

    第5位 6年1組 431回

 2年2組と5年1組が県準優勝を勝ち取りました!

 続いて、個人「ハイスピード縄跳び(1分間で何回跳べるか)」の結果です。

 2年生 第1位 若林奏奈さん210回 

     第2位 米田刻正さん197回 

     第3位 末神菜月さん180回

 3年生 第3位 江南心桜さん180回 

     第4位 西岡茉琴さん176回 

     第5位 加賀爪直斗さん173回

 4年生 第4位 藤﨑夕綺さん201回

 5年生 第1位 米田明加さん245回 

     第3位 齊内光優さん208回 

     第5位 田中柚衣さん199回

 2年生はなんと1位~3位まで竜西っこが独占!5年生も1,3,5位獲得! 3年生も3~5位入賞!いやはやすごすぎます!

 個人「ハイスピード縄跳び」で1~3位に入賞した竜西っこを代表で校長室表彰しました。誇らしげな入賞者の表情がなんとも素敵でした。これからも、子どもたちの可能性に期待し、どんどん積極的に「挑戦」していく竜王西小学校でありたいと思います。

 

竜王西小学校 公式キャラクター決定! ~運営委員会の取組~

 昨日、児童会の運営委員会が、かねてより募集していた「りゅうにしキャラクター」の投票結果および公式キャラクターの発表を校内放送でしてくれました。

 応募のあった6つの図案を候補に投票が行われて、得票数の多かった①6年生紀伊里咲さんのデザインと、②5年生市來乙葉さんのデザインの両方をうまく取り入れて、「りゅうにしキャラクター」を決定してくれました。私(校長)からも、「りゅうにしのキャラクターなら、必ず「西小校区の宝物」をデザインに組み込んでくださいと注文をつけました。

 決定したデザインについて、込められた思いを運営委員が説明してくれました。

「竜の王様で、しっぽに王冠がついています。」

「校歌にある3つの地域の宝『鏡山』を髪の毛の緑で、『善光寺川』をポシェットのひもの青で、そして『アエンボの花』を髪飾りで表現しています。」

「源義経(牛若丸)の烏帽子と笛をあしらいました。」

「校章入りのポシェットをアクセントに加えました。」

このキャラクター、これからいろんなところで登場、活躍してくれると思います。

 ところが、このキャラクター、まだ名前は決まっていないようです。4月になったらまた全校で募集して、いい名前をつけてあげてほしいと思います。

 ちなみに、竜王中のオリジナルキャラクターは「輝 竜太郎」という名前です。PTAが着ぐるみも作られました。竜王小は、創立50周年記念に合わせて、教育委員会オリジナルキャラクター「りゅうたろうファミリー」のりゅうたろうの妹に「りゅうかちゃん」と名前をつけて竜小キャラクターにしています。

 さて、りゅうにしキャラクターの名前はどうしましょう…私(校長)としては、苗字は「源」がかっこいいなあと思っています。

 

間違いなく滋賀県1位です! ~大縄にかける2年生の挑戦!~

 3学期に入ってから取り組んだ「滋賀県チャレンジランキング」。個人の「ハイスピード縄跳び」と、学級で挑戦する「大縄8の字跳び」に全校で取り組みましたが、その結果が県から届きました。

 実は、竜王西小学校は、どの種目でも、結構いい成績を収めています。その詳細については、また後日紹介しますが、実は「大縄8の字跳び」で、2年2組が「185回/3分間」の記録で、見事、県準優勝を勝ち取ったのですが…。優勝したのは彦根の鳥居本小2年生で、その記録は「207回/3分間」。その記録を聞いて、2年生の「悔しさ」に火が付きました。「207回やったら、ぼくらももっと練習したら超えられるんちゃうん?」とみんなで再び練習することに決めました。

 2年2組は毎日練習に取り組み、日に日に記録を伸ばしていきました。数日前には、ついに「200回」越えを果たし、昨日までのベスト記録は「214回」。担任の伊藤先生に「校長先生、15日の4校時に最後の記録会をするので、子どもたちの頑張りを見届けに来てください!」と頼まれ、今日しっかりと子どもたちの挑戦を見届けました。

 最初に、僭越ながら私の方で音頭を取らせてもらって、「やれば~~、できるっ!!」と気合を入れた後、正式に記録を取りました。得意な子たちはより速く、そして苦手な子たちには仲間がしっかりサポートしながら、「一人残らず全員」が連続で跳んでいきます。

 2分半過ぎに「200回」をクリアし、ラストスパートをかけて、最終的に記録は「240回/3分間」という自己ベスト記録達成!鳥居本小の記録を大きく上回りました。子どもたちは、大喜びです。跳び上がって喜び合います。

 2年生ながらに「本気」でがんばる姿は本当にかっこよかったです。2年2組は、「県優勝記録」に挑戦することを通して、1年間の学級づくり、仲間づくりのまとめにしました。

 「悔しさ」をエネルギーにかえて自分たちの目標を持つこと。挑戦する心を大切に、みんなで粘り強くやり抜くこと。みんなで支え合いながら、一つの目標を追いかけることの大切さと、そこから得られる達成感と満足感。…実に多くのことを学びました。

 そしてこの「学び」と実感した「楽しさ」を原動力に、3年生でさらに力をつけていきます。2年2組のみんな、新記録達成おめでとう!

 

卒業式まであと2日 ~手前味噌ですが、ほんとに素晴らしい子どもたちです~

 今日の3校時、3年生から6年生が一堂に会し、卒業式の全体練習を行いました。3年生と4年生は、卒業式に初めて参加することになります。卒業式の雰囲気もよく分かっていないはずですが、目の前に「凛としている6年生の姿」があるので、自然と背筋が伸び、いい意味の緊張感を保っています。5年生の目線の先にも6年生の姿があります。真っ直ぐに6年生の一挙手一投足を見つめます。そしてその姿に、来年度の自分たちの目標の姿を見据えます。

 式の流れを確認しながら、今日は歌を中心に練習しました。「国歌」「校歌」そして「ビリーブ」の3曲。「国歌」は厳かに、「校歌」は明るく元気よく、そして「ビリーブ」は、「ありがとう。さようなら。いつまでも忘れない…。」いろんな思いを込めて、心を一つにして歌声を響き合わせます。

 手前味噌になり恐縮ですが、本校の子どもたちの歌声は素晴らしいです。心に染み入ってきます。ずっと聴いていたくなります。

 6年生の退場は、5年生の合奏「威風堂々」で見送ります。6年生の本気に5年生も負けていません。一発でビシッと演奏を決めてくれました。「これからは私たちが最高学年。学校のリーダーなんです。」という5年生の気概というかプライドを感じました。

 式全体を通じて、本校の子どもたちの集中力や姿勢のよさは素晴らしいです。多分どこの学校にも負けません。

 最高学年である6年生が範を示し、「かっこいい6年生」でいること。そして、下級生がその姿に「あこがれ」を抱き、6年生に習って頑張っていくことで、学校全体が高まっていく…今の竜王西小学校はそんな学校です。こうして学校文化(校風)「竜西プライド」が受け継がれていきます。

 こんな子どもたちが「本気」で創り上げる卒業式…想像している以上に感動的な卒業式になると確信しています。卒業式まであと2日。いよいよ6年生とのお別れが近づいてきました。

 

「でっかい賞」たくさんとりました! ~読書感想文&図工関係表彰式~

 今日は読書感想文コンクールと図工作品のコンクールの表彰を行いました。しかしながら、よくもまあ、次から次へと、こんなに「でっかい賞」を受賞するなんて、ほんとにすごいぞ「竜西っこ」!

 では、紹介しましょう。

 まずは、ひと際大きな賞状を掲げているのは、青少年読書感想文コンクールで、見事「県優良賞」に輝いたのは、5年生の村惠結人さんです。毎日新聞社から、高級感溢れる「賞メダル」を副賞に授与されました。村惠さんの作品は優秀読書感想文集「がもうの」に掲載されます。

 続いては、県教育美術展 平面の部で「入選」を勝ち取ったのは、1年生 辻本 朔さん、3年生 橋口芽生さん、4年生 横田 彪悟さんの3人です。この「県入選」は市町や郡ごとに選ばれるのではなく、県の一斉審査で、大量の作品から選ばれるものなので、実はなかなか取れない賞なのです。本校でも毎年1~2人しか選ばれません。「入選」といえども、なかなかもらえない「すごい賞」です。

 続いて、京都新聞主催の「お話を絵にするコンクール」で見事「佳作」に選ばれたのは、1年生 髙田 凛さん、西岡篤希さん、3年生 河村椛々羽さん、小倉芽衣さんの4名です。このコンクールは先日「滋賀県町村会長賞」という特別賞に輝いた1年生 川嶋紗綾さんを紹介しましたが、「佳作」の賞状がようやく届いたので今日表彰することができました。

 最後は、3年ぶりに開催された「滋賀県子どもの版画コンクール」表彰です。このコンクールでなんと最上位の「特選」を受賞した竜西っこが2人もいました。1年生 西岡篤希さんと6年生 古株すぴ夏さんです。これは文句なしのすごすぎる賞です!1年生 西岡篤希さんは今回W受賞です。そして、「佳作」に輝いた人も4人います。2年生 圖司美愛結さん、林 愛琉さん、4年生 谷口 愛翔さん、6年生 橋口悠芽さんです。

 残念ながら、林 愛琉さんと小倉芽衣さんは欠席でしたが、図工関係だけでこんなにたくさん「でっかい賞」を受賞できて、本当に喜ばしいことです。受賞した13人の皆さん、本当におめでとうございました。

卒業式まであと3日 ~卒業生と在校生の想いがひとつになりますように~

 今日も2校時は6年生の卒練でした。仙波先生の指導を受けながら、歌の仕上げに入っています。6年生だけには、最後は思い切り気持ちよく歌わせてあげたくて、体育の授業並みの間隔をあけて、マスクなしで歌えるように会場設定を工夫しました。やはり表情が見えると、歌っている6年生の気持ちまでがしっかりと心に届きます。6年間のまとめにふさわしい心に染み入るような歌声に仕上がってきました。

 歌声だけでなく、立ち姿や移動する時の動きもすべて「6年間の成長」を見てもらう見せ場です。そのすべてが卒業式です。

 3校時は、在校生練習でした。昨日、なんとなく「中途半端感」が見えた4年生が、今日はやっぱり見せてくれました。最初から「気合い」が違いました。呼びかけの声も、ビリーブの歌声も、「やっぱり4年生は、こうでなくっちゃ!」と思わせてくれる仕上がりでした。

 5年生の立ち姿も立派なものです。ドンと構えて、堂々と立って呼びかけをしたり、歌ったりしている姿に早くも頼もしさを感じています。

 3年生の明るく元気な声は、卒業式に温かさを創り出してくれます。ただ4,5年生が、姿勢よくびしっと動かないままなので、3年生の「足をぶらぶら」、「周りをキョロキョロ」がどうしても目立ってしまいます。3年生にはなかなか「酷な1時間」かもしれませんが、卒業生のために、なんとか頑張ってほしいところです。

  明日はいよいよ、全校練習。卒業生と在校生が対面して練習をします。卒業式ムードが一段と高まります。

卒業式まであと4日 ~卒業生と在校生の想いがひとつになりますように~

 いよいよ今週の金曜日に卒業式を迎えます。この時期になってもまだインフルエンザの流行が収まってないのが何よりも心配ですが、どうか48名揃って卒業式が迎えられることを願うばかりです。

 朝から、体育館では6年生が卒業式の練習に励んでいます。呼びかけや歌だけでなく、入退場やお礼の仕方まで、一切手を抜かない6年生の「本気の想い」には、いつもいつも感心させられます。おまけに、どれだけ「集中して緊張しなければならない場面」であっても、「楽しむ気持ち」を持ち合わせているところが、本当にすごい子どもたちだなと感じています。

「卒業式は、入場から退場までのすべてが君たちの見せ場です。」と激励の言葉をかけて、6年生の練習を見守っていました。

 3,4校時は、5年生が式場設営をやってくれました。重いシートを何枚も敷き、大量のパイプ椅子を並べ、卒業式の会場を作っていきます。「これからは自分たちがリーダーで、何事も率先して動かなければならない。」ということを日に日に実感してきている5年生。これから卒業式、そして入学式等の仕事や役割を経験するたびに、その動きも少しずつ本当のリーダーに近づいていくと思っています。これからの5年生の成長が本当に楽しみです。

