校長ブログ
6年生を送る会① ~5年生の司会進行&低学年の発表~
今日は、6年生を送る会本番。子どもたちは、朝の登校の時から送る会の発表のことを話題にし、「校長先生、今から緊張してるね…。」とつぶやく子もちらほら…。その中でも今回、一番緊張していたのはおそらく5年生だったでしょう。昨日は「卒業お祝いたてわり遊び」でリーダーデビューを果たし、間髪入れずに今日は「6年生を送る会」の運営をしないといけないのですから…。
数日前、5年生の練習を見学をした時、私は5年生に「中途半端」をなんとかやっつけてほしいとお願いしていたのですが、今日の5年生は「面構え」が違いました。明らかに「気合い」が入っています。立っている姿勢も、お辞儀ひとつとってもとてもきれいでした。司会のアナウンスも、始めの挨拶や終わりの挨拶も、実にはきはきしていて高学年らしい凛とした姿でした。
発表のトップバッターは1年生でした。1年生は、この1年間6年生にお世話になったことを、歌にしたり寸劇にしたりして発表してくれました。その中で、自分たちができるようになったこともしっかりと発表することができました。
登校の時の寸劇で「みんな揃ったし、さあ行こう!」の声の次の瞬間に、「あっ、かばん忘れちゃった!」というボケが入り、みんなでズッコケるところなんか、とても可愛らしくて笑ってしまいました。呼びかけや歌、鍵盤ハーモニカの合奏、大縄跳び、そしてダンス…6年生との思い出を振り返りながら、自分たちの成長もめいっぱい表現することができました。6年生を送る会が終わってから、何人のも1年生が、「6年生が卒業するの嫌だな…。淋しいなあ…。」としんみり話していました。
2番手は2年生。「2年生の頃にタイムスリップ」と題して、6年生が2年生だった時のことが思い出せるような発表をしてくれました。鍵盤ハーモニカを中心とした合奏「アイアイ」。元気な歌声を聴かせてくれた「レッツゴーいいことあるさ」。そして運動会で踊った「U.S.A(カモンベイビーアメリカ)」のダンス。6年生は、自分たちが2年生の頃を思い出しながら、懐かしそうに2年生の発表を見ていました。2年生の元気はつらつとした声、そして全身で楽しむダンス…見ているものを楽しい気持ちにさせてくれる2年生の発表…素晴らしかったです。
今日のブログは、ここまで。来週、中学年編そして高学年編と綴っていきたいと思います。
5年生の「初仕切り」~卒業お祝い たてわり遊び~
今日は掃除を無しにして、どーんと長く「ロング昼休み」にしました。それは、子どもたちが6年生と最後の「たてわり遊び」をめいっぱい楽しめるようにするためです。
今までの「たてわり遊び」は、ずっと6年生が企画と運営をしてきてくれましたが、今日からはリーダー交代!すべてを5年生が仕切っていきます。校舎内のあらゆる教室やホールを使って、縦割り班ごとに6年生との最後の思い出づくりをするべく、いろんなゲームを楽しみました。
たてわり遊びを始める前、どこに行けばいいかよく分かっていない1年生のために、上級生が1年教室まで迎えに行くことになっています。それも今日から5年生がしなければならなかったのですが…。
気がつけばたくさんの6年生が1年生を迎えに行っていました。別に5年生が忘れているわけではなく、6年生が気を回したわけでもなく、そうすることが、ただただ「あたりまえのこと」として体に染みついているからです。そんなところに、今までの6年生の1年生への優しい関わりがあったんだなと改めて思いました。
ある教室に行くと、そこでは定番の「なんでもバスケット」を楽しんでいました。1年生から6年生まで、体のサイズもばらばらの子どもたちが一緒に楽しく遊んでいる風景は、なんとも言えず、ほんわかとした気持ちにさせてくれます。私(校長)が来たことに気がついた低学年の子が、すかさず「校長先生が好きな人!」と叫びました。この機転の利いた「お題」にも感心しましたが、その後ほぼ全員が一斉に動いてくれたこと(動くということは私が好きだということ)に、「なんて気を遣える子どもたちなんだ…」とさらに感心、嬉しく…そして照れくさくなりました。
今回「初の仕切り役」になった5年生。さすがに緊張の様子は隠せませんでしたが、精いっぱい「たてわり遊び」がうまく進むように頑張ってくれました。今日感心したのは、5年生が今までの「たてわり遊び」にはなかった「新しい遊び(ゲーム)をいくつも考えていてくれたことです。正直、今までの「たてわり遊び」は遊びのバリエーションが少なく、「ハンカチ落とし」や「ゴロゴロドカン」、「絵描きしりとり」、「だるまさんがころんだ」などの「定番遊び」ばかりしていて、そこから遊びが広がらない…という印象でした。
しかし、今回は「ボウリング」や「新聞紙を使った生き残りじゃんけん」、「じゃんけん勝ち残りゲーム」みたいな、今までなかったような「たてわり遊び」を提案してくれて、新鮮な気持ちでみんなが楽しむことができました。
もう一つ嬉しかったことは、日頃「おとなしいなあ…、もうちょっと積極的に、元気な声が出るといいんだけど…」と思っていた子どもたちが、10名くらいの小集団「たてわり班」の中だからこそ、なんとか「しっかり声を出して、リーダーとして進めよう。」という積極的で強い気持ちを見せてくれたことです。こういう「小さな挑戦」を繰り返すことで、子どもたちが少しずつ自分に「自信」をつけていってくれると思います。
「たてわり遊び」の最後は、6年生が1年生から素敵なプレゼントをもらって、おひらきとなりました。
明日はいよいよ6年生を送る会です。各学年の発表も楽しみですが、送る会を進めてくれる5年生の「リーダとしての自覚と頑張り」におおいに期待したいと思います。頼んだぞ!5年生!
