校長ブログ

48名が竜王西小学校を巣立ちました ~令和4年度卒業証書授与式~

 少し肌寒い日になりましたが、本日無事に48名の卒業生が本校を巣立ちました。

 今日の晴れの日を迎えるために、卒業生自身はもちろん、在校生の子どもたちや保護者の皆様、また地域の皆様、たくさんの人たちが卒業を祝福し、できる限りいい卒業式になるよう、それぞれに力を尽くしてくださいました。

 保護者の皆様は、今日の日が無事に迎えられるよう子どもたちの健康管理に気を配っていてくださったことと思います。地域の方々も、スクールガードさんをはじめ、子どもたちの安全確保に努めていただき、「おはよう」「おかえり」などの声かけをしながら、子どもたちを温かく見守っていただきました。

 学校内でも、先生たちだけでなく、例えば用務員さんは、式場を華やかにしてあげたいという思いで、卒業式に間に合うように、パンジーの花を大切に育ててくださいました。おかげでたくさんの色とりどりのパンジーのプランターで式場を飾ることができました。卒業式に合わせて、玄関や会議室にお花を生けてくださった地域の方もおられます。たくさんの人たちの愛情や気持ちに支えられて、48名の6年生は立派な卒業式を整えてもらって、今日無事に卒業することができました。

 

 卒業式は、正式には「卒業証書授与式」ですから、一番大切なのは「卒業証書」を受け取ることだと私(校長)は思っています。だから、本校では多少時間がかかっても、代表授与等ではなく、一人ひとりの「名前」を呼んで、一人ひとりにきちんと「卒業証書」を手渡すことにこだわっています。

 担任の先生に呼名をされて、「はい。」と返事し、赤じゅうたんの花道を、胸を張って堂々と歩き、しっかりと私(校長)と目を合わせて、「6年間の学びと成長の証」を受け取る…。呼名から証書を受け取る、ほんの数秒の間に、「大きく成長した自分」を示すことが、卒業式で一番大切な場面だと思っています。

 そういう意味において、今年度の卒業生は本当に「立派な姿」を見せてくれました。一人残らず全員が、「はい。」の返事に6年間の自分の成長のすべてを込め、堂々とした姿で卒業証書を受け取りました。私はそれがとてもとても嬉しかったです。

 式辞を聴く姿も、思い出や感謝の気持ちを綴る呼びかけも、そしてこの仲間で歌う最後の歌「大切なもの」「旅立ちの朝に」の歌声も…それらすべてがこの竜王西小学校の最高学年の「頂点」の姿でした。在校生はその姿をしっかりと心に焼き付けてくれたと思います。

 1時間20分の式の間、在校生の姿勢も崩れません。3年生の声はどこまでも明るく温かく…、4年生の呼びかけはどこまでもパワフルで熱い思いがこもっていて…、そして5年生の見送り演奏はどこまでも一生懸命で、思いの詰まった丁寧さを感じます…。それぞれの学年の「よさ」が重なり合って、すばらしい卒業式になりました。竜西小らしく、ビシッと引き締まっていて、そしてここ一番の「全力パワフルパワー」…このメリハリのきいた校風が本校の誇りです。全校で歌う「ビリーブ」の歌声の響きは、子どもたちの心が一つになった瞬間でもありました。

 

 48名のこれからの未来に、幸多きことを願うばかりです。

 最後になりましたが、卒業式にご臨席賜りました西田町長様、澤井副議長様、今井教育長職務代理者様、小磯学校教育課参事様、櫻井学校運営協議会長様、西村PTA会長様に改めて感謝申しあげます。本当にありがとうございました。

 以下、私の式辞を改めて載せて今日のブログを閉じたいと思います。

 

 式  辞

 

 桜のつぼみも大きく膨らみ、風のにおいや陽だまりの温かさに、春の訪れを間近に感じる今日の佳き日、竜王町長 西田秀治様をはじめ、ご来賓の皆様、並びに保護者の皆様のご臨席を賜り、令和4年度卒業証書授与式を挙行できますこと、教職員を代表いたしまして厚くお礼申しあげます。誠にありがとうございます。 

 48名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。 今皆さん一人ひとりが手にした卒業証書には、6年間の皆さん自身の頑張りとともに、ご家族の深い愛情、そして地域の方々の温かなまなざしのすべてが込められています。皆さんの大きな成長は、学校生活だけでなく、家族の愛情や地域の方々の支えがあってこその成長です。このことへの感謝の気持ちを、いつまでも大切にしてほしいと思います。