 午後は、初めての在校生練習をしました。在校生の呼びかけと歌の練習です。はじめに驚かせてくれたのは、5年生の呼びかけの大きな堂々とした声です。6年生を送る会の練習の時から、「中途半端で終わらない!」と強く決心し、日に日に「本気度」を高めてきた5年生。在校生最年長として、範を示す立派な呼びかけです。

 次に驚かせてくれたのが、3年生の歌声でした。呼びかけではほとんど出番のない3年生ですが、その分歌にかける思いと、その練習量は半端ないです。歌声が単に「大きい」ということではなく、歌声が「明るい」のが、3年生の素晴らしいところです。ここにきて、ふわふわと浮ついている感じがなく、しっかりと落ち着いて、集中して取り組めるようになってきたなと実感しています。3年生の大きな成長がとても嬉しいです。

 反対に、「今日はどうしたの?」と少し不安にさせたのが4年生でした。呼びかけも歌もどこか「中途半端」で、あのパワフルで「爆発力」のある4年生はどこに行ったの?…という感じでした。もちろん個人的には「ピカイチ」の声を出す子もたくさんいますが…全体で声を出す時のバラバラ感というか、思い切りの悪さというか…あまり「らしくないな」って感じでした。おそらく5年生や3年生に比べて、今日までの練習量が少なかったのかもしれません。

 しかし、ここでしょげている場合ではありません。早速4年生は、居残り練習に励んでいました。4年生の実力はこんなもんではないことはよく分かっています。明日の練習では、びしっといいところを見せてほしいと願っています。

明日が楽しみです。

今日から同窓会の仲間入りです ~6年生 竜王町立小学校同窓会入会式~

 今日の午後3時から、竜王町立小学校同窓会 副会長の若井幸司様(鏡在住)にお越しいただき、「令和4年度竜王町立小学校同窓会入会式」を行いました。

 以前、校長ブログでお伝えしましたが、竜王町の小学校の歴史をさかのぼると、昭和45年に当時の竜王東小学校と竜王西小学校が統合し、一町一校の「竜王小学校」が誕生しました。この一町一校の時代が、昭和63年、今の「竜王西小学校」ができるまでの19年間続きました。おそらく「同窓会」については、この頃の名残を強く残していて、それぞれの学校に同窓会があるのではなく、「竜王町立小学校同窓会」という一つの組織として引き継がれているのだと思っています。

 今の竜王西小学校が開校して以来、今までの卒業生の人数は2,133名です。35年の歴史において、本校だけでもすでに2,000人を越える卒業生(同窓生)がいるわけです。今年の卒業生の保護者の中にも卒業生(同窓生)がたくさんおられると思います。今日、48名の子どもたちが新たに同窓会に入会することになりました。この6年間、いろんな場面で同窓会の協力や支援をいただいてきました。これからは、協力や支援をする側になり、この竜王西小学校を応援していくことになります。

 若井副会長様からは、中学校へ進学する卒業生48名に対して力強い激励の言葉をいただきました。また、卒業記念品として、中学校で使用する和英辞典をいただきました。代表で卒業記念品を受け取った佐橋さんは、「中学校でも力いっぱい頑張ります。」とお礼と決意の言葉を返してくれました。

 

入会式が終わった後、校長室で若井副会長と話していると…、

「いやあ、校長先生。正直びっくりしています。あの子どもたちの姿勢のよさや真っ直ぐなまなざしに感銘を受けました。あんなに立派に育ってくれた子どもたちと、今日の入会式を行えたことを、私も誇りに思います。」とたいそう誉めてくださいました。

 

 そして、私(校長)の決まりセリフ…「帰りに下駄箱も見ていってください。」

 若井副会長曰く、「いやあ、校長先生。6年だけでなく他の学年もきれいに整ってますなあ。これはもう学校文化ですな。ほんまもんですわ。」 

 若井副会長、激励の言葉だけでなく、たくさんのお褒めの言葉もいただき、本当にありがとうございました。

鏡山と仏様 ~6年生 ぽえむさんによる「ふるさと学習」~

 昨日と今日で、今年度のぽえむさんの読み聞かせが最後になりました。6年生では、昨年度、ぽえむさんの全面協力のもと、コミュニティ・スクール竜西小(コミスク)で制作してもらったふるさと学習紙芝居「鏡山と仏様」を見させてもらいました。

 「鏡山と仏様」は、「鏡山」でかつて雲冠寺や西光寺、法世寺など複数の寺院が建立された理由を古文書の伝承を基にひも解き、歴史ある「信仰の山」としての側面を伝えたものです。

 聖徳太子が鏡山を訪れ、そこで見た不思議な夢の導きで太子自ら千手観音を彫って寺院を建立した話や、後に織田信長によって寺院が焼き討ちにあったの話など、教科書で学んだ人物も登場する「知られざる鏡山の歴史」についての紙芝居に児童らは興味津々でした。

 紙芝居の後、6年生の子どもたちは、ぽえむさんの「6年間の読み聞かせ」に込めた愛情に対して、感謝の気持ちを綴ったお礼状(メッセージ集)を渡しました。

 他の学年でも、今年度最後の読み聞かせが行われ、子どもたちがお手紙を添えて、お礼の気持ちを伝えました。

 ぽえむさん、今年度も一年間、本当にお世話になりました。心よりお礼申しあげます。おかげさまで、子どもたちは、ゆったりとした気持ちで、絵本の世界に浸ることができ、豊かな感性と情操を育むことができています。来年度は、それぞれの教室で、机なんかどけてしまって、子どもたちがもっと近い距離で、ぽえむさんの読み聞かせが聴かせてもらえることを楽しみにしています。

命を守るために「真剣」に訓練! ~避難訓練(不審者対応)~

 今日は、教室棟に不審者が侵入した想定で、避難訓練をしました。不審者侵入の知らせがあると、直ちに担任の先生は子どもたちに入口から離れたところで身をひそめるよう指示します。すぐに教室のドアを施錠し、カーテンを閉め、ドアの前には机や椅子でバリケードを作って、教室への侵入を防ぎます。不審者を刺激しないように、子どもたちは音を立てずに、静かに身を寄せています。

 状況によって避難の仕方や避難のタイミングは変わりますが、今日は、先生たちが協力して不審者を管理棟の方へ追い詰め、確保するのを待って、運動場へ避難しました。

 2学期の避難訓練で、「子どもたちの話し声」が気になる学年があって、「命を守るための訓練です!訓練を真剣にやっておかないと、万が一の時にみんなの命が守れません!」とかなり厳しく指導したことを覚えているのか、今日の訓練の子どもたちはとても「真剣」でした。

「学校にいる時は、必ず先生たちがみんなを守りますから、とにかく先生の指示に従って、素早く行動してください。でも、特に下校中などは、自分たちで自分たちを守らないといけません。一人になることがないよう集団で揃って帰ること、『あやしい、おかしい』と思ったら、すぐに逃げること、知らせることをしっかりと分かっておいてください。」と話しました。 

 もう一度「いかのおすし」をしっかりと頭に入れて、「自分たちで危険に気づける」子どもたちになってほしいと思います。今日の避難訓練で不審者役等ご協力いただきました町生活安全課の皆さんに感謝いたします。ありがとうございました。

この上ない「仕合わせ」! ~6年生からの素敵なプレゼント~

 今日の昼休み、6年生代表の11名が校長室を訪れてくれました。林莉子さんが「今までありがとうございました。これは私たちの感謝の気持ちを綴ったメッセージです。」と6年生全員が書いてくれたメッセージ綴りを手渡してくれました。6年生48名全員が一人ひとり書いてくれたメッセージ…それだけで心が熱くなりました。今まで、「感謝状」や「寄せ書き」をプレゼントしてもらったことはあるのですが、一人ひとりの「手紙」をまとめたものをもらったのは初めてです。今、夜の校長室で、一人ひとりの手紙をじっくり読ませてもらっています。

 この6年生の子どもたちと出会って3年。私がめざす「学校づくり」をこの48名に託してきました。「子どもたち一人ひとりの自尊感情を高める。そして自分の学校に誇り(竜西プライド)を持つ。」そんな私の願いを今の6年生が一つひとつ叶えていってくれました。私は、この子たちに今まで何度も「君たちは、私の、この学校の誇りだ!」と言ってきました。いわゆる「打てば響く」愛すべき子どもたちでした。

 子どもたちの手紙を読んでいると、私が3年間、毎日こつこつと積み上げてきたことの「値打ち」や「思い」をちゃんと分かっていてくれてとても嬉しかったです。なぜ毎日校門に立つのか…、なぜ毎日ごみを拾うのか…、そんなことをこと細かに説明しなくても、子どもたちにはちゃんと伝わっていると思えることがとても仕合わせです。長い時間をかけて積み「合わせて」きた「仕事」の結果、ようやく得られる幸福を私は「仕合わせ」と書きます。

 子どもたちから、たくさんの素敵な言葉をもらいました。一部しか紹介できないのが残念ですが、本当に有難いことだと感じています。

 こんな素敵な子どもたちのために、一生思い出に残る素晴らしい卒業式にしてあげたいと思います。3年間、ずっとコロナ禍の中で苦しんできた子どもたち…そんな苦労や我慢を一掃できるような、卒業式にしてあげたいと思います。 

 子どもたちが描いてくれた、ちょっとしたイラストにも温かな気持ちを感じました。6年生の皆さん、本当にありがとうございました。

 

やっぱり小学校が基本です! ~滋賀県公立高校入試から~

 昨日は、県立高校の一般入試でした。竜中生は、十分力を発揮できたでしょうか。志望校合格を心より祈っております。

 さて、毎年恒例(?)になってきた感がありますが、「今回の高校入試、国語の漢字の問題を小学生が解けるか?」の検証です。

 今回の問題は「書き問題」が5問、「読み問題」が5問の計10問でした。では順に見ていきます。

1.

①木造ケンチク → 建築(建→小4 築→小5)

②トドく → 届く(届→小6)

③ショクム → 職務(職→小5 務→小5)

④イトナム → 営む(小5)

⑤メイロ → 迷路(迷→小5 路→小3)

 

2.