登校班 新体制スタート! ~字別児童会&R5年度登校班~
昨日の5校時、字別児童会が行われ、今年度の登下校の反省や来年度に向けての確認等を行いました。これまで中心となって、登下校の安全を守るため下級生をまとめてきてくれた6年生班長・副班長の最後の仕事となりました。
字別児童会の中で、新しい班での並び方や集合場所・出発時間を確認したうえで、昨日の下校からはR5年度登校班の体制で下校をしました。「お役御免」となるはずの6年生ですが、それはそうはいきません。卒業までは、登校班の最後尾について、新班長・副班長へのアドバイスやサポートにあたってもらいます。
登校班旗をもって先頭を歩くことは、子どもたちにとっては、大人が思う以上に、責任感やプレッシャーを感じるようです。今までの班長さんたちが守ってきてくれた「安全な登下校」と班長・副班長としての「誇り(プライド)」をしっかりと受け継いでいってほしいと願います。
そして今日、新登校班体制初めての登校。多くの班がいつもより早く学校に到着していました。きっと、班長さんの緊張や気合いの表われだと思います。ちゃんと2列に並べているか、気にしながら登校してきました。一番後ろを歩く6年生がどんなことを思っているかも班長さんには気になったでしょう。
登校してきた西横関の石川陽士班長と少し話をしました。
「今日は、いつもよりだいぶ早く登校したね。」
「はい。歩くペースがよくわからなくて、結果的に早くなりました。」
「今は、1年生もしっかりとたくましくなって、どんなペースでもついてこられるからね。今度の1年生は何人?」
「はい。5人です。」
「それはなかなか大変やね。4月からは、ちょっとペースは考えなあかんね。後ろの副班長にもよく見てもらって、1年生に合わせたペースをつかまなあかんし、1年生のサポートをするために並び方も柔軟に変えていかなあかんかもしれんね。」
「はい。がんばります。」
話していると、陽士さんの班長としての責任感と緊張感を強く感じることができました。3月8日(水)には、新1年生を交えての「なかよし下校」があります。班長・副班長だけでなく、登校班のメンバーみんなで1年生が安全に楽しく学校に来られるように協力し合ってほしいと願っています。
本番まで秒読み! ~6年生を送る会 体育館リハーサル~
3月3日(金)の6年生を送る会での発表に向けて、体育館でのリハーサル練習が佳境に入っています。発表の内容を詳しくお伝えすると「ネタバレ」になってしまうので詳細は差し控えますが、写真のとおり1年生から4年生までの発表の中には、みんな「ダンス」が取り入れられています。上は1年生、下は2年生のダンスです。どうですか!この張り切りぶり!本当にみんな楽しそうに踊ってくれるので、見ている方もとっても楽しい気分になります。
3,4年生もこんな感じです…
3年生と4年生の「元気さ」と「思い切りのよさ」もなかなかすごいです!見ていてとっても気持ちよくなります。
子どもたち一人ひとりの「私はここにいます!これが私です!」と言わんばかりの堂々とした大きな声と、「中途半端」ではない「全力」の発表は、心にズキュ~ンと訴えてくるものがあります。
それぞれの学年の6年生に対する思いが、本番で6年生にしっかりと届くことを願っています。それぞれの「全力」が呼応し合って、創り出される大きな「感動」を心から楽しみにしています。
超どでかい賞 とりました! ~全国教育美術展覧会&特殊詐欺防止啓発コンクール&スキー大会~
さて、今日も校長室で特別表彰式を行うことができました。毎日のように全国レベルの大きな賞をもらってくる竜西っこたち…すごすぎます!毎日生まれる「竜西プライド」です。
まず初めに、近江八幡警察署が主催された「特殊詐欺防止啓発コンクール」において、最上位賞である「図画工作の部 最優秀賞」を勝ち取ったのは5年生の米田明加さんです。何気に持っている副賞の包みは、かなり分厚く、推測するに「商品券が福沢諭吉一人分」くらいは入っていそうです。(これはすごい!太っ腹!)
続いて同コンクール「標語の部 努力賞」に輝いたのは、6年生の田村優衣さんです。田村さんも副賞をがっちりゲットしています。
続いては、「全国教育美術展覧会」という全国レベルのコンクールで、見事「佳作」を受賞した1年生の日髙煌斗さんです。「全国」ですからこの賞もなかなかもらえるものではありません。いやあ、すごいもんです。
最後は、この冬、いろんなスキーの大会に出場し、今シーズン既に7枚の賞状をゲットしている5年生北村優美子さんです。中でもすごいのが、全日本スキー連盟のスキー級別テストで、なんと「1級」に合格したことです。どんどんスキー技術を磨いていく北村さん、今後の更なる活躍が楽しみです。
本日、特別表彰された4人の皆さん。超どでかい賞の受賞、本当におめでとうございました。