 

 さて、私は、卒業生の皆さんにありがとうと言いたいことがたくさんあります。まだまだコロナ禍で、制限を強いられる学校生活ではありましたが、皆さんはこの竜王西小学校のリーダーとして力を発揮し、胸を張って自慢できる学校文化、「竜西プライド」をたくさん創り上げてくれました。

 挨拶がしっかりできる学校、下駄箱の靴がきれいに揃う学校、やるべき時は全集中、遊ぶ時は思い切り楽しめるメリハリのある学校、そんな誇るべき学校文化を創ってくれたのは皆さんです。

 全校の心を一つに、全力尽くして熱く燃え上がったりゅうせいピックも、思わず「幸せ!」と叫んでしまうほど、この上ないの楽しさを満喫した修学旅行も、それらは誰かが与えてくれた「楽しさ」なのではなく、すべて皆さん自身の力で創り上げた「楽しさ」なのです。

 

 そして今この瞬間も、背筋を伸ばし、真っ直ぐなまなざしで、私の話を聴いている皆さんの姿は、ここにいる在校生がめざすべき目標の姿であります。まさに竜王西小学校の最高学年としての「頂点」の姿を今、後に続く下級生たちに示していてくれるのです。素晴らしいです。そんな皆さんを、私は心から誇りに思います。皆さん自身が最大の「竜西プライド」だと思っています。今まで本当にありがとう。

 

 卒業する皆さんに、私からのはなむけとして、これからの未来に向けて大切にしてほしい、三つの『い』のつく言葉を贈ります。 

 まず一つめは、『命』です。今まで何回か助産師の斉藤智孝先生に来ていただき「命の学習」をしてきました。自分が生まれたこと自体が奇跡であることや、自分は生きる力もって生まれてきたということ、そして家族をはじめ、友達や周りの人たちの愛情と優しさに支えられているからこそ、今「生きていられる」ということを何度もかみしめてきました。かけがえのない自分の命に自信と誇り、そして責任を持ち、自分らしく生き抜いてほしいと思います。齊藤先生の言葉を借りるなら、「しぶとく しぶとく」生き抜いていってほしいと願います。 

 二つめは、『意志』です。大きな夢を持ち、その夢に向かって、強い意志で挑戦し続け、自分の願いを実現させてほしいと思います。今、大リーグで大活躍している大谷翔平選手は、大リーグに移籍する前にこう言ったそうです。「成功するとか失敗するとかぼくには関係ない。それをやってみることが大事だから。」と。「できそう」だから挑戦するのではなく、「やりたい」と思うなら挑戦するのみ…そういう強い意志を持てということだと思います。 

 最後、三つ目は、『今』です。過ぎ去った失敗にくよくよしていてもどうにもなりません。また、これから先の失敗を恐れて不安がっていても仕方がありません。大切なのは、今、この時です。今、この時を真剣に一生懸命生きること、今できることを精一杯前向きな気持ちで実行していくことが大切です。どうか、一日一日を大切に、自分を磨いていってほしいと思います。 

 保護者の皆様、お子様のご卒業おめでとうございます。お子様が立派に成長し巣立っていく今日の姿を見られて、喜びもひとしおのことと存じます。学校として至らない点も多々あったと思いますが、今日まで本校の教育活動にご理解とご支援を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 結びになりましたが、ご来賓の皆様方の卒業生に対するご厚情と、本校への温かいご支援に感謝申しあげるとともに、48名の卒業生の前途に、幸多きことを心より祈念し、式辞といたします。

 

 令和5年3月17日     

   竜王町立竜王西小学校長  武久 雅則

 

いよいよ明日 卒業式です。

 今日は卒業式前日リハーサルをしました。リハーサルと言っても、6年生の呼びかけや歌は、本番まで在校生には伏せたままでいます。式全体の流れを確認しながら、全校で歌う「国歌」「校歌」「ビリーブ」のおさらい練習をしました。

 卒業する6年生の姿は日に日に、凛々しさを増し、もうほとんど「非の打ち所がない」という具合で、もはや「美しさ」さえ感じます。

 そんな卒業生の立派な姿に、在校生の気持ちも引き締まり、厳かな中にも温かさがあふれる素晴らしい卒業式になりそうです。

 午後からは5年生が、会場準備や校舎内の掃除と飾りつけをしてくれました。たくさんの仕事を一手に引き受けながら、最高学年への気持ちを高めていきます。気持ちよく仕事をしてくれる5年生の素直さと一生懸命さをとても嬉しく感じています。

 いよいよ明日。卒業生にとっても在校生にとっても心に残る卒業式になりますように…。

 

チャレンジランキング結果発表&表彰!

