校長ブログ

登校班 新体制スタート! ~字別児童会&R5年度登校班~

 昨日の5校時、字別児童会が行われ、今年度の登下校の反省や来年度に向けての確認等を行いました。これまで中心となって、登下校の安全を守るため下級生をまとめてきてくれた6年生班長・副班長の最後の仕事となりました。

 字別児童会の中で、新しい班での並び方や集合場所・出発時間を確認したうえで、昨日の下校からはR5年度登校班の体制で下校をしました。「お役御免」となるはずの6年生ですが、それはそうはいきません。卒業までは、登校班の最後尾について、新班長・副班長へのアドバイスやサポートにあたってもらいます。

 登校班旗をもって先頭を歩くことは、子どもたちにとっては、大人が思う以上に、責任感やプレッシャーを感じるようです。今までの班長さんたちが守ってきてくれた「安全な登下校」と班長・副班長としての「誇り(プライド)」をしっかりと受け継いでいってほしいと願います。

 そして今日、新登校班体制初めての登校。多くの班がいつもより早く学校に到着していました。きっと、班長さんの緊張や気合いの表われだと思います。ちゃんと2列に並べているか、気にしながら登校してきました。一番後ろを歩く6年生がどんなことを思っているかも班長さんには気になったでしょう。

 登校してきた西横関の石川陽士班長と少し話をしました。

「今日は、いつもよりだいぶ早く登校したね。」

「はい。歩くペースがよくわからなくて、結果的に早くなりました。」

「今は、1年生もしっかりとたくましくなって、どんなペースでもついてこられるからね。今度の1年生は何人?」

「はい。5人です。」

「それはなかなか大変やね。4月からは、ちょっとペースは考えなあかんね。後ろの副班長にもよく見てもらって、1年生に合わせたペースをつかまなあかんし、1年生のサポートをするために並び方も柔軟に変えていかなあかんかもしれんね。」

「はい。がんばります。」 

 話していると、陽士さんの班長としての責任感と緊張感を強く感じることができました。3月8日(水)には、新1年生を交えての「なかよし下校」があります。班長・副班長だけでなく、登校班のメンバーみんなで1年生が安全に楽しく学校に来られるように協力し合ってほしいと願っています。

本番まで秒読み! ~6年生を送る会 体育館リハーサル~

 3月3日(金)の6年生を送る会での発表に向けて、体育館でのリハーサル練習が佳境に入っています。発表の内容を詳しくお伝えすると「ネタバレ」になってしまうので詳細は差し控えますが、写真のとおり1年生から4年生までの発表の中には、みんな「ダンス」が取り入れられています。上は1年生、下は2年生のダンスです。どうですか!この張り切りぶり!本当にみんな楽しそうに踊ってくれるので、見ている方もとっても楽しい気分になります。

 3,4年生もこんな感じです…

 3年生と4年生の「元気さ」と「思い切りのよさ」もなかなかすごいです!見ていてとっても気持ちよくなります。

子どもたち一人ひとりの「私はここにいます!これが私です!」と言わんばかりの堂々とした大きな声と、「中途半端」ではない「全力」の発表は、心にズキュ~ンと訴えてくるものがあります。

 それぞれの学年の6年生に対する思いが、本番で6年生にしっかりと届くことを願っています。それぞれの「全力」が呼応し合って、創り出される大きな「感動」を心から楽しみにしています。

超どでかい賞 とりました! ~全国教育美術展覧会&特殊詐欺防止啓発コンクール&スキー大会~

 さて、今日も校長室で特別表彰式を行うことができました。毎日のように全国レベルの大きな賞をもらってくる竜西っこたち…すごすぎます!毎日生まれる「竜西プライド」です。

  まず初めに、近江八幡警察署が主催された「特殊詐欺防止啓発コンクール」において、最上位賞である「図画工作の部 最優秀賞」を勝ち取ったのは5年生の米田明加さんです。何気に持っている副賞の包みは、かなり分厚く、推測するに「商品券が福沢諭吉一人分」くらいは入っていそうです。(これはすごい!太っ腹!)