①賃貸 → チンタイ(賃→小6 貸→小5)

②賄う → マカナ(う)(賄→中学)

③旺盛 → オウセイ(旺→中学 盛→小6)

④麓 → フモト(麓→中学)

⑤熟れた → ウ(れた)(熟→小6) 

 結果はご覧の通りです。全15字の漢字のうち、小学校で習う漢字は全部で12字もありました。逆に中学で習う漢字は「賄う」「麓」「旺」のたった3字だけでした。やっぱり小学校で習う漢字を熟語も含めて「きちんと習得できている」ことがどれだけ大事なのかが分かります。

 ちなみに本校の6年生の「小学校全漢字習得率」は9割を超えています。「朝の脳トレ」の積み上げの成果であり、これも自慢できる「竜西プライド」です。

 

やさしく 楽しく 安全に! ~3年ぶりのなかよし下校~

 今日の下校は「なかよし下校」でした。「なかよし下校」は4月に入学してくる新1年生が、実際に下校の体験をすることで、集団登下校のイメージを持ち、上級生との関わりの中で、安心感をもって学校生活に馴染めるようにするためです。また、保護者の皆様には、通学路の確認や上級生との顔つなぎ等を行うことで、安心して入学を迎えられるようにするために、「なかよし下校」を行なっています。

 運動場に登校班別に集合し、説明を聞いた後、遠い字の班から下校しました。

 5年生の新班長さんは、5歳児さんたちをどうサポートしていいのか、どんなペースで歩けばいいのか…いろいろ悩みながらの緊張した面持ちで出発していきました。きっと普段の下校よりも時間が長く感じられたのではないでしょうか。

 普段なら、列が乱れたり、離れたり…道いっぱいになって歩いたり…危なっかしい班がたくさんありますが、さすがに今日はきちんと2列に並んで下校できました。今日の緊張感を保って、これからも安全に登校してほしいと願っています。

 自分たちが1年生の時は、上級生のお兄さんお姉さんに、優しく支えてもらったはずです。班長さんにや副班長さんにいっぱい迷惑をかけたはずです。そのことをしっかりと心に刻みながら、4月から1年生のサポートをしっかりとやってあげてほしいと思います。萩野先生が言った通り、「優しく、楽しく、安全に!」でお願いします。

 今日は、長い距離を歩いてくれた5歳児の皆さん、そして忙しい中下校に付き添ってくださった保護者の皆様、そしてそして、緊張感の中「なかよし下校」をやり遂げてくれた班長さん、副班長さん、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

子どもたちの発想で学校を楽しく! ~広報委員会 うさぎイラストコンクール~

 今、昇降口前の廊下に、広報委員会が企画した「うさぎイラストコンクール」の応募作品が展示されていて、通りかかる子どもたちやお客様が「うさぎイラスト」に見入っています。子どもたちの発想で、学校が少し楽しくなるような取組を自分たちで進めることはとても意義のあることです。こんなところからも「自分たちが主役」意識が育ってくれればと思っています。

 私(校長)は1枚1枚全部しっかりと鑑賞させてもらったので、いつも通り、校長の勝手な審査による「絶好調(校長)賞」を決めたいと思います。

まずは優秀作品からです。

 1年生の北川結菜さんの作品です。いろんな表情のウサギをたくさん描いて、楽しい雰囲気のイラストに仕上げました。ピンクに塗られた耳やたくさん散りばめたニンジンの絵が可愛いです。

 続いては、3年生森蒼葉さんのジャンボリーミッキーウサギです。低学年が躍ってくれた可愛いダンスが思い出されます。ラジカセや音符も描き入れることで、構図もよくなり、楽しさや躍動感が表現されています。なかなかのハイレベル作品です!

 続いて、4年生の藤﨑夕綺の「鏡餅うさぎ」です。とってもシンプルなデザインですが、どっしりと構えたうさぎさんの頭に乗っけたミカンがいいアクセントになっています。三方もしっかり描けていて、大変バランスのいいイラストに仕上がりました。

 5年生からは白濱奨さんの「真ん中も食べられる!?」という作品。これなかなかのアイデアイラストです。「うさぎリンゴ」の形に似せて、本物のウサギを描いているところがGoodです。食べられないように、そっと静かに隠れているようなウサギの気持ちが伝わってくるようです。

 そして6年生からは日髙愛心さんの作品が優秀賞です。圧倒的な色のきれいさが光ります。混色やグラデーションを使った彩色、配色のバランス、センスの良さを感じます。大変見栄えのする素晴らしい作品でした。

 さて、最後は「最優秀賞」の発表です。

 「最優秀賞」は2年生の西村啓汰さんの作品です。写真ではあまり伝わらないかもしれませんが、たくさんの作品が展示されている中、ひと際「存在感」を感じる作品が西村さんのイラストでした。

 たくさんの作品の中から、「浮き出て見える」ような気がしました。そうさせているのは、かわいい表情のウサギのデザインなのか、ポイントだけに色をつけている色のバランスのよさなのか、とにかく「目が行く」不思議な作品なのです。これをTシャツのデザインにすれば、結構人気を呼んで売れるんじゃないかと…そんなことを考えてしまいました。「最優秀賞」は、3年生森蒼葉さんの「ジャンボリミッキーウサギ」と迷いましたが、理屈ではない「不思議な魅力」と「存在感」が光る西村啓汰さんのイラストを今回は選ばせてもらいました。

 広報委員会の皆さん、楽しい企画をありがとう。次の企画も楽しみにしています。

6年生を送る会③ ~6年生の「有終の美」と4,5年生の決意~

 在校生の発表を締めくくるのは5年生でした。これから学校のリーダーを担う最高学年として、その意気込みを6年生に伝えなければなりません。6年生にだけでなく、退場せずにあえて会場に残った4年生に上学年としてのプライドを見せなければなりません。発表の題目は「6年間の足跡」でした。6年間の中での印象的な学習や行事について、思い出を振り返れるよう発表を考えてくれました。

 1年生時の思い出は「初めての鍵盤ハーモニカを吹いた『どんぐりさんのお家』」、2年生時は「九九の学習」、3年生は「初めての毛筆」、4年生は「必死で練習したリコーダー『茶色の小瓶』」、5年生は「フローティングスクール」そして6年生は「りゅうせいピックの応援合戦」。それぞれ思い出がよみがえるよう、堂々と思い切りよく発表してくれました。練習の時の「中途半端」がなくなり、「本気」「全力」の気持ちが前面によく表れていました。ここ1週間ほど、送る会の準備やたてわり遊びの運営の中心となって「待ったなし!」の状況の中で具体的に動いているうちに、その責任感とともに最高学年になる実感がじわじわと湧いてきたのかもしれません。明らかに顔つきが変わってきた5年生が、とても頼もしく見えました。

 最後に歌ってくれた「友~旅立ちの時~」は6年生の心に静かに、しんみりと染みわたっていくような、気持ちのこもった素敵な歌声でした。「心を込めて歌う」という言葉がぴったりの、心に響く歌でした。

 そして、最後は、6年生のお礼の気持ちを込めた発表でした。1年生から5年生の発表は、それぞれその学年のよさが生かされ、とても見ごたえのある発表でしたが、やはり6年生は「格」が違いました。他の学年の発表との根本的な違いは、「担任の先生はノータッチ」ということ、つまりすべて「自分たちで考えて、自分たちが創り上げた発表」だということです。とてもよくできている寸劇のシナリオも、かっこよくできている動画スライドショーも、「威風堂々」という言葉がぴったりな立ち振る舞いも、じっと動かない座りの姿勢も…、そして多少のことは「アドリブ」で乗り越えるところも、すべて「自分たちの力」で創り出している、やり遂げているところです。まさに、6年間の「自分たちの成長」を存分に発揮する発表でした。

 そんな6年生の発表を目の当たりにした4年生。6年生のあまりの「堂々たる姿」「かっこよさ」に、釘付けになってました。発表を見る4年生の背中はずっと伸びたまま、微動だにせず、6年生の一挙手一投足をじっと見つめていました。そんな4年生の姿に、6年生の「大きさ」を改めて感じることができました。

 発表の後は、学校のリーダーとしての役割を5年生に

引き継ぐ「引き継ぎ式」が行われました。応援団旗や委員会のファイルなどを、5年生に手渡しました。6年生は「引き継いでほしい思い」を5年生は「責任を引き継ぐ決意」をひと言ずつ添えました。

 

 送る会の最後に、4,5,6年生を前に私(校長)からお話をさせてもらいました。いろんな話をしましたが、一番伝えたかったことは、「ここにいる上学年と、3年生を含めたみんなの力を総結集して、『最高の卒業式』を創り上げてほしい。」ということ。「そのために6年生は、卒業式や残りの小学校生活で、しっかりと竜西小の最高学年としての『頂点』の姿を在校生に示してほしい。5年生は、卒業生の「全力」を、「全力」で受け止め、「全力」と「全力」が響き合う感動的な卒業式にしてほしい。そして3,4年生は、持ち前の「パワフルさ」と「メリハリの力」で、そんな5年生を「全力」でサポートしてほしい。」とお願いしました。 

 6年生を送る会での子どもたちの姿を見ていて、改めてどこにでも胸を張って自慢できる「誇るべき竜西っこ」だと確信しました。この子どもたちなら、引き締まった厳粛な雰囲気の中、子どもたちの想いが響き渡る『最高の卒業証書授与式』にできます。子どもたちの全力の頑張りのおかげで、とても幸せな気分になれた6年生を送る会でした。

6年生を送る会② ~中学年のパワーとメリハリは圧巻!~

 今年の6年生送る会で、最もパワフルで「全力」という言葉がぴったりだったのが中学年の発表だと思います。

 3年生は「ありがとう6年生」というテーマで、呼びかけやリコーダー奏、ショートコント「学校あるある」や大縄跳び、そしてダンスと盛りだくさんの内容を発表してくれました。3年生の素晴らしいところは、一人ひとりの「声」がとても大きく、しっかりと6年生に届いたこと。そして、演奏や寸劇、ダンス等一つひとつの発表の「完成度」がとても高いことです。この送る会に向けて、時間をかけて「本気モード」で練習を積み上げてきたことが感じ取れました。中でも、キレッキレのダンスは圧巻でした。このダンスには明らかに6年生も度肝を抜かれたという様子でした。また、動くところ「動」と止まっているところ「静」のメリハリがあって、場面展開(入替の場面)すら美しさを感じました。

一人ひとりが「自分を全力で表現できたところ」、本気モードでの練習の積み上げによって「完成度の高い発表を、自信満々でできたところ」がとても素晴らしかったです。

 続いては4年生。パワフルさと思い切りのよさでは全校で群を抜いている4年生の発表。発表の始まりは、キレッキレの「キツネダンス」でした。常に「全力モード」の4年生の発表はいつ見ても、とても気持ちがよく、楽しい気分にさせてくれます。ダンスの次は、いよいよ4年生の新たな挑戦である「全員での漫才~4年生がいうには~」でした。漫才のセリフ回しは「呼びかけ」のように、声を張り上げればよいというものではなく、「間」や「雰囲気」が大切になるので、これはなかなか難しい挑戦でした。しかし、4年生は「恥ずかしさ」や「中途半端さ」に負けることなく、全力で演じてくれました。

 最後は、心を込めて「いつだって♪」という曲を歌いあげました。ダンスや漫才とは雰囲気をガラッと変えて、ただただ「心を込めて」、6年生に届ける気持ちで歌いあげました。歌声に込められた気持ちが6年生の心にジーンと染み入っていく感じがしました。

 

 中学年の発表は、まさに「中学年のよさ」=中学年の「竜西プライド」が十分に発揮されたパワフルさとメリハリに満ちた素晴らしい発表になりました。

6年生を送る会① ~5年生の司会進行&低学年の発表~

 今日は、6年生を送る会本番。子どもたちは、朝の登校の時から送る会の発表のことを話題にし、「校長先生、今から緊張してるね…。」とつぶやく子もちらほら…。その中でも今回、一番緊張していたのはおそらく5年生だったでしょう。昨日は「卒業お祝いたてわり遊び」でリーダーデビューを果たし、間髪入れずに今日は「6年生を送る会」の運営をしないといけないのですから…。

 数日前、5年生の練習を見学をした時、私は5年生に「中途半端」をなんとかやっつけてほしいとお願いしていたのですが、今日の5年生は「面構え」が違いました。明らかに「気合い」が入っています。立っている姿勢も、お辞儀ひとつとってもとてもきれいでした。司会のアナウンスも、始めの挨拶や終わりの挨拶も、実にはきはきしていて高学年らしい凛とした姿でした。

 発表のトップバッターは1年生でした。1年生は、この1年間6年生にお世話になったことを、歌にしたり寸劇にしたりして発表してくれました。その中で、自分たちができるようになったこともしっかりと発表することができました。

 登校の時の寸劇で「みんな揃ったし、さあ行こう!」の声の次の瞬間に、「あっ、かばん忘れちゃった!」というボケが入り、みんなでズッコケるところなんか、とても可愛らしくて笑ってしまいました。呼びかけや歌、鍵盤ハーモニカの合奏、大縄跳び、そしてダンス…6年生との思い出を振り返りながら、自分たちの成長もめいっぱい表現することができました。6年生を送る会が終わってから、何人のも1年生が、「6年生が卒業するの嫌だな…。淋しいなあ…。」としんみり話していました。

 2番手は2年生。「2年生の頃にタイムスリップ」と題して、6年生が2年生だった時のことが思い出せるような発表をしてくれました。鍵盤ハーモニカを中心とした合奏「アイアイ」。元気な歌声を聴かせてくれた「レッツゴーいいことあるさ」。そして運動会で踊った「U.S.A(カモンベイビーアメリカ)」のダンス。6年生は、自分たちが2年生の頃を思い出しながら、懐かしそうに2年生の発表を見ていました。2年生の元気はつらつとした声、そして全身で楽しむダンス…見ているものを楽しい気持ちにさせてくれる2年生の発表…素晴らしかったです。

