校長ブログ

黄・赤・緑の食べ物 ~3年生栄養学習~

 今日は3年生が、給食センターの竹内栄養士さんにお世話になって、栄養学習を行いました。今日の学習は「食べものの栄養素の話です。まだ「炭水化物」「タンパク質」「脂質」「ビタミン」などの言葉は使いませんが、「熱や体のエネルギーのもとになる食べもの」を「黄色の食べもの」、「血や肉、骨や歯のもとになる食べもの」を「赤い食べもの」、そして「体の調子を整える食べもの」を「緑の食べもの」というふうに「色分け」をして理解します。

 感心したのは、1年生から積み上げてきた「栄養学習」の内容を子どもたちがけっこう覚えていることです。「歯や骨を丈夫にするのはどんな栄養だった?」と質問されると、間髪入れず、みんな「カルシウム!」と答えます。「どんな食べものに多く入ってる?」と聞かれると、「牛乳、チーズ、小魚、豆腐…」とちゃんと答えるのですから感心感心…。

 授業半ばでは、グループ別に話し合って「ある日の給食」に出てきた食べものを、黄赤緑の色に分けることをしました。

「小麦粉は黄色で…、マロニーと春雨も麺と一緒で黄色かな…。」、「豚肉と豆腐は絶対赤やんな。」、「もやしは、野菜やし緑になるんちゃう?」などなど…今まで培った知識と生活経験の中から、根拠を見つけ仲間分けをしていきます。

 ここで子どもたちを悩ましたのは「わかめ」と「ごま」でした。「わかめ」については竹内先生からヒントも出て、「わかめは赤」と判明。問題は「ごま」です。「ごまも畑でとれるから野菜扱いで緑ちがう?」、「ごまは絞ると『ごま油』になるから、黄色になると思う。」…子どもたちの議論は白熱します。

 他の教科の授業でもこれくらい「前のめり」に議論してくれるといいのですが、子どもたちにとって「学校給食や食べもの」のことは別格らしく、たぶん「教科書」見るより、「給食の献立」を見ている時の方が一生懸命なのでしょう。そう確信できるほど、子どもたちは「献立」の内容をよく覚えています。「給食」については、常に「自分ごとと」して、絶対的な「必然性」をもって議論できるようです。

 さて、「ごま」の件ですが、やはり正解は「油」としてあつかい「黄色」に分類されました。さらに「ゴマは栄養価が高く、少しの量で大きなエネルギーを得られる。」ということを聞いて、「すげえ!ごま最強!」とうなずく子どもたちでした。

 ちなみに「マロニー」と「春雨」の違いを調べてみると、両者の違いは原料の違いで、「マロニー」はジャガイモのでんぷんとコーンスターチで作られていて、「春雨」はさつまいものでんぷんで作られているようです。

これはほんとにすごい!!超でっかい賞とったど~!! ~読売競書大会&県書き初め展覧会~

 いやあ、こんな「超どでかい賞」を受賞する竜西っこが出てくるとは…本当に素晴らしいです!嬉しい限りです!

 まずは、第15回滋賀読売競書大会で最上位の「滋賀読売大賞」を受賞したのは5年生の村居遥仁さんです。「滋賀県知事賞」より上の賞ですよ。あまりに大きな賞なので、本当の表彰式は4月30日に大津で行われます。ということで、今回は校長特有の筆文字で書いた「仮賞状」で我慢していただきました。続いて本校唯一の「金賞」に輝いたのは1年生の福島悠希さん、「銀賞」受賞は3年生の北川祐太さんです。この賞もなかなかもらえるものではありません。「金賞」には立派な楯が、そして銀賞にも文房具の副賞がついておりました。3名の皆さん、本当におめでとうございました。

 次に第62回滋賀県書き初め展覧会においても入賞者が4名もいます。唯一「金賞」を受賞したのは1年生の佐橋慶太朗さんです。でっかい賞状と「卯」と書かれたおしゃれなバッグをゲットしました。続いて「銀賞」は3人が受賞です。3年生の釜増瑛悟さんと4年生の鵜川永義さん、そして5年生の田中愛彩さんです。「銀賞」には同じく「卯」入りのクリアファイルが副賞についてきました。受賞4名の皆さん、本当に大したもんです。おめでとうございます。

 

 校長室特別表彰式は、明日もできそうですよ! どんどん続く『輝け!竜西っこ!』

 

 

5年生が「頼り」!5年生の「全力」に期待! ~5年生卒業お祝い週間~

 今日の3校時、5年生に「お願いごと」をしようと思って、5年教室に行ってみると「もぬけの殻」状態…「ということは体育館で6送会の練習かな…?」と体育館に行くと案の定、リハーサルの真っ只中でした。