 続いて同コンクール「標語の部 努力賞」に輝いたのは、6年生の田村優衣さんです。田村さんも副賞をがっちりゲットしています。 

 続いては、「全国教育美術展覧会」という全国レベルのコンクールで、見事「佳作」を受賞した1年生の日髙煌斗さんです。「全国」ですからこの賞もなかなかもらえるものではありません。いやあ、すごいもんです。

 最後は、この冬、いろんなスキーの大会に出場し、今シーズン既に7枚の賞状をゲットしている5年生北村優美子さんです。中でもすごいのが、全日本スキー連盟のスキー級別テストで、なんと「1級」に合格したことです。どんどんスキー技術を磨いていく北村さん、今後の更なる活躍が楽しみです。

 本日、特別表彰された4人の皆さん。超どでかい賞の受賞、本当におめでとうございました。

 

ドキドキだけど…とても楽しい! ~6年生 オンライン1対1英会話~

 今日は、「英語学習の先進地」ならではの、ダイナミックな「試み」がされました。6年生の外国語(英語)の授業で、一人ひとりがそれぞ れに外国人とオンラインで英会話をするというものです。日頃の「ジェイソン先生と子どもたち」ではなく、また「一人の外国人と子どもたち」でもなく、「1対1」のガチな英会話です。

 6年生は、朝から緊張していたようです。「あ~いやや、いやや…。」と心配になるくらい本当にビビっていたようです。そんなに緊張してビビっているはずなのに、今日は「欠席0名。全員集合」の6年生…これが6年生のいいところです。

 私は5校時の6-2の様子を見に行ったのですが、始まる前は、本当に子どもたちは緊張しまくってました。明らかにキョロキョロと目が泳いでいる子がいたり、意味もなく何度も深呼吸する子がいたり、子どもたちのドキドキという心音が聞こえてくるような空気感でした。「『旅の恥はかき捨て』じゃないけど、『オンラインの恥はかき捨て』やから、気楽にどーんと行けばいいさ。」などと、無責任な慰めの言葉を子どもたちにかけながら、何とか子どもたちの緊張をほぐすように、私なりにサポートしたつもりですが…。

 午後2時10分。いよいよオンラインで24名の子どもたちに、24名の外国人の方々が、1対1でつながりました。とりあえず「Hello!」と言ったもののその後無言で固まってしまう子、いつもとはちょっと違う早口の流暢な英語についていけず、だんだん悲壮な表情に変わっていく子…。これは思っていたより難しい「挑戦」だったようです。おまけに途中で通信が切れたり、音がよく聞こえなかったりというマシントラブルも多々あり…「これはハードルが高すぎたか…。」とも思いましたが…竜西6年生は、実に粘り強かったです。

 「言葉」が無理ならボディランゲージで伝えようと身振り手振りを交えて何とか伝えようとする子、相手に失礼かもしれないなと思いつつも、正直に「Once more」、「More slowly」を繰り返しながら、知ってる単語を拾い集めて、何とか意味をつかもうとねばる子、プリントの例文を駆使しながらとにかく数多く英語を話そうとする子…、あきらめることなく、果敢にタブレット画面に向かう子どもたちに逞しさを感じました。相手の外国人先生も、子どもたちに伝わるようにゆっくり話したり、ジェスチャーをしながら話してくれたりと、徐々に「会話」が成立するようになってきたようでした。

 

 事後の子どもたちの感想を読ませてもらうと、

「言葉は違っても、ジェスチャー等を使うことできちんと分かり合えることに気づけた。意味が分かってもらえた時は本当にうれしかった!」、

「英語はとても難しいけど、意外と会話できて楽しかった。次はもっと会話をつなげられるように頑張りたい。」、

「何を言われているか分からないことが難しかったけど、何とか乗り切り会話できたのが嬉しかった。」、

「最初はスピードについて行けなくて、ひたすら『OK』でごまかし続けた。でも喋るにつれて相手の言っていることが分かるようになってきた。通じてくるととても楽しく感じる!」

などなど、「難しかったけど、精いっぱい頑張ったことで、少しずつ分かるようになってきて楽しかった!」というような感想が多かったです。

 

 K.Hさんの感想には、こんな力強い気持ちが書かれていました。

「先生を相手にするのと違って、発音も単語もよく分からなかったし、相手と話すのに表情が大事だとも思った。接続が悪くて聞こえなかったり、何を言っているのか全く分からなかったり、自分の伝えたいことが上手に伝わらなかったりして大変だった。中学に行ったら、またこのようなオンラインで授業するのか分からないけど、中学までにもう少し単語を覚えたり、発音をよくしたり、いっぱい話していっぱいコミュニケーションをしたりして、今日のリベンジをしたいなと思った。」