 

 昨日のブログでお知らせしていた県教委主催「チャレンジランキング~縄跳び記録会~」の結果を発表いたします。

 まずは、学級8の字跳び(3分間で合計何人跳べるか)の結果からです。順位は滋賀県全体での順位です。

1年生 第5位 1年1組青チーム 80回

2年生 第2位 2年2組 185回

    第4位 2年1組 155回

3年生 第6位 3年2組 185回

4年生 第6位 4年1組 223回

5年生 第2位 5年1組 261回

6年生 第4位 6年2組 578回

    第5位 6年1組 431回

 2年2組と5年1組が県準優勝を勝ち取りました!

 続いて、個人「ハイスピード縄跳び(1分間で何回跳べるか)」の結果です。

 2年生 第1位 若林奏奈さん210回 

     第2位 米田刻正さん197回 

     第3位 末神菜月さん180回

 3年生 第3位 江南心桜さん180回 

     第4位 西岡茉琴さん176回 

     第5位 加賀爪直斗さん173回

 4年生 第4位 藤﨑夕綺さん201回

 5年生 第1位 米田明加さん245回 

     第3位 齊内光優さん208回 

     第5位 田中柚衣さん199回

 2年生はなんと1位~3位まで竜西っこが独占!5年生も1,3,5位獲得! 3年生も3~5位入賞!いやはやすごすぎます!

 個人「ハイスピード縄跳び」で1~3位に入賞した竜西っこを代表で校長室表彰しました。誇らしげな入賞者の表情がなんとも素敵でした。これからも、子どもたちの可能性に期待し、どんどん積極的に「挑戦」していく竜王西小学校でありたいと思います。

 

竜王西小学校 公式キャラクター決定! ~運営委員会の取組~

 昨日、児童会の運営委員会が、かねてより募集していた「りゅうにしキャラクター」の投票結果および公式キャラクターの発表を校内放送でしてくれました。

 応募のあった6つの図案を候補に投票が行われて、得票数の多かった①6年生紀伊里咲さんのデザインと、②5年生市來乙葉さんのデザインの両方をうまく取り入れて、「りゅうにしキャラクター」を決定してくれました。私(校長)からも、「りゅうにしのキャラクターなら、必ず「西小校区の宝物」をデザインに組み込んでくださいと注文をつけました。

 決定したデザインについて、込められた思いを運営委員が説明してくれました。

「竜の王様で、しっぽに王冠がついています。」

「校歌にある3つの地域の宝『鏡山』を髪の毛の緑で、『善光寺川』をポシェットのひもの青で、そして『アエンボの花』を髪飾りで表現しています。」

「源義経(牛若丸)の烏帽子と笛をあしらいました。」

「校章入りのポシェットをアクセントに加えました。」

このキャラクター、これからいろんなところで登場、活躍してくれると思います。

 ところが、このキャラクター、まだ名前は決まっていないようです。4月になったらまた全校で募集して、いい名前をつけてあげてほしいと思います。

 ちなみに、竜王中のオリジナルキャラクターは「輝 竜太郎」という名前です。PTAが着ぐるみも作られました。竜王小は、創立50周年記念に合わせて、教育委員会オリジナルキャラクター「りゅうたろうファミリー」のりゅうたろうの妹に「りゅうかちゃん」と名前をつけて竜小キャラクターにしています。

 さて、りゅうにしキャラクターの名前はどうしましょう…私(校長)としては、苗字は「源」がかっこいいなあと思っています。

 

間違いなく滋賀県1位です! ~大縄にかける2年生の挑戦!~

 3学期に入ってから取り組んだ「滋賀県チャレンジランキング」。個人の「ハイスピード縄跳び」と、学級で挑戦する「大縄8の字跳び」に全校で取り組みましたが、その結果が県から届きました。