 

 今日のブログは、ここまで。来週、中学年編そして高学年編と綴っていきたいと思います。

5年生の「初仕切り」~卒業お祝い たてわり遊び~

 今日は掃除を無しにして、どーんと長く「ロング昼休み」にしました。それは、子どもたちが6年生と最後の「たてわり遊び」をめいっぱい楽しめるようにするためです。

 今までの「たてわり遊び」は、ずっと6年生が企画と運営をしてきてくれましたが、今日からはリーダー交代!すべてを5年生が仕切っていきます。校舎内のあらゆる教室やホールを使って、縦割り班ごとに6年生との最後の思い出づくりをするべく、いろんなゲームを楽しみました。

 たてわり遊びを始める前、どこに行けばいいかよく分かっていない1年生のために、上級生が1年教室まで迎えに行くことになっています。それも今日から5年生がしなければならなかったのですが…。

 気がつけばたくさんの6年生が1年生を迎えに行っていました。別に5年生が忘れているわけではなく、6年生が気を回したわけでもなく、そうすることが、ただただ「あたりまえのこと」として体に染みついているからです。そんなところに、今までの6年生の1年生への優しい関わりがあったんだなと改めて思いました。

 ある教室に行くと、そこでは定番の「なんでもバスケット」を楽しんでいました。1年生から6年生まで、体のサイズもばらばらの子どもたちが一緒に楽しく遊んでいる風景は、なんとも言えず、ほんわかとした気持ちにさせてくれます。私(校長)が来たことに気がついた低学年の子が、すかさず「校長先生が好きな人!」と叫びました。この機転の利いた「お題」にも感心しましたが、その後ほぼ全員が一斉に動いてくれたこと(動くということは私が好きだということ)に、「なんて気を遣える子どもたちなんだ…」とさらに感心、嬉しく…そして照れくさくなりました。

 今回「初の仕切り役」になった5年生。さすがに緊張の様子は隠せませんでしたが、精いっぱい「たてわり遊び」がうまく進むように頑張ってくれました。今日感心したのは、5年生が今までの「たてわり遊び」にはなかった「新しい遊び(ゲーム)をいくつも考えていてくれたことです。正直、今までの「たてわり遊び」は遊びのバリエーションが少なく、「ハンカチ落とし」や「ゴロゴロドカン」、「絵描きしりとり」、「だるまさんがころんだ」などの「定番遊び」ばかりしていて、そこから遊びが広がらない…という印象でした。

 しかし、今回は「ボウリング」や「新聞紙を使った生き残りじゃんけん」、「じゃんけん勝ち残りゲーム」みたいな、今までなかったような「たてわり遊び」を提案してくれて、新鮮な気持ちでみんなが楽しむことができました。

 もう一つ嬉しかったことは、日頃「おとなしいなあ…、もうちょっと積極的に、元気な声が出るといいんだけど…」と思っていた子どもたちが、10名くらいの小集団「たてわり班」の中だからこそ、なんとか「しっかり声を出して、リーダーとして進めよう。」という積極的で強い気持ちを見せてくれたことです。こういう「小さな挑戦」を繰り返すことで、子どもたちが少しずつ自分に「自信」をつけていってくれると思います。

 「たてわり遊び」の最後は、6年生が1年生から素敵なプレゼントをもらって、おひらきとなりました。

 明日はいよいよ6年生を送る会です。各学年の発表も楽しみですが、送る会を進めてくれる5年生の「リーダとしての自覚と頑張り」におおいに期待したいと思います。頼んだぞ!5年生!

登校班 新体制スタート! ~字別児童会&R5年度登校班~

 昨日の5校時、字別児童会が行われ、今年度の登下校の反省や来年度に向けての確認等を行いました。これまで中心となって、登下校の安全を守るため下級生をまとめてきてくれた6年生班長・副班長の最後の仕事となりました。

 字別児童会の中で、新しい班での並び方や集合場所・出発時間を確認したうえで、昨日の下校からはR5年度登校班の体制で下校をしました。「お役御免」となるはずの6年生ですが、それはそうはいきません。卒業までは、登校班の最後尾について、新班長・副班長へのアドバイスやサポートにあたってもらいます。

 登校班旗をもって先頭を歩くことは、子どもたちにとっては、大人が思う以上に、責任感やプレッシャーを感じるようです。今までの班長さんたちが守ってきてくれた「安全な登下校」と班長・副班長としての「誇り(プライド)」をしっかりと受け継いでいってほしいと願います。

 そして今日、新登校班体制初めての登校。多くの班がいつもより早く学校に到着していました。きっと、班長さんの緊張や気合いの表われだと思います。ちゃんと2列に並べているか、気にしながら登校してきました。一番後ろを歩く6年生がどんなことを思っているかも班長さんには気になったでしょう。

 登校してきた西横関の石川陽士班長と少し話をしました。

「今日は、いつもよりだいぶ早く登校したね。」

「はい。歩くペースがよくわからなくて、結果的に早くなりました。」

「今は、1年生もしっかりとたくましくなって、どんなペースでもついてこられるからね。今度の1年生は何人?」

「はい。5人です。」

「それはなかなか大変やね。4月からは、ちょっとペースは考えなあかんね。後ろの副班長にもよく見てもらって、1年生に合わせたペースをつかまなあかんし、1年生のサポートをするために並び方も柔軟に変えていかなあかんかもしれんね。」

「はい。がんばります。」 

 話していると、陽士さんの班長としての責任感と緊張感を強く感じることができました。3月8日(水)には、新1年生を交えての「なかよし下校」があります。班長・副班長だけでなく、登校班のメンバーみんなで1年生が安全に楽しく学校に来られるように協力し合ってほしいと願っています。

本番まで秒読み! ~6年生を送る会 体育館リハーサル~

 3月3日(金)の6年生を送る会での発表に向けて、体育館でのリハーサル練習が佳境に入っています。発表の内容を詳しくお伝えすると「ネタバレ」になってしまうので詳細は差し控えますが、写真のとおり1年生から4年生までの発表の中には、みんな「ダンス」が取り入れられています。上は1年生、下は2年生のダンスです。どうですか!この張り切りぶり!本当にみんな楽しそうに踊ってくれるので、見ている方もとっても楽しい気分になります。

 3,4年生もこんな感じです…

 3年生と4年生の「元気さ」と「思い切りのよさ」もなかなかすごいです!見ていてとっても気持ちよくなります。

子どもたち一人ひとりの「私はここにいます!これが私です!」と言わんばかりの堂々とした大きな声と、「中途半端」ではない「全力」の発表は、心にズキュ~ンと訴えてくるものがあります。

 それぞれの学年の6年生に対する思いが、本番で6年生にしっかりと届くことを願っています。それぞれの「全力」が呼応し合って、創り出される大きな「感動」を心から楽しみにしています。

超どでかい賞 とりました! ~全国教育美術展覧会&特殊詐欺防止啓発コンクール&スキー大会~

 さて、今日も校長室で特別表彰式を行うことができました。毎日のように全国レベルの大きな賞をもらってくる竜西っこたち…すごすぎます!毎日生まれる「竜西プライド」です。

  まず初めに、近江八幡警察署が主催された「特殊詐欺防止啓発コンクール」において、最上位賞である「図画工作の部 最優秀賞」を勝ち取ったのは5年生の米田明加さんです。何気に持っている副賞の包みは、かなり分厚く、推測するに「商品券が福沢諭吉一人分」くらいは入っていそうです。(これはすごい!太っ腹!)

 続いて同コンクール「標語の部 努力賞」に輝いたのは、6年生の田村優衣さんです。田村さんも副賞をがっちりゲットしています。 

 続いては、「全国教育美術展覧会」という全国レベルのコンクールで、見事「佳作」を受賞した1年生の日髙煌斗さんです。「全国」ですからこの賞もなかなかもらえるものではありません。いやあ、すごいもんです。

 最後は、この冬、いろんなスキーの大会に出場し、今シーズン既に7枚の賞状をゲットしている5年生北村優美子さんです。中でもすごいのが、全日本スキー連盟のスキー級別テストで、なんと「1級」に合格したことです。どんどんスキー技術を磨いていく北村さん、今後の更なる活躍が楽しみです。

 本日、特別表彰された4人の皆さん。超どでかい賞の受賞、本当におめでとうございました。

 

ドキドキだけど…とても楽しい! ~6年生 オンライン1対1英会話~

 今日は、「英語学習の先進地」ならではの、ダイナミックな「試み」がされました。6年生の外国語(英語)の授業で、一人ひとりがそれぞ れに外国人とオンラインで英会話をするというものです。日頃の「ジェイソン先生と子どもたち」ではなく、また「一人の外国人と子どもたち」でもなく、「1対1」のガチな英会話です。

 6年生は、朝から緊張していたようです。「あ~いやや、いやや…。」と心配になるくらい本当にビビっていたようです。そんなに緊張してビビっているはずなのに、今日は「欠席0名。全員集合」の6年生…これが6年生のいいところです。

 私は5校時の6-2の様子を見に行ったのですが、始まる前は、本当に子どもたちは緊張しまくってました。明らかにキョロキョロと目が泳いでいる子がいたり、意味もなく何度も深呼吸する子がいたり、子どもたちのドキドキという心音が聞こえてくるような空気感でした。「『旅の恥はかき捨て』じゃないけど、『オンラインの恥はかき捨て』やから、気楽にどーんと行けばいいさ。」などと、無責任な慰めの言葉を子どもたちにかけながら、何とか子どもたちの緊張をほぐすように、私なりにサポートしたつもりですが…。

 午後2時10分。いよいよオンラインで24名の子どもたちに、24名の外国人の方々が、1対1でつながりました。とりあえず「Hello!」と言ったもののその後無言で固まってしまう子、いつもとはちょっと違う早口の流暢な英語についていけず、だんだん悲壮な表情に変わっていく子…。これは思っていたより難しい「挑戦」だったようです。おまけに途中で通信が切れたり、音がよく聞こえなかったりというマシントラブルも多々あり…「これはハードルが高すぎたか…。」とも思いましたが…竜西6年生は、実に粘り強かったです。

 「言葉」が無理ならボディランゲージで伝えようと身振り手振りを交えて何とか伝えようとする子、相手に失礼かもしれないなと思いつつも、正直に「Once more」、「More slowly」を繰り返しながら、知ってる単語を拾い集めて、何とか意味をつかもうとねばる子、プリントの例文を駆使しながらとにかく数多く英語を話そうとする子…、あきらめることなく、果敢にタブレット画面に向かう子どもたちに逞しさを感じました。相手の外国人先生も、子どもたちに伝わるようにゆっくり話したり、ジェスチャーをしながら話してくれたりと、徐々に「会話」が成立するようになってきたようでした。

 

 事後の子どもたちの感想を読ませてもらうと、

「言葉は違っても、ジェスチャー等を使うことできちんと分かり合えることに気づけた。意味が分かってもらえた時は本当にうれしかった!」、

「英語はとても難しいけど、意外と会話できて楽しかった。次はもっと会話をつなげられるように頑張りたい。」、

「何を言われているか分からないことが難しかったけど、何とか乗り切り会話できたのが嬉しかった。」、

「最初はスピードについて行けなくて、ひたすら『OK』でごまかし続けた。でも喋るにつれて相手の言っていることが分かるようになってきた。通じてくるととても楽しく感じる!」

などなど、「難しかったけど、精いっぱい頑張ったことで、少しずつ分かるようになってきて楽しかった!」というような感想が多かったです。

 

 K.Hさんの感想には、こんな力強い気持ちが書かれていました。

「先生を相手にするのと違って、発音も単語もよく分からなかったし、相手と話すのに表情が大事だとも思った。接続が悪くて聞こえなかったり、何を言っているのか全く分からなかったり、自分の伝えたいことが上手に伝わらなかったりして大変だった。中学に行ったら、またこのようなオンラインで授業するのか分からないけど、中学までにもう少し単語を覚えたり、発音をよくしたり、いっぱい話していっぱいコミュニケーションをしたりして、今日のリベンジをしたいなと思った。」