 「1対1でのオンライン英会話」…竜王町でしかできない貴重な「挑戦(チャレンジ)」でした。実際に外国人と英語で会話する難しさと楽しさの両面を感じられた体験でした。そして、すべての子どもたちがこの「挑戦」を「いい体験だった!もっと英語を学びたい!(学ばないと!)」と前向きにとらえられたことに、6年生の大きな成長を感じています。

黄・赤・緑の食べ物 ~3年生栄養学習~

 今日は3年生が、給食センターの竹内栄養士さんにお世話になって、栄養学習を行いました。今日の学習は「食べものの栄養素の話です。まだ「炭水化物」「タンパク質」「脂質」「ビタミン」などの言葉は使いませんが、「熱や体のエネルギーのもとになる食べもの」を「黄色の食べもの」、「血や肉、骨や歯のもとになる食べもの」を「赤い食べもの」、そして「体の調子を整える食べもの」を「緑の食べもの」というふうに「色分け」をして理解します。

 感心したのは、1年生から積み上げてきた「栄養学習」の内容を子どもたちがけっこう覚えていることです。「歯や骨を丈夫にするのはどんな栄養だった?」と質問されると、間髪入れず、みんな「カルシウム!」と答えます。「どんな食べものに多く入ってる?」と聞かれると、「牛乳、チーズ、小魚、豆腐…」とちゃんと答えるのですから感心感心…。

 授業半ばでは、グループ別に話し合って「ある日の給食」に出てきた食べものを、黄赤緑の色に分けることをしました。

「小麦粉は黄色で…、マロニーと春雨も麺と一緒で黄色かな…。」、「豚肉と豆腐は絶対赤やんな。」、「もやしは、野菜やし緑になるんちゃう?」などなど…今まで培った知識と生活経験の中から、根拠を見つけ仲間分けをしていきます。

 ここで子どもたちを悩ましたのは「わかめ」と「ごま」でした。「わかめ」については竹内先生からヒントも出て、「わかめは赤」と判明。問題は「ごま」です。「ごまも畑でとれるから野菜扱いで緑ちがう?」、「ごまは絞ると『ごま油』になるから、黄色になると思う。」…子どもたちの議論は白熱します。

 他の教科の授業でもこれくらい「前のめり」に議論してくれるといいのですが、子どもたちにとって「学校給食や食べもの」のことは別格らしく、たぶん「教科書」見るより、「給食の献立」を見ている時の方が一生懸命なのでしょう。そう確信できるほど、子どもたちは「献立」の内容をよく覚えています。「給食」については、常に「自分ごとと」して、絶対的な「必然性」をもって議論できるようです。

 さて、「ごま」の件ですが、やはり正解は「油」としてあつかい「黄色」に分類されました。さらに「ゴマは栄養価が高く、少しの量で大きなエネルギーを得られる。」ということを聞いて、「すげえ!ごま最強!」とうなずく子どもたちでした。

 ちなみに「マロニー」と「春雨」の違いを調べてみると、両者の違いは原料の違いで、「マロニー」はジャガイモのでんぷんとコーンスターチで作られていて、「春雨」はさつまいものでんぷんで作られているようです。

これはほんとにすごい!!超でっかい賞とったど~!! ~読売競書大会&県書き初め展覧会~

 いやあ、こんな「超どでかい賞」を受賞する竜西っこが出てくるとは…本当に素晴らしいです!嬉しい限りです!