 実は、竜王西小学校は、どの種目でも、結構いい成績を収めています。その詳細については、また後日紹介しますが、実は「大縄8の字跳び」で、2年2組が「185回/3分間」の記録で、見事、県準優勝を勝ち取ったのですが…。優勝したのは彦根の鳥居本小2年生で、その記録は「207回/3分間」。その記録を聞いて、2年生の「悔しさ」に火が付きました。「207回やったら、ぼくらももっと練習したら超えられるんちゃうん?」とみんなで再び練習することに決めました。

 2年2組は毎日練習に取り組み、日に日に記録を伸ばしていきました。数日前には、ついに「200回」越えを果たし、昨日までのベスト記録は「214回」。担任の伊藤先生に「校長先生、15日の4校時に最後の記録会をするので、子どもたちの頑張りを見届けに来てください!」と頼まれ、今日しっかりと子どもたちの挑戦を見届けました。

 最初に、僭越ながら私の方で音頭を取らせてもらって、「やれば~~、できるっ!!」と気合を入れた後、正式に記録を取りました。得意な子たちはより速く、そして苦手な子たちには仲間がしっかりサポートしながら、「一人残らず全員」が連続で跳んでいきます。

 2分半過ぎに「200回」をクリアし、ラストスパートをかけて、最終的に記録は「240回/3分間」という自己ベスト記録達成!鳥居本小の記録を大きく上回りました。子どもたちは、大喜びです。跳び上がって喜び合います。

 2年生ながらに「本気」でがんばる姿は本当にかっこよかったです。2年2組は、「県優勝記録」に挑戦することを通して、1年間の学級づくり、仲間づくりのまとめにしました。

 「悔しさ」をエネルギーにかえて自分たちの目標を持つこと。挑戦する心を大切に、みんなで粘り強くやり抜くこと。みんなで支え合いながら、一つの目標を追いかけることの大切さと、そこから得られる達成感と満足感。…実に多くのことを学びました。

 そしてこの「学び」と実感した「楽しさ」を原動力に、3年生でさらに力をつけていきます。2年2組のみんな、新記録達成おめでとう!

 

卒業式まであと2日 ~手前味噌ですが、ほんとに素晴らしい子どもたちです~

 今日の3校時、3年生から6年生が一堂に会し、卒業式の全体練習を行いました。3年生と4年生は、卒業式に初めて参加することになります。卒業式の雰囲気もよく分かっていないはずですが、目の前に「凛としている6年生の姿」があるので、自然と背筋が伸び、いい意味の緊張感を保っています。5年生の目線の先にも6年生の姿があります。真っ直ぐに6年生の一挙手一投足を見つめます。そしてその姿に、来年度の自分たちの目標の姿を見据えます。

 式の流れを確認しながら、今日は歌を中心に練習しました。「国歌」「校歌」そして「ビリーブ」の3曲。「国歌」は厳かに、「校歌」は明るく元気よく、そして「ビリーブ」は、「ありがとう。さようなら。いつまでも忘れない…。」いろんな思いを込めて、心を一つにして歌声を響き合わせます。

 手前味噌になり恐縮ですが、本校の子どもたちの歌声は素晴らしいです。心に染み入ってきます。ずっと聴いていたくなります。

 6年生の退場は、5年生の合奏「威風堂々」で見送ります。6年生の本気に5年生も負けていません。一発でビシッと演奏を決めてくれました。「これからは私たちが最高学年。学校のリーダーなんです。」という5年生の気概というかプライドを感じました。

 式全体を通じて、本校の子どもたちの集中力や姿勢のよさは素晴らしいです。多分どこの学校にも負けません。

 最高学年である6年生が範を示し、「かっこいい6年生」でいること。そして、下級生がその姿に「あこがれ」を抱き、6年生に習って頑張っていくことで、学校全体が高まっていく…今の竜王西小学校はそんな学校です。こうして学校文化(校風)「竜西プライド」が受け継がれていきます。

 こんな子どもたちが「本気」で創り上げる卒業式…想像している以上に感動的な卒業式になると確信しています。卒業式まであと2日。いよいよ6年生とのお別れが近づいてきました。

 

「でっかい賞」たくさんとりました! ~読書感想文&図工関係表彰式~

 今日は読書感想文コンクールと図工作品のコンクールの表彰を行いました。しかしながら、よくもまあ、次から次へと、こんなに「でっかい賞」を受賞するなんて、ほんとにすごいぞ「竜西っこ」!