 「1対1でのオンライン英会話」…竜王町でしかできない貴重な「挑戦(チャレンジ)」でした。実際に外国人と英語で会話する難しさと楽しさの両面を感じられた体験でした。そして、すべての子どもたちがこの「挑戦」を「いい体験だった!もっと英語を学びたい!(学ばないと!)」と前向きにとらえられたことに、6年生の大きな成長を感じています。

黄・赤・緑の食べ物 ~3年生栄養学習~

 今日は3年生が、給食センターの竹内栄養士さんにお世話になって、栄養学習を行いました。今日の学習は「食べものの栄養素の話です。まだ「炭水化物」「タンパク質」「脂質」「ビタミン」などの言葉は使いませんが、「熱や体のエネルギーのもとになる食べもの」を「黄色の食べもの」、「血や肉、骨や歯のもとになる食べもの」を「赤い食べもの」、そして「体の調子を整える食べもの」を「緑の食べもの」というふうに「色分け」をして理解します。

 感心したのは、1年生から積み上げてきた「栄養学習」の内容を子どもたちがけっこう覚えていることです。「歯や骨を丈夫にするのはどんな栄養だった?」と質問されると、間髪入れず、みんな「カルシウム!」と答えます。「どんな食べものに多く入ってる?」と聞かれると、「牛乳、チーズ、小魚、豆腐…」とちゃんと答えるのですから感心感心…。

 授業半ばでは、グループ別に話し合って「ある日の給食」に出てきた食べものを、黄赤緑の色に分けることをしました。

「小麦粉は黄色で…、マロニーと春雨も麺と一緒で黄色かな…。」、「豚肉と豆腐は絶対赤やんな。」、「もやしは、野菜やし緑になるんちゃう?」などなど…今まで培った知識と生活経験の中から、根拠を見つけ仲間分けをしていきます。

 ここで子どもたちを悩ましたのは「わかめ」と「ごま」でした。「わかめ」については竹内先生からヒントも出て、「わかめは赤」と判明。問題は「ごま」です。「ごまも畑でとれるから野菜扱いで緑ちがう?」、「ごまは絞ると『ごま油』になるから、黄色になると思う。」…子どもたちの議論は白熱します。

 他の教科の授業でもこれくらい「前のめり」に議論してくれるといいのですが、子どもたちにとって「学校給食や食べもの」のことは別格らしく、たぶん「教科書」見るより、「給食の献立」を見ている時の方が一生懸命なのでしょう。そう確信できるほど、子どもたちは「献立」の内容をよく覚えています。「給食」については、常に「自分ごとと」して、絶対的な「必然性」をもって議論できるようです。

 さて、「ごま」の件ですが、やはり正解は「油」としてあつかい「黄色」に分類されました。さらに「ゴマは栄養価が高く、少しの量で大きなエネルギーを得られる。」ということを聞いて、「すげえ!ごま最強!」とうなずく子どもたちでした。

 ちなみに「マロニー」と「春雨」の違いを調べてみると、両者の違いは原料の違いで、「マロニー」はジャガイモのでんぷんとコーンスターチで作られていて、「春雨」はさつまいものでんぷんで作られているようです。

これはほんとにすごい!!超でっかい賞とったど~!! ~読売競書大会&県書き初め展覧会~

 いやあ、こんな「超どでかい賞」を受賞する竜西っこが出てくるとは…本当に素晴らしいです!嬉しい限りです!

 まずは、第15回滋賀読売競書大会で最上位の「滋賀読売大賞」を受賞したのは5年生の村居遥仁さんです。「滋賀県知事賞」より上の賞ですよ。あまりに大きな賞なので、本当の表彰式は4月30日に大津で行われます。ということで、今回は校長特有の筆文字で書いた「仮賞状」で我慢していただきました。続いて本校唯一の「金賞」に輝いたのは1年生の福島悠希さん、「銀賞」受賞は3年生の北川祐太さんです。この賞もなかなかもらえるものではありません。「金賞」には立派な楯が、そして銀賞にも文房具の副賞がついておりました。3名の皆さん、本当におめでとうございました。

 次に第62回滋賀県書き初め展覧会においても入賞者が4名もいます。唯一「金賞」を受賞したのは1年生の佐橋慶太朗さんです。でっかい賞状と「卯」と書かれたおしゃれなバッグをゲットしました。続いて「銀賞」は3人が受賞です。3年生の釜増瑛悟さんと4年生の鵜川永義さん、そして5年生の田中愛彩さんです。「銀賞」には同じく「卯」入りのクリアファイルが副賞についてきました。受賞4名の皆さん、本当に大したもんです。おめでとうございます。

 

 校長室特別表彰式は、明日もできそうですよ! どんどん続く『輝け!竜西っこ!』

 

 

5年生が「頼り」!5年生の「全力」に期待! ~5年生卒業お祝い週間~

 今日の3校時、5年生に「お願いごと」をしようと思って、5年教室に行ってみると「もぬけの殻」状態…「ということは体育館で6送会の練習かな…?」と体育館に行くと案の定、リハーサルの真っ只中でした。

 5年生は、今学校内で「一番忙しい学年」です。今週金曜日の「6年生を送る会」の運営はもちろん、「卒業をお祝いする取組」で6年生に代わって、たてわり活動を企画運営したり、全校をまとめたりしなければなりません。そして何よりも「卒業証書授与式」を、これ以上ない「素晴らしい卒業式」にするためには、5年生の「本気」と「ド真剣さ」が必要になります。小学校最後の「有終の美」を飾るべく6年生は、熱い思いをもって「本気」で臨みます。そしてその「本気」に在校生が更なる「本気」を返すことで、6年生の心はさらに高鳴り、体育館(式場)にいるすべての人の心が奥の方から、ぐぁ~っと熱くなって、すべてが「感動」に包まれる卒業式になるのです。在校生の「本気」を創り上げるのが5年生です。まず自分たちが熱く(本気に)なることが絶対条件になります。

私(校長)はそのことを5年生にきちんとお願いしたかったのです。体育館でのリハーサル後、担任の先生が少しだけ5年生に話す時間をとってくれました。

 「5年生の皆さんに、お願いがあるのです。6年生を送る会を、そして卒業式を最高のものにするには、5年生に頼るしかないのです。どうか『みなさんの全力』の力を貸してください。決して『中途半端』な形にならないように…。『中途半端』は、6年生や在校生を、もやもやとした感情にするだけです。何よりも自分たち自身に「もやもや」した気持ち悪さだけが残ってしまうだけです。『中途半端』に負けないためには、【照れくささ】や【恥ずかしさ】と闘わないといけません。それは決して簡単なことではないことは分かっています。でもそこに立ち向かってほしいのです。一人で難しければ『みんなで、思い切ろう』と声をかけあって…『中途半端』に負けないように、自分たちの『全力』を出し切ることでしか、自分たちの成長はないのですから…。どうか5年生の皆さん、私が頼れるのは5年生しかないのです。どうかどうか、6年生を送る会、卒業式、そして4月の入学式も含めて、みなさんの『全力』に期待しています。どうぞよろしくお願いします。」

 

 私が伝えたいことが、伝わったかどうか分かりませんが、卒業する6年生にも、これから最高学年になる5年生にも、「全力を尽くした」というやり切った感、達成感を味わってほしいと切に願います。

カルシウムについて知ろう ~2年生 給食センター竹内さんによる栄養学習~

 2月24日(金)、私(校長)は午前中出張だったので、教頭先生が2年生栄養学習のレポートをしてくれました。久々の教頭ブログです。

 今日(24日)は、2年生の栄養指導(出前授業)をしていただきました。「カルシウムの働きを知り、進んでカルシウムの多い食品を食べよう。」という目標のもと、学級ごとに竜王町給食センター栄養士の竹内さんが丁寧に教えてくださいました。

最初に「カルシウムの役わりは何でしょう?」という問いかけに、子どもたちは「骨をつくる!」「体が大きくなる!」など元気に答えることができ、スタートはばっちりでした。「カルシウムが多くはいっている食べ物は何だろう」という問題では、子どもたちが自分たちで考える時間を取ってくださり、友だちと一緒に考えながら発表しあうことができました。最後に自分が考えたことをプリントに書いてまとめる学習も含めて45分間しっかりと日常の食事を振り返ったり、一日に摂るカルシウムの量について学んだりできました。

 学校給食では「カルシウムたっぷり献立」の日が月に1回あり、今月(22日)はししゃもや色の濃い野菜が出たことを聞いて「あ、そうやったんや」とうなずく子どもたちでした。

授業の最後には、宿題として「カルシウムのことが書いてあるプリントを家に持って帰って、カルシウムにはどんな働きがあって、どんな食べ物に多く入っているのかを家の人に教えてあげてください。」ということが出されました。さあて、子どもたちはしっかり説明できるかな???お家で子どもたちの説明を聞いていてあげてほしいと思います。

 

 

このあどけなさとかわいさが、かえってしんみりさせるんだろうな… ~1年生 6年生を送る会練習~

 今日の5校時、1年生がホールで6年生を送る会の発表練習をしていました。

 「♪いつのことだか(一年中を) 思い出してごらん♪~」の歌にのせて、この1年間、1年生が6年生と過ごした時間やお世話になったことをグループ別に寸劇等で再現します。

 どんな場面を再現したのかは、写真を見ながら想像してみてください。それぞれの場面のキメは「やっぱり6年生は〇〇〇〇です!」と全員で言います。〇〇〇〇にどんな言葉が入るかも、本番までのお楽しみです。

 1年生を見ていると、6年生の皆さんに「感謝の気持ち」をこめて…というよりは、今はまだ「自分たちの発表」を楽しんでいるようです。ひょっとしたら「6年生とお別れする」ということにもまだピンときていないのかもしれません…。しかし、そのあどけなさや天真爛漫な姿が、かえって6年生の心に染み入るものになるのかもしれません。そして、ぐっときている6年生の表情を見て、1年生はまた何かを新たに感じるのかもしれません。

 3月3日(金)の6年生を送る会まで、あと1週間。在校生のたくさんの想いが6年生の心に届きますように…。

竜王ユースブラス ミニ発表会!

 今日の昼休み、町公民館で行われているキッズクラブの一つである「竜王ユースブラス」がミニ演奏会を開いてくれました。今年度の団員は3~6年生合わせて15名。うち竜西っこは、4年生の寺田亜実さんと大門茉白さんと森田友愛さん、そして5年生の齊内光優さんと米田明加さんの5名だけです。つまりあとの10人は竜王小の子どもたちで、今日は給食を早く食べて、西小まで来てくれました。竜王ユースブラスも人数が多かった時は全体で40名くらいいたと思うのですが、そう思うと今は少し寂しい人数になっています。

 今日は残念ながら大門さんがお休みでしたが、あと4名の竜西っこは、とても堂々と演奏してくれました。寺田さんと齊内さんはトランペット、米田さんはバリトン、そして森田さんはユーフォニウムを演奏していました。人数が少ない中なので、しっかりと4人が吹く音が耳に入ってきました。金管楽器は「唇を振動させて音を出す」楽器(決して金属製の楽器という意味ではありません)ですから、まずは「音」を出すのが大変なのですが、みんなしっかりとした音を奏でていたので感心しました。

 ほぼ全校児童が体育館に集まり、ミニ演奏会を楽しませてもらいました。みんなの「音楽を聴く態度」もちゃんとしていて、それもまた感心感心…。

竜王町は、少年野球やスポ少等スポーツ面は申し分ないのですが、音楽などの文化面でもたくさんの子どもたちが活動してくれるといいなと思っています。そういえば、どこの市町にもある「少年少女合唱団」が竜王にはありません。今日の「ミニ演奏会」を聴いて、「ぼく(わたし)も、あんなふうに楽器を演奏してみたいな」と思ってくれる子どもたちがたくさんいたらいいなと思います。あまり難しく構えないで「よし!体験だけでもしてみよう!」って感じでチャレンジしてくれたらと思います。

 ちょうど、3月4日(土)に「公民館フェスタ」でいろんな発表や体験教室があるので、ぜひ楽しんできてくれたらと思います。

少しの時間でしたが、吹奏楽の演奏でゆったりと気持ちのいい時間を過ごさせてもらいました。竜王ユースブラスの皆さん、ありがとうございました。

ちょっと複雑な学校風景!? ~6年生送る会そして卒業式にむけて~

 