 まずは、第15回滋賀読売競書大会で最上位の「滋賀読売大賞」を受賞したのは5年生の村居遥仁さんです。「滋賀県知事賞」より上の賞ですよ。あまりに大きな賞なので、本当の表彰式は4月30日に大津で行われます。ということで、今回は校長特有の筆文字で書いた「仮賞状」で我慢していただきました。続いて本校唯一の「金賞」に輝いたのは1年生の福島悠希さん、「銀賞」受賞は3年生の北川祐太さんです。この賞もなかなかもらえるものではありません。「金賞」には立派な楯が、そして銀賞にも文房具の副賞がついておりました。3名の皆さん、本当におめでとうございました。

 次に第62回滋賀県書き初め展覧会においても入賞者が4名もいます。唯一「金賞」を受賞したのは1年生の佐橋慶太朗さんです。でっかい賞状と「卯」と書かれたおしゃれなバッグをゲットしました。続いて「銀賞」は3人が受賞です。3年生の釜増瑛悟さんと4年生の鵜川永義さん、そして5年生の田中愛彩さんです。「銀賞」には同じく「卯」入りのクリアファイルが副賞についてきました。受賞4名の皆さん、本当に大したもんです。おめでとうございます。

 

 校長室特別表彰式は、明日もできそうですよ! どんどん続く『輝け!竜西っこ!』

 

 

5年生が「頼り」!5年生の「全力」に期待! ~5年生卒業お祝い週間~

 今日の3校時、5年生に「お願いごと」をしようと思って、5年教室に行ってみると「もぬけの殻」状態…「ということは体育館で6送会の練習かな…?」と体育館に行くと案の定、リハーサルの真っ只中でした。

 5年生は、今学校内で「一番忙しい学年」です。今週金曜日の「6年生を送る会」の運営はもちろん、「卒業をお祝いする取組」で6年生に代わって、たてわり活動を企画運営したり、全校をまとめたりしなければなりません。そして何よりも「卒業証書授与式」を、これ以上ない「素晴らしい卒業式」にするためには、5年生の「本気」と「ド真剣さ」が必要になります。小学校最後の「有終の美」を飾るべく6年生は、熱い思いをもって「本気」で臨みます。そしてその「本気」に在校生が更なる「本気」を返すことで、6年生の心はさらに高鳴り、体育館(式場)にいるすべての人の心が奥の方から、ぐぁ~っと熱くなって、すべてが「感動」に包まれる卒業式になるのです。在校生の「本気」を創り上げるのが5年生です。まず自分たちが熱く(本気に)なることが絶対条件になります。

私(校長)はそのことを5年生にきちんとお願いしたかったのです。体育館でのリハーサル後、担任の先生が少しだけ5年生に話す時間をとってくれました。

 「5年生の皆さんに、お願いがあるのです。6年生を送る会を、そして卒業式を最高のものにするには、5年生に頼るしかないのです。どうか『みなさんの全力』の力を貸してください。決して『中途半端』な形にならないように…。『中途半端』は、6年生や在校生を、もやもやとした感情にするだけです。何よりも自分たち自身に「もやもや」した気持ち悪さだけが残ってしまうだけです。『中途半端』に負けないためには、【照れくささ】や【恥ずかしさ】と闘わないといけません。それは決して簡単なことではないことは分かっています。でもそこに立ち向かってほしいのです。一人で難しければ『みんなで、思い切ろう』と声をかけあって…『中途半端』に負けないように、自分たちの『全力』を出し切ることでしか、自分たちの成長はないのですから…。どうか5年生の皆さん、私が頼れるのは5年生しかないのです。どうかどうか、6年生を送る会、卒業式、そして4月の入学式も含めて、みなさんの『全力』に期待しています。どうぞよろしくお願いします。」

 

 私が伝えたいことが、伝わったかどうか分かりませんが、卒業する6年生にも、これから最高学年になる5年生にも、「全力を尽くした」というやり切った感、達成感を味わってほしいと切に願います。

カルシウムについて知ろう ~2年生 給食センター竹内さんによる栄養学習~

 2月24日(金)、私(校長)は午前中出張だったので、教頭先生が2年生栄養学習のレポートをしてくれました。久々の教頭ブログです。

 今日(24日)は、2年生の栄養指導(出前授業)をしていただきました。「カルシウムの働きを知り、進んでカルシウムの多い食品を食べよう。」という目標のもと、学級ごとに竜王町給食センター栄養士の竹内さんが丁寧に教えてくださいました。

最初に「カルシウムの役わりは何でしょう?」という問いかけに、子どもたちは「骨をつくる!」「体が大きくなる!」など元気に答えることができ、スタートはばっちりでした。「カルシウムが多くはいっている食べ物は何だろう」という問題では、子どもたちが自分たちで考える時間を取ってくださり、友だちと一緒に考えながら発表しあうことができました。最後に自分が考えたことをプリントに書いてまとめる学習も含めて45分間しっかりと日常の食事を振り返ったり、一日に摂るカルシウムの量について学んだりできました。