 では、紹介しましょう。

 まずは、ひと際大きな賞状を掲げているのは、青少年読書感想文コンクールで、見事「県優良賞」に輝いたのは、5年生の村惠結人さんです。毎日新聞社から、高級感溢れる「賞メダル」を副賞に授与されました。村惠さんの作品は優秀読書感想文集「がもうの」に掲載されます。

 続いては、県教育美術展 平面の部で「入選」を勝ち取ったのは、1年生 辻本 朔さん、3年生 橋口芽生さん、4年生 横田 彪悟さんの3人です。この「県入選」は市町や郡ごとに選ばれるのではなく、県の一斉審査で、大量の作品から選ばれるものなので、実はなかなか取れない賞なのです。本校でも毎年1~2人しか選ばれません。「入選」といえども、なかなかもらえない「すごい賞」です。

 続いて、京都新聞主催の「お話を絵にするコンクール」で見事「佳作」に選ばれたのは、1年生 髙田 凛さん、西岡篤希さん、3年生 河村椛々羽さん、小倉芽衣さんの4名です。このコンクールは先日「滋賀県町村会長賞」という特別賞に輝いた1年生 川嶋紗綾さんを紹介しましたが、「佳作」の賞状がようやく届いたので今日表彰することができました。

 最後は、3年ぶりに開催された「滋賀県子どもの版画コンクール」表彰です。このコンクールでなんと最上位の「特選」を受賞した竜西っこが2人もいました。1年生 西岡篤希さんと6年生 古株すぴ夏さんです。これは文句なしのすごすぎる賞です!1年生 西岡篤希さんは今回W受賞です。そして、「佳作」に輝いた人も4人います。2年生 圖司美愛結さん、林 愛琉さん、4年生 谷口 愛翔さん、6年生 橋口悠芽さんです。

 残念ながら、林 愛琉さんと小倉芽衣さんは欠席でしたが、図工関係だけでこんなにたくさん「でっかい賞」を受賞できて、本当に喜ばしいことです。受賞した13人の皆さん、本当におめでとうございました。

卒業式まであと3日 ~卒業生と在校生の想いがひとつになりますように~

 今日も2校時は6年生の卒練でした。仙波先生の指導を受けながら、歌の仕上げに入っています。6年生だけには、最後は思い切り気持ちよく歌わせてあげたくて、体育の授業並みの間隔をあけて、マスクなしで歌えるように会場設定を工夫しました。やはり表情が見えると、歌っている6年生の気持ちまでがしっかりと心に届きます。6年間のまとめにふさわしい心に染み入るような歌声に仕上がってきました。

 歌声だけでなく、立ち姿や移動する時の動きもすべて「6年間の成長」を見てもらう見せ場です。そのすべてが卒業式です。

 3校時は、在校生練習でした。昨日、なんとなく「中途半端感」が見えた4年生が、今日はやっぱり見せてくれました。最初から「気合い」が違いました。呼びかけの声も、ビリーブの歌声も、「やっぱり4年生は、こうでなくっちゃ!」と思わせてくれる仕上がりでした。

 5年生の立ち姿も立派なものです。ドンと構えて、堂々と立って呼びかけをしたり、歌ったりしている姿に早くも頼もしさを感じています。

 3年生の明るく元気な声は、卒業式に温かさを創り出してくれます。ただ4,5年生が、姿勢よくびしっと動かないままなので、3年生の「足をぶらぶら」、「周りをキョロキョロ」がどうしても目立ってしまいます。3年生にはなかなか「酷な1時間」かもしれませんが、卒業生のために、なんとか頑張ってほしいところです。

  明日はいよいよ、全校練習。卒業生と在校生が対面して練習をします。卒業式ムードが一段と高まります。

卒業式まであと4日 ~卒業生と在校生の想いがひとつになりますように~

 いよいよ今週の金曜日に卒業式を迎えます。この時期になってもまだインフルエンザの流行が収まってないのが何よりも心配ですが、どうか48名揃って卒業式が迎えられることを願うばかりです。

 朝から、体育館では6年生が卒業式の練習に励んでいます。呼びかけや歌だけでなく、入退場やお礼の仕方まで、一切手を抜かない6年生の「本気の想い」には、いつもいつも感心させられます。おまけに、どれだけ「集中して緊張しなければならない場面」であっても、「楽しむ気持ち」を持ち合わせているところが、本当にすごい子どもたちだなと感じています。