 今日の5校時。校舎をうろうろしていると、4年生ホールから大きな声や歌が聞こえてきます。どうやら6年生を送る会の発表の練習をしているところらしく…「あ~、お祝いの言葉の呼びかけの練習か。」と思ったのですが、よく言葉を聞いてみると、「うちのおかんが言うには…」、「もっとちゃうこと言うてなかったか?」、「そりゃ、6年生やわ!」などとどこかで聞いたようなセリフが…。どうやら4年生お得意の「お笑いネタ」の発表のようです。「ちゃう、ちゃう!そこはもっとコテコテの関西弁で~!」と担任の先生の指導助言も、なんとも独特な感じです。この4年生の元気で大きな声が、逆サイドの6年生ホールまでよく聞こえていました。

 1階に降りると、今度は2年生教室から、ノリのいい賑やかな曲がガンガン聞こえてきます。覗いてみると、2年1組も2組も、子どもたちが全力で踊り狂っているではありませんか。みんなノリノリでめっちゃ楽しそうです。「カモンベイビー〇〇〇〇!どっちかの夜は昼間!」っていう曲です。何回もリピートしている感じで、男の子の中には、暑くなってランニングシャツ1枚で踊っている子が何人も…。どうもこれも6年生送る会の発表の練習らしいのですが、大音響のダンスミュージックと楽しそうな2年生の声が、校舎西階段を駆け上がり、6年生ホールにまで鳴り響いています。 

 そんな賑やかな音や声を聞きながら6年生はというと…。

 卒業式の自分たちの呼びかけ(答辞)について、真剣に話し合い、セリフの割振りを行なっていました。小学校生活最後の「自分の出番」である呼びかけ…「どんな言葉を選ぼうか。」、「何を伝えようか。」、大真面目にそれぞれが真剣に考えます。

 しかし、そんな静けさをかき消すように、左からは4年生の大きな声や歌が…、下からは2年生の賑やかな曲と歓声が…聞こえてきます。

 6年生はその声や歌や音が、「自分たちのためのもの」であることを知っていますから、きっとそれらを「やかましさ」ではなく、「うれしさ」に感じていてくれたような気がします。

 いよいよ来週からは「卒業モード」一色に包まれていきます。6年生の卒業をお祝いするためだけでなく、一年間の自分たちの成長をしっかりと確かめるためにも、残り少ない3学期を、一日一日熱く熱く、大切に過ごしてほしいと願います。

 

気合いと集中力とリズム、そして絆 ~4年生 大縄記録会~

 今日の昼休み、4年生の「大縄記録会」がありました。本当なら、2月15日の日に全校で「大縄大会」をする予定でしたが、インフルエンザの感染拡大の状況がひどかったため、大会を取りやめ、各学年のコンディションのいい日に「記録」を測定する「学年別の大縄記録会」に変更になりました。

 最近は、私の出張等の用事が多く、なかなか各学年の「大縄記録会」を見ることが難しかったのですが、今日は4年生の記録会にしっかり参加することができました。3分間で合計何回(のべ何人)跳べるか勝負です!

 私の役目は、子どもたちに「気合い」を注入することです。松岡修造さんにも、アニマル浜口さんにも負けない勢いと大きな声で、4年生の子どもたちを鼓舞します。

「ええか~!大事なんは気合いと集中力や~!気合い入れて行け~!」、

「リズムが大事やで!テンポ!テンポ!…ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!…そうや!そうや!その調子!」

「引っかかってもドンマイドンマイ!すぐ立て直せ~!」

 4年生の子どもたちのキャラはよくよく分かってますから、私がこうやって真剣に気合いを入れると、子どもたちもしっかりと返してくれると期待していました。子どもたちは、練習の時よりもはるかに強い気持ちと高い集中力で跳び続けます。元気のいい声を出し続けます。ここ一番のパワフルさと仲間同士の支え合いが4年生の持ち味です。

 

 練習中どうしても183回から記録が伸びなかった4年1組は、今日227回跳びました。自己最高記録が131回だった4年2組が、今日は151回跳べました。やはり「本番」の空気の中での「本気」は、予想以上の力を発揮します。両クラスとも、最高の結果が残せたいい記録会になりました。「本気でやれば、まだまだできる自分たち!」を実感してくれたと思います。

 でも私は正直やはり「全校大縄大会」がやりたかったです。それは、自分たちより上の学年の「挑戦」の姿が臨場感をもって見られるからです。6年生は「大縄記録会」で、578回(6-2)や431回(6-1)の大記録を打ち立てています。他の学年を圧倒する記録です。こんな大記録を打ち出せる6年生が、どんな「気合い」で、どんな「集中力」や「テンポ」で、そしてどんな「仲間との絆の力」で3分間を戦ったのか…その一挙手一投足を、下学年に見てほしかったと思います。(私も見たかったです…実は見られてないのです…)

 下学年に対して、「頂点(いただき)」を示して、「あこがれ」を抱いてもらう…それが最高学年の役割であり、その姿こそ本校が誇る「竜西プライド」だと思っています。「全校大縄大会」もそのための大切な機会だったと強く思っています。 

「しぶとく」生きる! ~6年生 斎藤智孝助産師による「命」の学習~

 6年生教室のカウントダウンカレンダーが「あと18日」を示していた今日、例年と同じように助産師の斎藤智孝さんをお招きし、6年生に「命の授業」をお願いしました。来月17日に旅立つ6年生に、今一度「自分らしく力いっぱい生きる」大切さを、「命の誕生」に関わる仕事をされてきた経験や思いを基に、「心をこめて、魂を込めて」伝えてくださいました。

 コロナ禍の3年間、いろいろと社会が抱えている問題が浮き彫りになってきました。病院での「面会」が難しく、家族揃って赤ちゃんの誕生を見守れなくなってしまったこと。逆にそのことで、病院ではなく助産院や自宅での出産を選ぶ人が増え、斉藤さんはその現場に毎日立ち会っていることを聞きました。

 また、せっかく生まれた命なのに、産後、お母さん独りが育児に悩み苦しみ、耐えきれなくなって自死を選んでしまう事案も実際にあるという悲しい現実についても聞きました。

 長年、「命の誕生」を全身全霊でサポートしてきた斎藤さんは言います。

「どんなに医学が発達しても、赤ちゃんが100%無事に生まれる保証はないんよ。生まれる赤ちゃんと産むお母さんの力を信じて、最後は祈ることしかできんのよ。」

「今まで、もう少しのところで…残念ながら生まれてこられなかった赤ちゃんを見てきました。亡くなった小さな命を悲しみ、助けてあげられなかった自分の力のなさを嘆き、『もうこの仕事を続けていけない』と思うことが何度もあったんよ。でも残された家族の思いに寄り添い、その力になるために、『やっぱりここから逃げちゃいかん!』と思い直し、この仕事を続けてきたんよ。」

 斎藤さんは、「命」というものの喜びも悲しみもすべて受け入れて、「命の誕生」に携わる助産師という仕事の尊さと大切さを胸に刻んで、今も毎日「命の誕生」に向き合っておられます。こんな斎藤さんの「心の底からの思い」を子どもたちはどう受け止めたでしょうか…。

 今日は、ある動画を視聴しました。「失われたものだけではない」という、2011年3月11日の東日本大震災の日、まさにその日に「この世に生を受けた赤ちゃんたち」のビデオでした。地震や津波であまりにも多くのものが失われましたが、その日確かに新たに「生まれた命」もあったのです。

 病院も機能していない、電気もない、赤ちゃんを出産するための環境が全くない中で…、ある赤ちゃんは車の中で…、ある赤ちゃんは公民館のダンボールの囲いの中で…、何もない中でも、生まれようとする赤ちゃんの力と、何としても産もうと思うお母さんの力、そして「命の誕生」を願う周りの人たちの協力と優しさの中で、力強く生まれてきた赤ちゃんたちの映像です。周りの人たちの「よかった~、無事に生まれた~」という心から歓喜と安堵の映像でした。

 あの日、多くの人たちの大きな愛と見守りの中で生まれた赤ちゃんたちは、この3月、本校の6年生とともに小学校の卒業式を迎えます。この子たちは、卒業式をどんな気持ちで迎えるのでしょうか。今ここにある「自分たちの命」を、ここまで育ってきた「12年間」をどう考えるのでしょうか。

 斎藤さんは、熱く問いかけます。

「親からスマホの使い過ぎを注意されて、親子喧嘩をし、『そんなだったらスマホを取り上げるぞ』と言われて、『スマホがなかったら生きていけない~!』とわめき散らす子どもの話があるんだけど、どう思う?」

 

 斎藤さんは続けます。

「生きていれば、時には自分に自信を無くし、悩みに悩み、耐えられないほど苦しくなる時もある。そんな時は『生きる意味』が分からなくなり、自分の「命の価値」を見失ってしまう時がある。そんな時は、ちょっと立ち止まっていい。休めばいい。エネルギーがたまるまで待てばいい。でも、休んだ後は、必ず『よし!』と立ち上がって再び歩き出してほしい。」

「人は皆、生きるために、生きる力をもって生まれてきた。皆に願われて、祝福されて生まれてきた。「生きる意味」について考える時、ここに立ち戻ることです。『他人』と比べて、自分に自信を無くすのでなく、『少し前の自分』と比べて、自分の少しの成長を喜んでほしい。」

「そう強く思って、自分らしく力いっぱい生きてほしい。」

「しぶとくしぶとく生きてほしい。」

 斎藤さんの「命の授業」…卒業まであと18日となった今、子どもたちは何を思ったでしょう…。

 

 

 

お手紙(はがき)が届くとうれしいね!~2年生西小郵便局開局中~

 

 

 今週は、毎年恒例の2年生による「西小郵便局」が開設されています。廊下には投函用のポストが設置され、また各教室にも配達用のポストが設置されています。写真のように、校長室にも「専用ポスト」を設置していてくれます。

 全校に「西小郵便局専用はがき」を配り、そのはがきで手紙のやりとりをします。2年生教室には、「仕分け棚」が用意されていて、回収されたはがきは、「消印スタンプ」が押され、配達場所別に仕分けされます。2年生は役割を分担して、「回収」「消印・仕分け」「配達」を行なっています。

日頃たくさんお話したり、関わったりしている友だちや先生だけど、改めて「手紙(はがき)」で気持ちを伝えることはとてもうれしいものですね。

 こんな私にも、はがきを送ってくれる子どもたちがたくさんいます。さあ、心を込めて返事を書かないと…。

「ふるさと学習」の更なる充実に向けて~第5回学校運営協議会(コミスク)~

 昨夜は、今年度最後となる「第5回学校運営協議会」が開かれました。

 今年度の学校評価(教職員自己評価および児童・保護者アンケート)について報告し、それに対して、ご意見や助言をいただく学校関係者評価を行なってもらいました。

「様々な取組によって、子どもたちの学力や自尊感情が伸びていることが大変嬉しい。」「これからも地域や保護者がもっと学校や子どもたちに関わっていけるよう取組に工夫が必要。」など、多くの意見をいただきました。

 また、来年度の「ふるさと学習」をさらに充実させるための取組の方向性や、「結るーむ」(旧学童教室)を学校と地域の交流スペースとしての機能を持たせ、日常的な「地域や保護者と子どもたちの関わり」を創り出していく取組を進めることを共通理解しました。

 先日、本校コミュニティ・スクールの「ふるさと学習」の取組に対していただいた「文部科学大臣賞」の受賞記念として記念撮影も行いました。

 学校運営協議会委員の皆さん、竜王町地域学校協働本部の皆さん、一年間ありがとうございました。来年度も「竜西っこ」のため、また学校を核とした「元気な地域(まち)づくり」のためお力をお貸しください。

校内版画展開催中!~楽しい作品が揃いました~

 今、本校では、「校内版画展」を開催していて、子どもたちは、各学年各学級の作品を鑑賞しながら、それぞれの「作品のよさ」について見つけたり考えたりする学習をしています。

 