 5年生は、今学校内で「一番忙しい学年」です。今週金曜日の「6年生を送る会」の運営はもちろん、「卒業をお祝いする取組」で6年生に代わって、たてわり活動を企画運営したり、全校をまとめたりしなければなりません。そして何よりも「卒業証書授与式」を、これ以上ない「素晴らしい卒業式」にするためには、5年生の「本気」と「ド真剣さ」が必要になります。小学校最後の「有終の美」を飾るべく6年生は、熱い思いをもって「本気」で臨みます。そしてその「本気」に在校生が更なる「本気」を返すことで、6年生の心はさらに高鳴り、体育館(式場)にいるすべての人の心が奥の方から、ぐぁ~っと熱くなって、すべてが「感動」に包まれる卒業式になるのです。在校生の「本気」を創り上げるのが5年生です。まず自分たちが熱く(本気に)なることが絶対条件になります。

私(校長)はそのことを5年生にきちんとお願いしたかったのです。体育館でのリハーサル後、担任の先生が少しだけ5年生に話す時間をとってくれました。

 「5年生の皆さんに、お願いがあるのです。6年生を送る会を、そして卒業式を最高のものにするには、5年生に頼るしかないのです。どうか『みなさんの全力』の力を貸してください。決して『中途半端』な形にならないように…。『中途半端』は、6年生や在校生を、もやもやとした感情にするだけです。何よりも自分たち自身に「もやもや」した気持ち悪さだけが残ってしまうだけです。『中途半端』に負けないためには、【照れくささ】や【恥ずかしさ】と闘わないといけません。それは決して簡単なことではないことは分かっています。でもそこに立ち向かってほしいのです。一人で難しければ『みんなで、思い切ろう』と声をかけあって…『中途半端』に負けないように、自分たちの『全力』を出し切ることでしか、自分たちの成長はないのですから…。どうか5年生の皆さん、私が頼れるのは5年生しかないのです。どうかどうか、6年生を送る会、卒業式、そして4月の入学式も含めて、みなさんの『全力』に期待しています。どうぞよろしくお願いします。」

 

 私が伝えたいことが、伝わったかどうか分かりませんが、卒業する6年生にも、これから最高学年になる5年生にも、「全力を尽くした」というやり切った感、達成感を味わってほしいと切に願います。

カルシウムについて知ろう ~2年生 給食センター竹内さんによる栄養学習~

 2月24日(金)、私(校長)は午前中出張だったので、教頭先生が2年生栄養学習のレポートをしてくれました。久々の教頭ブログです。

 今日(24日)は、2年生の栄養指導(出前授業)をしていただきました。「カルシウムの働きを知り、進んでカルシウムの多い食品を食べよう。」という目標のもと、学級ごとに竜王町給食センター栄養士の竹内さんが丁寧に教えてくださいました。

最初に「カルシウムの役わりは何でしょう?」という問いかけに、子どもたちは「骨をつくる!」「体が大きくなる!」など元気に答えることができ、スタートはばっちりでした。「カルシウムが多くはいっている食べ物は何だろう」という問題では、子どもたちが自分たちで考える時間を取ってくださり、友だちと一緒に考えながら発表しあうことができました。最後に自分が考えたことをプリントに書いてまとめる学習も含めて45分間しっかりと日常の食事を振り返ったり、一日に摂るカルシウムの量について学んだりできました。

 学校給食では「カルシウムたっぷり献立」の日が月に1回あり、今月(22日)はししゃもや色の濃い野菜が出たことを聞いて「あ、そうやったんや」とうなずく子どもたちでした。

授業の最後には、宿題として「カルシウムのことが書いてあるプリントを家に持って帰って、カルシウムにはどんな働きがあって、どんな食べ物に多く入っているのかを家の人に教えてあげてください。」ということが出されました。さあて、子どもたちはしっかり説明できるかな???お家で子どもたちの説明を聞いていてあげてほしいと思います。

 

 

このあどけなさとかわいさが、かえってしんみりさせるんだろうな… ~1年生 6年生を送る会練習~

 今日の5校時、1年生がホールで6年生を送る会の発表練習をしていました。

 「♪いつのことだか(一年中を) 思い出してごらん♪~」の歌にのせて、この1年間、1年生が6年生と過ごした時間やお世話になったことをグループ別に寸劇等で再現します。

 どんな場面を再現したのかは、写真を見ながら想像してみてください。それぞれの場面のキメは「やっぱり6年生は〇〇〇〇です!」と全員で言います。〇〇〇〇にどんな言葉が入るかも、本番までのお楽しみです。

 1年生を見ていると、6年生の皆さんに「感謝の気持ち」をこめて…というよりは、今はまだ「自分たちの発表」を楽しんでいるようです。ひょっとしたら「6年生とお別れする」ということにもまだピンときていないのかもしれません…。しかし、そのあどけなさや天真爛漫な姿が、かえって6年生の心に染み入るものになるのかもしれません。そして、ぐっときている6年生の表情を見て、1年生はまた何かを新たに感じるのかもしれません。

 3月3日(金)の6年生を送る会まで、あと1週間。在校生のたくさんの想いが6年生の心に届きますように…。