 学校給食では「カルシウムたっぷり献立」の日が月に1回あり、今月(22日)はししゃもや色の濃い野菜が出たことを聞いて「あ、そうやったんや」とうなずく子どもたちでした。

授業の最後には、宿題として「カルシウムのことが書いてあるプリントを家に持って帰って、カルシウムにはどんな働きがあって、どんな食べ物に多く入っているのかを家の人に教えてあげてください。」ということが出されました。さあて、子どもたちはしっかり説明できるかな???お家で子どもたちの説明を聞いていてあげてほしいと思います。

 

 

このあどけなさとかわいさが、かえってしんみりさせるんだろうな… ~1年生 6年生を送る会練習~

 今日の5校時、1年生がホールで6年生を送る会の発表練習をしていました。

 「♪いつのことだか(一年中を) 思い出してごらん♪~」の歌にのせて、この1年間、1年生が6年生と過ごした時間やお世話になったことをグループ別に寸劇等で再現します。

 どんな場面を再現したのかは、写真を見ながら想像してみてください。それぞれの場面のキメは「やっぱり6年生は〇〇〇〇です!」と全員で言います。〇〇〇〇にどんな言葉が入るかも、本番までのお楽しみです。

 1年生を見ていると、6年生の皆さんに「感謝の気持ち」をこめて…というよりは、今はまだ「自分たちの発表」を楽しんでいるようです。ひょっとしたら「6年生とお別れする」ということにもまだピンときていないのかもしれません…。しかし、そのあどけなさや天真爛漫な姿が、かえって6年生の心に染み入るものになるのかもしれません。そして、ぐっときている6年生の表情を見て、1年生はまた何かを新たに感じるのかもしれません。

 3月3日(金)の6年生を送る会まで、あと1週間。在校生のたくさんの想いが6年生の心に届きますように…。

竜王ユースブラス ミニ発表会!

 今日の昼休み、町公民館で行われているキッズクラブの一つである「竜王ユースブラス」がミニ演奏会を開いてくれました。今年度の団員は3~6年生合わせて15名。うち竜西っこは、4年生の寺田亜実さんと大門茉白さんと森田友愛さん、そして5年生の齊内光優さんと米田明加さんの5名だけです。つまりあとの10人は竜王小の子どもたちで、今日は給食を早く食べて、西小まで来てくれました。竜王ユースブラスも人数が多かった時は全体で40名くらいいたと思うのですが、そう思うと今は少し寂しい人数になっています。

 今日は残念ながら大門さんがお休みでしたが、あと4名の竜西っこは、とても堂々と演奏してくれました。寺田さんと齊内さんはトランペット、米田さんはバリトン、そして森田さんはユーフォニウムを演奏していました。人数が少ない中なので、しっかりと4人が吹く音が耳に入ってきました。金管楽器は「唇を振動させて音を出す」楽器(決して金属製の楽器という意味ではありません)ですから、まずは「音」を出すのが大変なのですが、みんなしっかりとした音を奏でていたので感心しました。

 ほぼ全校児童が体育館に集まり、ミニ演奏会を楽しませてもらいました。みんなの「音楽を聴く態度」もちゃんとしていて、それもまた感心感心…。

竜王町は、少年野球やスポ少等スポーツ面は申し分ないのですが、音楽などの文化面でもたくさんの子どもたちが活動してくれるといいなと思っています。そういえば、どこの市町にもある「少年少女合唱団」が竜王にはありません。今日の「ミニ演奏会」を聴いて、「ぼく(わたし)も、あんなふうに楽器を演奏してみたいな」と思ってくれる子どもたちがたくさんいたらいいなと思います。あまり難しく構えないで「よし!体験だけでもしてみよう!」って感じでチャレンジしてくれたらと思います。

 ちょうど、3月4日(土)に「公民館フェスタ」でいろんな発表や体験教室があるので、ぜひ楽しんできてくれたらと思います。

少しの時間でしたが、吹奏楽の演奏でゆったりと気持ちのいい時間を過ごさせてもらいました。竜王ユースブラスの皆さん、ありがとうございました。