 先日もお伝えしたように、1年生は「スチレン版画」で「大きな傘の下に集まった動物たち」や「大きな手袋に集まった動物たち」の楽しい世界を版で表しました。写真の西岡篤希さんの作品は、大きな傘を斜めに配置し、画面に動きを創り出しています。

 2年生は「紙版画」に挑戦しました。ボール紙やプチプチ(梱包材)や布など、版にしたら「面白い模様」が出そうな材料を考えて、台紙に貼り付けながら作品を作りました。写真の橋本莉子さんの作品は、一生懸命な顔の表情や、躍動感のある脚、そしてきれいに出たプチプチの模様が印象的な作品に仕上がっています。

 3年生と4年生は、ともに刷り上がった作品の裏から彩色する「彩色版画」づくりをしました。3年生は、「板紙凸版」と呼ばれるもので、何層にもなった硬いボール紙をカッターナイフで切って、めくっていくことで凹凸をつけ版にしていきます。写真の西澤花暖の作品は、キラキラと輝くモチモチの木と、それを眺める豆太が幻想的な世界を創り上げています。

4年生は先日もお伝えしたように、初めての「彫刻刀」で「木版画」に挑戦しました。写真の安田真翔さんの作品は、百人一首の絵柄をそのまま描くのではなく、何となくコミカルに、そしてジグソーパズル的なデザインで表現しています。今年の「校内版画展」で私(校長)が最も驚き、感心させられた作品です。

 最後は高学年のがっつり「木版画」です。白と黒だけで表す世界なので、白黒のバランス、彫り方の違いによって生み出される質感が命です。

写真は5年生の齋藤吏樹さんの「自画像」です。彫り方や、彫る方向を工夫して、顔の丸みと肌の質感をうまく表現できました。

 最後の写真は6年生の中津遥妃さんの作品です。白黒のバランスと、とてもインパクトと安定感のある構図が秀逸です。

 今年度は、何年かぶりに県の「子ども版画展」も開催されますので。校内審査で選ばれた代表作品が出品されています。たくさんの「でっかい賞」を受賞できることを期待しています。

「便利」だからこそ「こわさ」を知って~KDDIスマホ・ケータイ安全教室~

 今日は、町全体で取り組んでいる「早寝・早起き・朝ごはん」推進事業の一環として、全校児童が学年(学年部)ごとにKDDIスマホ・ケータイ安全教室を行いました。子どもたちの基本的生活習慣の確立や、脳や心の成長を阻害する背景として、大きな課題になっている「スマホ・ゲームとのつきあい方」や「スクリーンタイムの縮減」について、子どもたち自身が、考え、判断し、行動にうつせるようスマホ・ゲーム等を利用する時のルールやマナー、そして「便利さ」「楽しさ」の裏側にある「危険性」についてしっかりと学びました。講師の先生は、兵庫県内の大学生先生3名(ソーシャルメディア研究会)です。いつもとは違う雰囲気のゲストティーチャーに子どもたちも楽しく勉強できたようでした。

 1,2年生は、スマホやゲーム、ネット等を利用する時のマナーやルールについて学びました。何も考えないで、ネットやゲームに興じていると、やめられなくなって生活リズムが崩れたり、知らず知らずのうちにたくさんのお金(課金)を使っていたり、顔が見えない「言葉」だけのやり取りで、人を傷つけてしまったり、「なりすまし」の被害に遭ったり…スマホ・ゲーム・ネットに潜んでいる、「ひとごと」ではない「身近な危険」について学びました。「きちんとルールを決めて楽しむこと」や「困ったときは、すぐに周りの大人に相談すること。」等を確認しました。低学年の子どもたちは特に、スクリーンタイムは多くても1時間以内にして、しっかり「食べて」、しっかりしっかり「寝る」…まさに「早寝・早起き・朝ごはん」を確実に実行してほしいと願っています。

 3年生以上は、もう少し深く「スマホ・ネット等に潜む危険・罠」そして、取り返しのつかない過ち「デジタルタトゥ」等について学びました。つまりは「ネットやゲーム依存」は、知らず知らずのうちに「被害者」にも「加害者・犯罪者」にもなる危険性があり、それは「一生消えない大きな傷」になるということを知る学習です。

 顔が見えないコミュニケーションゆえの「言葉のやりとりの難しさと怖さ」、「依存による健康被害や金銭トラブル」、「知らない人とのやり取りから、犯罪に巻き込まれる危険性」、「ちょっとした『悪ふざけ』や『感情的な言動』が、取り返しのつかない…一生消えない大きな『傷』になること」など、ネットの世界では「子どもも大人」も一緒ですから、「子ども」だから許されるということはないことを、子どもたち自身がしっかりと理解することから始めなければなりません。そのうえで、この「便利」なツールを自分の生活にどう生かしていくかを考えなければなりません。

 まずは、しっかりと「ルールと約束」を家族で確認することが大切だと感じました。低学年のうちはまだまだ保護者の皆様の「管理」が大切だと思いますし、中学年以上は今日学習したこと等をしっかりと「自分」で理解し、判断し、「自分自身で自律(管理)できる力」をつけることが大切になってきますので、保護者の皆様は絶えずそのサポートをしていただかなければなりません。そして学校は、このスマホ・ゲーム・ネットの問題を、「情報教育」としてのみとらえるのではなく、互いの人権を大切にする「人権教育」として、また自分の健康を守る「健康教育」として、そして、あらゆる危険から自分を守るための「安全教育」として、しっかりと学びの機会をつくっていきます。

 「便利」で「必要不可欠」なものだからこそ、その「危険性」を理解し、「正しく使うこと」を子どもたちに伝えていきたいと思います。

児童が主体となる児童会活動 ~運営委員会と放送委員会のコラボ企画~

 今、本校の玄関にモニターが設置されていて、そのモニターには「RyuTok募集!」のPR動画がエンドレスで流されています。しばらく見ていると、運営委員会委員長の佐橋遼太朗さんと放送委員会委員長の富家大志さんが画面に登場して、「運営委員会と放送委員会のコラボ企画として、『RyuTok』動画を募集しています!この一年でできるようになったことや特技などを動画に撮って紹介してみませんか。優秀作品は給食の時間に放送します!」と企画の説明とともに、一人1台のタブレット端末を使った動画の撮り方や、オクリンクという機能を使って動画を送信(提出)する方法を説明してくれています。

 学習で使い慣れてきたタブレットPCやオクリンクを活用して、「自分たちの学校生活を楽しくする」ための企画を考え、「自分たちの力」で運営実行していこうとする児童会(委員会)の「新たな挑戦」をとても嬉しく思います。欲を言えば、こんな学年末の切羽詰まった時期ではなく、もう少し早めに計画できるとよかったのですが、この価値ある「新たな挑戦」が、来年度の委員会活動にうまくつながっていけばと願っています。

 委員会活動は、本来「自分たちの学校生活に『必要な役割や取組』を分担して行うこと」と「自分たちの学校生活を『楽しく豊かにする取組』を作り出していくこと」が目的です。何よりも大切なのは、「自分たちが主体的に」ということ。ややもすると、先生たちの指示で動くだけの委員会活動になりがちです。子どもたちに取組を考える「視点」や取り組む「方法」をしっかりと指導しながら、子どもたちの「思い」を大切にして、「主体的な取組」となるようサポートしていかなければならないと考えています。

 そう言った意味では、今回の「RyuTok」の取組は、「学習の成果」と「子どもたちの発想」を生かす価値ある挑戦だと思っています。

 子どもたちも何かと忙しい学年末ですが、たくさんの子どもたちが、動画作品を応募してくれるといいですね。

 

ジェイソン先生と2年生 ~2年生外国語活動&昼休み~

 今日の3校時、2年生教室から元気な声が聞こえてくるので行ってみると、ジェイソン先生&廣田先生による外国語活動が行われていました。そもそもALTやJTEなどの専科教員による低学年の外国語活動を年間10時間もしている市町は他にはなく、外国語(英語)教育については間違いなく最も「手厚い」のが竜王町の強みです。おまけに子ども園でもALTによる「英語で遊ぼう」を年間10時間程度実施しているような市町はどこにもなく、幼小中の系統的な英語教育が確立されている竜王町の英語のレベルはとても高いと思います。7,8年前竜王中の教頭をしている時、中学校の卒業生が、「中学校の時、自分は英語が『できる』なんて思ってもいなかったけど、高校に行ったら『自分って英語がイケてるやん』と思えた。それほど竜王の英語はすごかったんやと今になって思えます。」とよく言っていたことを思い出しました。

 さて、話を戻して…、2年生は今日も全身で英語を楽しんでいました。今日は体の部位「head」「shoulders」「knees」「toes」「eyes」「ears」「mouth」「nose」という英語を、歌に合わせてボディタッチしながら覚えるような体操?がとても楽しいらしく、何度も「one more time ,  please!」と言いながら、繰り返し楽しんでいました。

 私が参観していたのは、ほんの10分ほどでしたが、その間ジェイソン先生や廣田先生が「日本語」を話すことはほぼなく、「All English」で授業が進められていました。子どもたちは、目と耳をめいっぱい働かせてジェイソン先生の「伝えようとしていること」を理解しようと一生懸命になっています。身振りを交えながらの「Are you tired?」に対して、大きく「No!No!」と答える子どもたちの笑顔が印象的でした。

 ジェイソン先生は、昼休みも2年生の子どもたちと一緒に遊んでくださいます。大好きなジェイソン先生と自然に触れあいながら、「生の英語」に慣れ親しんでいきます。子どもたちのために、一生懸命尽くしてくださるジェイソン先生に感謝感謝です!

 

竜西っこの頑張りをしっかり見ていただきました!~3学期教育委員会学校訪問~

 今日の午後、竜王町教育委員会学校訪問がありました。甲津教育長様をはじめ教育委員の皆様、また教委事務局の皆様が、子どもたちの学習や活動の様子を参観に来てくださいました。子どもたちは、「一瞬」は緊張もするようですが、「自分たちの頑張っているところを見てもらわなくっちゃ!」と張り切ります。保護者参観はもちろん、「学校の先生」以外のいろんな方に、自分たちの頑張りを見てもらうことは、子どもたちにとってとても励みになります。「ぼくたち、私たちを見て!」と子どもたちの表情が増えていっていることが嬉しいです。

 今日もたくさんのお褒めの言葉をいただきました。

○「いつ見ても下駄箱の靴は、きれいに揃ってますね。」⇐誰もがおっしゃる、今や「あたり前田のクラッカー」的「竜西プライド」

○「みんな、本当に落ち着いて集中して学習に取り組んでいますね。それに姿勢のいい子が多いです。特に2年生の姿勢がよかったです。」

○「先生たちの板書の字がきれいですね。とても見やすく分かりやすいです。」

○「机の上に無駄なものがなくて、すっきりしています。これも集中できるりゆうですね。」

○「教室やホールがよく整頓されていて、気持ちがいいです。これも子どもたちが落ち着いている証拠ですね。」

○「学級目標なども、みんなで決めて、しっかりと共有できているのがいいですね。」

○「グループで、活発に話し合っている姿に感心しました。自分たちのやりたいことを主体的に学んでいます。」

○「脳トレで一日のスタートが気持ちよく切れていて、学習のけじめやメリハリが習慣づいています。」

○「朝の脳トレの成果がよく見えます。漢字の習得率がとても高いですね。しっかり基礎学力が定着しています。」

○「3年間の算数の授業研究の成果が、全国学学調査結果に確かに表れています。」

 皆さん、「竜西っこ」のいいところをたくさん見つけてくださいました。今日、誉めていただいたことを子どもたちにも、先生たちにもしっかり伝えたいと思います。

 

最後に「頂点(ゴール)」を示してほしい ~6年生 卒業に向けて~

 6年生の「卒業」に向けての様々な取組が始まっています。6年生は卒業に向けて取り組むべきことを、自分たちで分担しながら主体的に進めています。「6年生を送る会担当」、「ひびきあい活動(コサージュ作り)担当」、「校舎への感謝を示す『卒業そうじ』担当」、「転出された元担任の先生への感謝を伝える担当」「西小の先生たちへの感謝を伝える担当」の5つの担当に分けて進めているようです。