「卒業式は、入場から退場までのすべてが君たちの見せ場です。」と激励の言葉をかけて、6年生の練習を見守っていました。

 3,4校時は、5年生が式場設営をやってくれました。重いシートを何枚も敷き、大量のパイプ椅子を並べ、卒業式の会場を作っていきます。「これからは自分たちがリーダーで、何事も率先して動かなければならない。」ということを日に日に実感してきている5年生。これから卒業式、そして入学式等の仕事や役割を経験するたびに、その動きも少しずつ本当のリーダーに近づいていくと思っています。これからの5年生の成長が本当に楽しみです。

 午後は、初めての在校生練習をしました。在校生の呼びかけと歌の練習です。はじめに驚かせてくれたのは、5年生の呼びかけの大きな堂々とした声です。6年生を送る会の練習の時から、「中途半端で終わらない!」と強く決心し、日に日に「本気度」を高めてきた5年生。在校生最年長として、範を示す立派な呼びかけです。

 次に驚かせてくれたのが、3年生の歌声でした。呼びかけではほとんど出番のない3年生ですが、その分歌にかける思いと、その練習量は半端ないです。歌声が単に「大きい」ということではなく、歌声が「明るい」のが、3年生の素晴らしいところです。ここにきて、ふわふわと浮ついている感じがなく、しっかりと落ち着いて、集中して取り組めるようになってきたなと実感しています。3年生の大きな成長がとても嬉しいです。

 反対に、「今日はどうしたの?」と少し不安にさせたのが4年生でした。呼びかけも歌もどこか「中途半端」で、あのパワフルで「爆発力」のある4年生はどこに行ったの?…という感じでした。もちろん個人的には「ピカイチ」の声を出す子もたくさんいますが…全体で声を出す時のバラバラ感というか、思い切りの悪さというか…あまり「らしくないな」って感じでした。おそらく5年生や3年生に比べて、今日までの練習量が少なかったのかもしれません。

 しかし、ここでしょげている場合ではありません。早速4年生は、居残り練習に励んでいました。4年生の実力はこんなもんではないことはよく分かっています。明日の練習では、びしっといいところを見せてほしいと願っています。

明日が楽しみです。

今日から同窓会の仲間入りです ~6年生 竜王町立小学校同窓会入会式~

 今日の午後3時から、竜王町立小学校同窓会 副会長の若井幸司様(鏡在住)にお越しいただき、「令和4年度竜王町立小学校同窓会入会式」を行いました。

 以前、校長ブログでお伝えしましたが、竜王町の小学校の歴史をさかのぼると、昭和45年に当時の竜王東小学校と竜王西小学校が統合し、一町一校の「竜王小学校」が誕生しました。この一町一校の時代が、昭和63年、今の「竜王西小学校」ができるまでの19年間続きました。おそらく「同窓会」については、この頃の名残を強く残していて、それぞれの学校に同窓会があるのではなく、「竜王町立小学校同窓会」という一つの組織として引き継がれているのだと思っています。

 今の竜王西小学校が開校して以来、今までの卒業生の人数は2,133名です。35年の歴史において、本校だけでもすでに2,000人を越える卒業生(同窓生)がいるわけです。今年の卒業生の保護者の中にも卒業生(同窓生)がたくさんおられると思います。今日、48名の子どもたちが新たに同窓会に入会することになりました。この6年間、いろんな場面で同窓会の協力や支援をいただいてきました。これからは、協力や支援をする側になり、この竜王西小学校を応援していくことになります。

 若井副会長様からは、中学校へ進学する卒業生48名に対して力強い激励の言葉をいただきました。また、卒業記念品として、中学校で使用する和英辞典をいただきました。代表で卒業記念品を受け取った佐橋さんは、「中学校でも力いっぱい頑張ります。」とお礼と決意の言葉を返してくれました。

 

入会式が終わった後、校長室で若井副会長と話していると…、

「いやあ、校長先生。正直びっくりしています。あの子どもたちの姿勢のよさや真っ直ぐなまなざしに感銘を受けました。あんなに立派に育ってくれた子どもたちと、今日の入会式を行えたことを、私も誇りに思います。」とたいそう誉めてくださいました。

 

 そして、私(校長)の決まりセリフ…「帰りに下駄箱も見ていってください。」

 若井副会長曰く、「いやあ、校長先生。6年だけでなく他の学年もきれいに整ってますなあ。これはもう学校文化ですな。ほんまもんですわ。」 

 若井副会長、激励の言葉だけでなく、たくさんのお褒めの言葉もいただき、本当にありがとうございました。