 この日は「6年生送る会担当」のチームが、発表の計画について提案していました。発表のシナリオや、発表に使う動画(スライドショー)などを、タブレットPCを使って説明していました。担任の先生の指示で取り組むのではなく、6年間の学びを、そして6年間で築き上げてきた「仲間との絆」を最大限生かしながら、すべて自分たちで計画、進行していきます。そんな6年生の姿に「6年間の確かな成長」を実感していました。「自信を持って、熨斗をつけて中学校に送り出せる、自慢の子どもたちだな…」と改めて思いました。

 卒業式の歌の練習も始まっています。真剣な表情で、気持ちを込めて歌う6年生の姿に、卒業式にかける「熱い思い」を感じ取ることができました。

 今まで、全校のリーダーとして、下学年に範を示しながら学校文化(校風)を創り上げてきてくれた6年生。私(校長)がめざしてきた「竜西プライド」をいくつも実現してきてくれた6年生。

 卒業式には、後に続く下学年の子どもたちに、6年生(小学生)がめざすべき「ゴールの姿」、「頂点の姿」をしっかりと見せてあげてほしいと強く思います。「あんな6年生になりたい!自分たちの目標はこの姿だ!」と憧れの気持ちをもって、見送られる6年生であってほしいと願います。

 卒業式まであと5週間。カウントダウンの数字が、一日一日減っていくにつれて、淋しい気持ちが少しずつ増していきます。

2,000人に1人の超でっかい賞受賞! ~第46回滋賀県青少年書展~

 今日も校長室で「でっかい賞」を受賞した竜西っこを表彰することができました。

 今回の賞は「第46回滋賀県青少年書展」という書写のコンクールです。おそらく県内では最も出品作品数が多い展覧会だと思われます。出品数は小中学校合わせて、なんと102,608点。

 そこから、まず「特選(特別賞)」が56点のみ選ばれます。「特選」に選ばれる確率は、なんと0,05%!2,000人に1人の確率という超狭き門です。

 ところが今回、その「特別賞」=「滋賀県書道協会賞」を受賞した竜西っこがいます!

6年生の圖司結月さんです。実は、もうすでに正式な表彰式は終わっているのですが、あまりに「でっかい賞」なので、改めて学校で表彰することにしました。めったなことではもらえない本当にすごい賞です!

 そして、輝く竜西っこは他にもたくさんです。この展覧会で見事「金賞」を勝ち取ったの人が6名もいます。「金賞」の受賞確率は約2%、50人に1人しかもらえません。そんな金賞を受賞したのは、

 1年生 北川結菜さん、3年生 本庄絢太さん、橋口芽生さん、5年生 小倉野々花さん、宮本英治さん、そして6年生 紀伊里咲さんの6名です。

 7名の受賞に大きな拍手です!本当におめでとうございました。

2年生も“熱く”燃えてます! ~全校大縄大会に向けて~

 体育の時間や休み時間になると、いろんなところで大縄の練習をしている学級を見かけます。今日は、2年生の練習を見させてもらっていました。「ハイスピード縄跳び大会」の時にもお伝えしましたが、2年生は縄跳びが得意な子が本当にたくさんいます。大縄の8の字跳びでも、多くの子が「間」をあけずに次々と縄に入って跳んでいきます。「縄の回し手が先生で、跳びやすい態勢を作ってくれる」ということを差し引いても、とにかく2年生の縄跳び・大縄の力はかなりすごいです!

 もちろん、苦手な子もいます。苦手な子がうまく跳べるように、周りのみんながサポートします。写真をよく見てください。「前の子の背中にそっと置いたやさしい手」が分かるでしょうか。背中を軽く押してあげることで、縄に入るタイミングを教えてあげているのです。縄に引っかかった子がいても、「おしい!」「どんまい!」…そんな声も聞こえてきます。

 今まで「自分が…」「自分のために…」ばかりで動いていた子どもたちが、1本の縄を一緒に跳ぶことで、「みんなで…」「みんなのために…」という意識に少しずつ変わっていきます。「みんなが楽しい!」という学校目標の実現のために、この大縄大会はとても大きな意味を持ちます。

 3分間で、のべ何人が跳べるか勝負です。「みんな(学級)」の目標をめざして「みんな」の気持ちを一つにして、「みんな」が喜べたり、満足できたりする大縄大会になるように、私も応援します。

 ちなみに、1年生は学級を二つに分けて、2チームでエントリーします。やっぱり競争相手がいないと気持ちが燃えませんからね。「みんな(学級)」で団結して、「勝つ」ために、「目標達成」のために一生懸命努力して…、たとえ気持ちが折れそうになっても、そんな時こそ、「みんな(学級)」の「絆」で何とか乗り切って…、「勝利(達成)」が手に入ったら、「みんな」でめいっぱい喜んで…、たとえ「敗北(未達成)」に打ちのめされても、人のせいにしないで、ふてくされないで、「みんな」で「負け」を受け入れて、その悔しさを「みんな」で次への「エネルギー」にかえていく…。そんなやさしくてたくましい「竜西っこ」でいてほしいと願います。

全校大縄大会は、2月15日(水)。乞うご期待。

版画作品が続々と完成! ~校内版画展に向けて仕上げに入ってます~

 2月13日(月)からの「校内版画展」に向けて、どの学年も版画の仕上げに入っています。今日は、この前からちょくちょく見に行っている1年生の版画づくりを紹介します。

 1年生が取り組んでいるのは、「スチレン版画」と呼ばれるもので、スチレン板(発泡スチロールより少し硬く、表面が滑らかな板)にへらで絵を描いたり、スタンプ的なものを使って表面を凹ませたり、模様をつけたりして、それを版に写すというものです。

今回は、赤・青・緑・黄色の4色のインクを使って刷り上げました。シンプルに1色で刷ったり、何種類かの色を使ってカラフルに刷ったりしました。

 1年生にとって難しいのは、版と紙がずれないように、端と端を合わせるように、紙をまっすぐに乗せることです。ここは友達と協力し合って、息を合わせて慎重に作業します。

 うまく紙の着地が決まれば、今度は丁寧に紙を版に押し付けて(撫でて)、刷り上げていきます。「どんなふうに刷れているかなあ…。」と、ゆっくり版から紙をはがす時のわくわく感がたまりません。

 インクまみれになりながら、版画作品を仕上げた1年生。とてもきれいで楽しい版画に仕上がりました。

 

竜王西小学校の歴史 ~3年生社会 町の様子とくらしの移り変わり~

 今日の2時間目、3年生の社会科「町の様子とくらしの移り変わり」の学習に、地域学校協働本部の関川先生がゲストティーチャーとして来てくださいました。先日の「七輪体験」でもお世話になったところですから、子どもたちもすっかり「顔なじみ」になり、「関川先生!」って気軽に声をかけさせてもらっています。関川先生は「竜王町の自然と歴史」について、本当に詳しく知っておられ、本当なら「子どもたち」より前に、我々「先生たち」が竜王町のことについて、しっかりと学ばないといけないところです。

 さて、今日の学習のメインは、「竜王西小学校の歴史」でした。この際、このブログをご覧の皆さんも一緒に勉強しましょう。

①もともと竜王町には「鏡山村」と「苗村」のふたつの村があり、

②明治10年(今から146年前)には、竜王町に7つの学校がありました。

③明治19年(137年前)に、鏡山村には「鏡小」「鵜川小」「岡屋小」の3校、苗村には「山之上小」「川守小」「林小」の3校、合計6校に統合されます。その後「林小」が統合され、合計5校となります。

④明治42年(114年前)、「鏡小」「鵜川小」「岡屋小」の3校が統合され「鏡山小学校」に、そして「山之上小」「川守小」の2校が統合され「苗村小学校」になり、町内2校体制の時代が昭和まで続きます。

 次に、大きな転機が訪れます。

⑤昭和30年(68年前)、「鏡山小学校」は「鵜川校舎」を本校、「鏡校舎」「岡屋校舎」を分校とする「竜王西小学校」となります。そして「苗村小学校」は、「山之上校舎」を本校、「川守校舎」を分校とする「竜王東小学校」になります。歴史上初めて「竜王西小学校」という学校が登場しますが、これは現在の「竜王西小学校」とは全く別物です。校区も今と違って、「小口」や「岡屋」「山中」も西小校区になっています。ちなみに、1~4年生は「分校」通い、高学年になると「本校」に通ったそうです。 

 続いての転機は、町内1校体制になる時です。

⑥昭和45年(53年前)…竜王西小学校と竜王東小学校が統合され、「竜王小学校」になります。校舎は5校舎ありましたが、翌年、新校舎が建てられ(現在の竜王小学校)、竜王町の子どもたちは「みんな」竜王小学校に通うことになったのです。そしていよいよ、現在の「竜王西小学校」が生まれる方向に歴史は動きます。

 写真の町並みがどこか分かりますか?昭和60年頃の「美松台」の風景です。この時は、まだ家もまばらですが、その後一気に家が建ち並ぶことになります。当然「子どもたち」の数も増え、「竜王小学校」の全校児童数は1,000人を越える事態になり、新たな「小学校」の必要性が出てきました。そしていよいよ…

⑦昭和63年(今から35年前)、現在の「竜王西小学校」が開校する運びとなったわけです。

 開校当時の「竜王西小学校」の写真です。現在はあるのに当時はまだなかったものがたくさんあります。「コスモス保育園」はもちろん、「旧西幼稚園」もまだ建っていません。それから、よく見ると分かるのですが、現在の「2,6年教室棟」も「ウサギ小屋」も実は、最初はなかったのです。前庭の「ケヤキ」の幹がまだ細く弱弱しいこと…今や本当に「太く大きく」育ちました。35年の歴史の積み重ねを感じます。 

 今日は改めて、「竜王町の小学校」「竜王西小学校」の歴史を振り返ることができてよかったです。関川先生、ありがとうございました。

 

 

 

TVカメラの前でハッスル!ハッスル!~下学年 ハイスピード縄跳び大会~

 今日の昼休みは、1~3年生のチャレンジランキング「ハイスピード縄跳び大会」でした。1分間に何回跳べるか、全力で頑張ります。今日は近江八幡のケーブルテレビZTV が取材に来てくださったこともあって、かっこいいところを見てもらわなければなりません。どの子もハッスル!ハッスル!一生懸命跳びました。

 学年関係なしに、得意な子は高学年並みに180回~210回くらい跳びます。特に2年生は、150回を超えてくる子が多くてびっくりしました。

 さらにびっくりするのが1年生の頑張りです。1年生というと、たいていは「ちょんちょん跳び」(ゆっくりリズムを取りながら跳ぶために、縄を1回転させる間にちょんちょんと2回跳ぶ跳び方)の子が何人もいるのですが、今年は誰もいません。みんな、ちゃんと1回転1ジャンプの両足跳びがきれいにできています。大きく腕全体を回して跳ぶのではなく、だんだんと脇がしまってきて、腰の横で、手首で縄を回せる子が多いのにびっくりです。本当に感心しました。

 何人かの子どもたちは、ZTVさんにインタビューも受けました。どんなことを聞かれて、どんなふうに答えたのかわかりませんが、遠目で見ていると、みんな元気よく受け応えできているようでした。

 今日の模様は、ZTVで2月16日~23日の間、「はちすま」という番組で、一日に何回も放送されるようです。視聴環境が許せばぜひ見てあげてください。

 

 

久々の「でっかい賞」とったど~!~お話を絵にするコンクール&全国児童才能開発コンテスト~

 今日は久しぶりの「全国レベル」の「でっかい賞」の表彰式ができました。

 第52回京都新聞お話を絵にするコンクールで見事「滋賀県町村会長賞」という特別賞を、そして第59回全国児童才能開発コンテスト(図画の部)でも「佳作」を受賞したのは、1年生の川嶋紗綾さんです。

 写真の左の絵は、「佳作」に入った「お兄ちゃんとの夏休みの思い出」です。写真右は、「みらいのえんそく」という絵本を読んで描いた楽しい作品です。

 未来の遠足は「月」にいくのかも!一人の少年と月に住むゆかいな生物が、絵を描くことを通してなかよしになります。夢が広がる楽しいお話を絵に表しました。

大きな大きな賞のW受賞!紗綾さん、すごいね。本当におめでとう!